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「仮定法」とアンケートにご協力を(解答編+考察編その1)
こんにちは。旧チャンネルブログの流れを汲む日記の水曜日がやってきました。
今週は解答編です。
非常にたくさんの皆様からお返事をいただきました。またアンケートのご解答もありがとうございました。今回はアンケートからの考察のほうがメインかも知れません。とはいえ、問題から行きましょう。(出典:基礎からよくわかる 英文法問題集 旺文社 <なお以下の問題は改題>)
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if があれば、何でも仮定法になるわけではない。「実際にありえないことを仮定するとき」や「過去の事実に反するとき」仮定法と呼ばれる文法が適用される。
仮定法の場合、時制を1つ下げる。つまり「現在時制で書くところは過去形」に、「過去形で書くところは過去完了形」で書く。
そして、仮定法の基本形の場合、if がないほうの節(「帰結節」と呼びます)には would(could, might など)のような「助動詞の過去形」が付く。仮定法の場合、if がないほうの節(「帰結節」と呼びます)には will(can, may など)のような「助動詞の現在形」が付かない。
ここまでよろしいでしょうか?
今度は「仮定法」を確認しましょう。もしあなたが仮定法をよく知らない場合は、ここで「仮定法の基本知識」を学びましょう。「仮定法の基本(仮定法過去・仮定法過去完了)」を学んでください。(スペースアルク「苦手なりの受験英語」/色んな意味で仮定法の謎(4)と(5)まで)
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(1)If Anne ( ) late, we'll go without her.
1.will be 2. is 3.were 4.had been
if がないほうの節(「帰結節」と呼びます)は→「we'll go without her」… will が付いている。だから、この英文は「仮定法」ではないと分かる。(ちなみに「仮定法ではない英文」は(命令文でない限りは)「直説法の英文」と呼びます)
仮定法ではないので、時制は下げない。
今度は、「if のあるほうの節」を見る→「If Anne ( ) late」。ここは「もし、アンが遅れれば」という意味であることは選択肢から分かる。問題は時制。遅れるかどうかは現時点では分からない。「未来において」遅れる場合、のはずである。では「will be」であろうか?
しかし、ここでもう1つの文法が絡む。それはここでやった「時・条件を表す副詞節は未来のことでも現在時制で書く」というルールである。このリンク先には説明が書かれています。長いのですが、「時・条件を表す副詞節は未来のことでも現在時制で書く」という文法を知らない人は必ず読んでください)
問題文の「If Anne ( ) late」は、「条件を表す副詞節」である。したがって、未来のことでも【現在時制】で書く。だから正解は
(1)If Anne ( is ) late, we’ll go without her.(もしアンが遅れたら、彼女なしで行こう)
となる。
(2)If I ( )her phone number, I would call her.
1.will know 2.know 3.knew 4.had known
if がないほうの節(「帰結節」と呼びます)は→「I would call her」… would が付いている。だから、この英文は「仮定法」だと分かる。
「I would call her」は→「B would [原形V] …」の形である。だから→「(ここの)仮定法過去(の公式(1))」と分かる。この公式に当てはめれば分かるとおり、「if があるほう」は「If A [過去形V]~」、になる。したがって、正解は
(2)If I ( knew )her phone number, I would call her.(もし彼女の電話番号を知ってれば、彼女に電話をかけるのだが)
となる。
(3)I ( )a taxi if I had realized that it was such a long way.
1.would take 2.would have taken 3.took 4.could take 5.had taken
if がある節は→「if I had realized that it was such a long way」… 述語動詞の部分が had+過去分詞。この形は「(ここの)仮定法過去完了(の公式(2))」の「if があるほう」→「If A [had +過去分詞]~」に符合する。したがって仮定法過去完了。だからこの公式に当てはめる。→「if がないほう」は「B [would have 過去分詞]…」になる。したがって、正解は
(3)I ( would have taken )a taxi if I had realized that it was such a long way.(もし、それがそんな長い道のりだと知っていたら、タクシーを拾ったのに)
となる。
以上が、問題の解説でした。どうでしょう? 難しく感じられたでしょうか?
