smart.fm で更新してきた、旧チャンネルブログの文法問題をお届けします。
今週は解答編です。
参加してくださった方、ありがとうございました。
では解答と解説に参りましょう。
問題:( )に適切な英単語を1語入れなさい。
(1)Living as I( )in such a remote country, I seldom have visiters.
解答:do
解説:実は、文頭の Living の正体が分からなければまずお話にならない問題でした。なぜ「~ing形」なのか?
実は
この Living は分詞構文だったのです。
元々の「接続詞+S+V~ の形」にから考えてみましょう。
As I live in such a remote country, I seldom have visiters.
(そのような辺鄙な田舎に住んでいるので、私にはめったに訪問客がいない)
ですね。この英文を分詞構文に書き換えた場合。
→Living in such a remote country, I seldom have visiters.
となります。
で! 分詞構文の強調表現があるのです。
「~ing の分詞構文」の強調は、「as 主語 do」となります。(do のところは、三単現なら does、過去なら didです)
したがって
Living as I do in such a remote country, I seldom have visiters.
となります。
なぜ do かと申しますと、元々の「接続詞+S+V~」で考えた場合、この分詞構文は
As I
live in such a remote country,
↑ここの部分が一般動詞で、これを代動詞で受けた場合 do になるからです。
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(2)Hidden as it ( )by the trees, the tomb was difficult to find.
解答:was
解説:実は、文頭の Hidden の正体が分からなければまずお話にならない問題でした。なぜ「過去分詞」なのか?
実は
この Hidden は分詞構文だったのです。
元々の「接続詞+S+V~ の形」にから考えてみましょう。
As it was hidden by the trees, the tomb was difficult to find.
(木々に隠されていたので、その墓は見つけるのが困難であった)
ですね。この英文を分詞構文に書き換えた場合。
→Hidden by the trees, the tomb was difficult to find.
となります。
で! 分詞構文の強調表現があるのです。
「過去分詞 の分詞構文」の強調は、「as 主語 be」となります。(be のところは、am, are,is, 、過去なら was, were です)
したがって
Hidden as it was by the trees, the tomb was difficult to find.
となります。
なぜ was かと申しますと、元々の「接続詞+S+V~」で考えた場合、この分詞構文は
As it
was hidden by the trees,
↑ここの部分がbeで、これを主語の単複と時制を合わせた形にして用いるからです。
過去分詞の強調は習いにくいですね。でも私は習った覚えはあります。
いかがだったでしょうか? それではまた来週。
問題編
http://q-eng.com/diary/21943
出典
ロイヤル英文法
川田流英語のツボ―熱血講義だ全員集合!!
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