今回は
第4文型(SVOO)です。第4文型の基本は「S は O1に O2を Vする」という訳例になります。
第4文型(SVOO)は基本パターンは3つです。
1・S+V+人+物
2・S+tell+O+that節
3・S+ask+O+疑問詞節
第4文型(SVOO)はOが2つあって、少々ややこしいですね。そこで
・最初のOをO1
・後ろのOをO2
と呼ぶことがあります。つまり(SVOO)は (S V O1 O2)とするわけです。
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1・S+V+人+物
例文
I gave him some money.
S V 人 物
この例文なら S(主語)が I 、V(述語動詞)が gave 、人が him 、物が some money に当ります。
この場合、人(him)がO1、物(some money)がO2 になります。
I gave him some money.
S V O1 O2
です。
第4文型の基本は「S は O1に O2を Vする」という訳例になります。
それに則って↓この英文の訳例を考えましょう。
I gave him some money.
S V O1 O2
「私は 彼に いくらかのお金を 与えた」…という具合になるでしょう。
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2・S+tell+O+that節
例文
I told him that she lived in Kyoto.
S V O1 O2
ピンポイントで tell だけやりましたが、teach などこの類の動詞はあります。
第4文型の基本は「S は O1に O2を Vする」という訳例になります。
でもこの場合は「S は O1に O2と 言う」になります。
だからこの英文だと
→「私は彼に彼女は京都に住んでいると言った」
という訳例になります
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3・S+ask+O+疑問詞節
例文
I asked him where she lived.
S V O1 O2
疑問詞節の部分は、「疑問詞を文頭にし、続きを平叙文にしたもの」を指します。
この例文だったら、元々は「Where
did she live?(彼女はどこに住んでたの?)」が基準です。
ですがこれが↓こうなります。
where she lived
なので I asked him
where she lived. となっています。
そして…
第4文型の基本は「S は O1に O2を Vする」という訳例になります。
でもこの場合は「S は O1に O2と 尋ねる」になります。
したがって、訳例を作ると
→「私は 彼に 彼女がどこに住んでいるか と尋ねた」
となります。
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以上が第4文型のお話でした。
金曜日の夜11時からはいつものニコ生英文法講義です。次回は来週の
月曜日です。
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