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さて、ではアンケートの方の話題に参りましょう。
このアンケートの趣旨は2つありました。それは
(1)仮定法が苦手な人の原因を探る
(2)それを踏まえると、皆様にあった英語学習が分かるのではないか?
ということでした。
皆様は巷で「仮定法は難しい」という声を聞きませんか? これが昔の私には不思議でたまりませんでした。私にとって「仮定法」は、「ものすごく簡単、英語で1番簡単、超楽勝。仮定法が苦手な人がこの世にいるとは到底思えないほど、アホみたいに簡単」と思えるのです。
私は元々英語がスーパー苦手でした。浪人のときの最初の模試の英語の偏差値は30.5でした。しかし当時の私でも「仮定法」を学習したときは楽に感じられたのでした。
ところが!
当時の友人Aは、既に英語の偏差値70台の凄い人でした。その彼が「仮定法の問題だけは間違いを連発していた」のです。仮定法学習時の予習では、私のほうが正答率が良かったのです。
このことから、私は↓こう考えているのです
・仮定法をやさしく感じ、正解率が良いほうが、語学音痴(語学の才能が乏しい)
・仮定法を難しく感じ、正答率が悪いほうが、語学の才能が高い!
一見「逆」のようですが、仮定法に関しては↑これが言えるのではないかと思います。
ではまずは、全体のアンケート(68人:無回答などを含む)結果を表にしてみます。右に「仮定法が嫌い・大嫌い(合計20人)」とした人だけの人のケースを表示してみます。
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(1)If Anne ( ) late, we’ll go without her.
1.will be 6人(9.5%) 1人(5%)
2. is 53人(84.1%) 18人(90%)
3.were 0人(0.0%) 0人(0%)
4.had been 1人(1.6%) 0人(0%)
一言:仮定法ではないこの問題は正答率が良かった
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(2)If I ( )her phone number, I would call her.
1.will know 0人(0.0%) 0人(0%)
2.know 3人(4.8%) 0人(0%)
3.knew 50人(79.4%) 15人(75%)
4.had known 8人(12.7%) 4人(20%)
一言:仮定法だと少し正答率が下がります
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(3)I ( )a taxi if I had realized that it was such a long way.
1.would take 6人(9.5%) 1人(5%)
2.would have taken 44人(69.8%) 15人(75%)
3.took 8人(12.7%) 2人(10%)
4.could take 0人(0.0%) 0人(0%)
5.had taken 1人(1.6%) 0人(0%)
一言:仮定法過去完了のほうがさらに悪いですね
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(4)あなたが中学生のとき、あなたは英語が
1.大好きだった 8人(12.7%) 3人(15%)
2.好きだった 29人(46.0%) 9人(45%)
3.普通 10人(15.9%) 4人(20%)
4嫌いだった 5人(7.9%) 2人(4%)
5.大嫌いだった 10人(15.9%) 2人(4%)
「大好き+好き」で「37人」58.7%。「嫌い+大嫌い」で「15人」23.8%。「嫌い」の約2.5倍も「好き」である ちなみに私ならば5。
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(5)あなたが高校生(もしくはその時期)のとき、あなたは英語が
1.大好きだった 4人(6.3%) 1人(5%)
2.好きだった 23人(36.5%) 8人(40%)
3.普通 13人(20.6%) 4人(20%)
4嫌いだった 7人(11.1%) 3人(15%)
5.大嫌いだった 15人(23.8%) 4人(20%)
「大好き+好き」で「27人」42.9%。「嫌い+大嫌い」で「22人」34.9%。「好き」が大きく減り過半数を割る。「嫌い」が増え、大きく差が縮まる。 ちなみに「英語のセンス0の私」は5。
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(6)あなたが小学校のとき、あなたは「算数」が
1.大好きだった 15人(23.8%) 4人(20%)
2.好きだった 12人(19.0%) 6人(30%)
3.普通 22人(34.9%) 4人(20%)
4嫌いだった 9人(14.3%) 3人(15%)
5.大嫌いだった 4人(6.3%) 3人(15%)
「大嫌い+嫌い」でも13人(20.6%)。これは、高校のとき英語が「大嫌い+嫌い」の22人(34.9%)を大きく下回る。これは意外だった。 ちなみに「英語のセンス0の私」は1。
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(7)「仮定法」と聞くと
1.条件反射的に強烈に「嫌!」と思う 6人(9.5%) 6人(30%)
2.普通に「嫌」だ! 14人(22.2%) 14人(70%)
3.普通(別に好き嫌いなんてない。特に仮定法だから嫌だということはない)34人(54.0%)
4.普通に「好き」 4人(6.3%)
5.条件反射的に強烈に「好き!」と思う 0人(0.0%)
6.実は「仮定法」がまだ何かよく分からない。知らない。6人(9.5%)
仮定法嫌いな人(大嫌い+嫌い)は両方足して20人(31.7%)。3人に1人弱は仮定法が嫌いと分かった。ちなみに、高校時に英語が嫌いな人(大嫌い+嫌い)は22人(34.9%)なので、それよりは少ない。 ちなみに「英語のセンス0の私」は5。
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(8)今回の仮定法の問題を見たとき
1.「うわ!嫌!」と反射的に思った 3人(4.8%) 3人(15%)
2.普通に「嫌」と思った 15人(23.8%) 10人(50%)
3.普通(別に好き嫌いなんてない) 21人(33.3%) 3人(15%)
4.今日は「楽だ」と思った 13人(20.6%) 4人(20%)
5.「やった~今回はスゲエ楽だ」と思った 2人(3.2%) 0人(0%)
6.実は「仮定法」がまだ何かよく知らないので、なんとも思わなかった。7人(11.1%) 0人(%)
今回の問題は仮定法でも「基本問題」だった。その所為もあるのだろうか、1+2でも18人(28.6%)と、上の質問よりも減っている。楽(4+5)と思った人は15人(23.8%)で、4人に1人弱は、仮定法でも「楽」であった ちなみに「英語のセンス0の私」は5。
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(9)今回の仮定法の問題を
1.勘で解いた 19人(30.2%) 5人(25%)
2.調べて解いた 2人(3.2%) 1人(5%)
3.知っている知識で解いた 40人(63.5%) 13人(65%)
仮定法は、多くの人が勘では解いていないことが分かる。(調べた+知識で解いた)で42人(66%)。ちょうど3人に2人が勘を使っていないことが分かる ちなみに「英語のセンス0の私」は3。
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(10)今回の仮定法の問題の自分の答えがあっているかどうか
1、正直自信がない。 33人(52.4%) 13人(65%)
2、自信はそこそこ。 21人(33.3%) 5人(25%)
3、めちゃくちゃ自信がある。7人(11.1%) 1人(5%)
それでも、自信がない人が過半数を上回った。最も過半数を少し上回った程度である ちなみに「英語のセンス0の私」は3。
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(11)今回の仮定法の問題を
1.はっきり言って激烈に悩んだ 3人(4.8%) 2人(10%)
2.(いつも以上に)悩んだ 3人(4.8%) 0人(0%)
3.(いつもと同じくらい)悩んだ 10人(15.6%) 4人(20%)
4.(いつもよりは)悩まなかったがどちらかといえば悩んだほうだった 7人(11.1%) 3人(15%)
5.別に悩まず、勘で解いた 14人(22.2%) 3人(15%)
6.別に悩まず、調べて解いた 1人(1.6%) 1人(5%)
7.別に悩まず、知っている知識で解いた 22人(34.9%) 5人(25%)
8.何だ?このどえらいやさしい問題は?バカにしてるのか? と思いながら楽勝で解いた。0人(0.0%)0人(0%)
悩んだ(1~4)が23人(36.5%)。悩まなかった(5~8)が37人(58.7%)。最も多かったのが「7.別に悩まず、知っている知識で解いた 22人(34.9%)」。これは意外だった。10人中6人弱は、仮定法の問題といえども、悩まなかったのだ! ちなみに「英語のセンス0の私」は8。
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(12)次の要素を、(やらなくちゃならないから)という義務感ではなく(純粋にやりたい!)という気持ちから、「学習したい要素」を、【学びたい気持ちが強い順】に並べてください。
・英会話の練習 ・例文覚え ・文法の勉強 ・ヒアリングの訓練 ・スピーキングの訓練 ・長文読解の訓練 ・単語覚え
(ここは別枠) ちなみに「英語のセンス0の私」は。文法>長文>単語>スピーキング>ヒアリング>英会話>例文
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(13)(何かの偶然などで接する)英文を見ると
1.大体こんな意味だろうなあ、と想像する(しっかり、日本語の和訳を思い浮かべない)47人(74.6%) 13人(65%)
2.正確に「こんな意味だ」と把握する。(しっかり、日本語の和訳を思い浮かべる) 6人(9.5%) 4人(20%)
3.まるで翻訳家が作るぐらいの日本語の「意訳例」を、きっちり作る(頭の中で) 0人(0.0%) 0人(0%)
4.英文を読むけれど、わざわざ意味など考えない。 6人(9.5%) 4人(20%)
5.英文を見ないし読まない。 3人(4.8%) 1人(5%)
圧倒的に、日本語の訳例を考えない人が多いことに私は驚いている ちなみに「英語のセンス0の私」は5。
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(14) 英語の学習中に、英文に接するとき
1.大体こんな意味だろうなあ、と想像する(しっかり、日本語の和訳を思い浮かべない)45人(71.4%) 13人(65%)
2.正確に「こんな意味だ」と把握する。(しっかり、日本語の和訳を思い浮かべる) 12人(19.0%) 6人(30%)
3.まるで翻訳家が作るぐらいの日本語の「意訳例」を、きっちり作る(頭の中で) 0人(0.0%) 0人(0%)
4.英文を読むけれど、わざわざ意味など考えない。 4人(6.3%) 1人(5%)
5.英文を見ないし読まない。 0人(0.0%) 0人(0%)
圧倒的に、日本語の訳例を考えない人が多いことに私は驚いている。上に比べ若干訳例を考える人が増えているが、それにしても私の予想よりも少なかった ちなみに「英語のセンス0の私」は3。
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(15) 単語を覚えるとき
1.例文と同時に覚える(むしろ例文を覚える 単語は覚えてないかもしれないw) 11人(17.5%) 3人(15%)
2.例文も参考にしながら、単語を覚える(例文はできるだけ覚える) 26人(41.3%) 8人(40%)
3.例文も参考にしながら、単語を覚える(例文を覚える気はない) 18人(28.6%) 7人(35%)
4.例文をあまり参考にせず、単語を覚える 2人(3.2%) 1人(5%)
5.例文を全く参考にせず、単語のみを覚える 2人(3.2%) 1人(5%)
例文を活用する人(1+2)は37人(58.7%)で、これは私の予想通りであった ちなみに「英語のセンス0の私」は3。(昔は5だった)
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(16) 高校時代(浪人した人は浪人時代も含む)に、英語の「リーダー(長文読解)」のような授業で、あなたは授業に臨む前に、予習として、【最低半年間】は
1.きっきりノートに和訳例を書き、授業で訂正した経験がある。 13人(20.6%) 6人(30%)
2.予習はしていたが、ノートに和訳例は書いていない。頭の中でなんとなく意味は把握していた 8人(12.7%) 4人(20%)
3.予習で和訳例を書き、授業で訂正した、という経験がなくはないが、半年もやってない 17人(27.0%) 5人(25%)
4.予習で和訳例を書き、授業で訂正した、という経験が全くない。 22人(34.9%) 5人(25%)
和訳例を半年は書いていた人が13人(20.6%)というのは「少ない!」と私は思った。その経験が全くない人が22人(34.9%)というのはもっと驚いた。3人に1人以上は、和訳訂正訓練をしたことがないのか…。 ちなみに「英語のセンス0の私」は1。
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(17) あなたは海外旅行が
1.大好き 28人(44.4%) 8人(40%)
2.好き 23人(36.5%) 7人(35%)
3.普通 6人(9.5%) 2人(10%)
4.興味がない 5人(7.9%) 3人(15%)
5.嫌い(できるだけ行きたくない)0人(0.0%) 0人(0%)
6.強烈に嫌い! 0人(0.0%) 0人(0%)
嫌いが0名というのはビックリした。(それは私が嫌いだからである)。大好きが28人(44.4%)でマジョリティ。「大好き+好き」は51人(81.0%)で圧倒的。5人中4人以上が海外旅行に興味を持っていることがよく分かった ちなみに「英語のセンス0の私」は6。
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(18) あなたは洋楽が
1.大好き 18人(28.6%) 6人(30%)
2.好き 25人(39.7%) 9人(45%)
3.普通 17人(27.0%) 5人(25%)
4.興味がない 2人(3.2%) 0人(0%)
5.嫌い(できるだけ聞きたくない)0人(0.0%) 0人(0%)
6.強烈に嫌い! 0人(0.0%) 0人(0%)
嫌いが0名というのはビックリした。(それは私が嫌いだからである)。「大好き+好き」は43人(68.3%)。3人中2人以上が洋楽に興味を持っていることがよく分かった ちなみに「英語のセンス0の私」は6。
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(19) あなたは、純粋な「歴史」が
1.大好き 16人(25.4%) 6人(30%)
2.好き 18人(28.6%) 6人(30%)
3.普通 14人(22.2%) 3人(15%)
4.興味がない 8人(12.7%) 2人(10%)
5.嫌い(できるだけ考えたくない)3人(4.8%) 1人(5%)
6.強烈に嫌い! 3人(4.8%) 2人(10%)
「歴史」の項目を出すと、「嫌い+大嫌い」が6名(9.5%)もいらした。もっとも私の予想ではもっと多いと踏んでいた。また「科学嫌い」よりも歴史嫌いの方が1人多く、「強烈に嫌い」は2人多いことに少し驚いている。「大好き+好き」で34人(54.0%)は結構意外だった。少なくとも過半数は割るだろう、と踏んでいたが、過半数を超えていた。しかもこの1~6の中のマジョリティは「好き」で18人(28.6%)。これはかなり意外だった ちなみに「英語のセンス0の私」は1。
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(20) あなたは、「科学」が
1.大好き 11人(17.5%) 3人(15%)
2.好き 15人(23.8%) 5人(25%)
3.普通 19人(30.2%) 5人(25%)
4.興味がない 12人(19.0%) 4人(20%)
5.嫌い(できるだけ考えたくない)4人(6.3%) 2人(10%)
6.強烈に嫌い! 1人(1.6%) 1人(5%)
「大好き+好き」が26人(41.3%)。「歴史好き」よりも少ないとは意外だった。「嫌い+大嫌い」は5人(7.9%)で、「歴史嫌い」よりも1人少ない。マジョリティは「普通」で19人(30.2%)。別に科学を毛嫌いしている人が多いわけではないことが分かった ちなみに「英語のセンス0の私」は1。
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(21)あなたは読書が
1.大好き 17人(27.0%) 6人(30%)
2.好き 26人(41.3%) 10人(50%)
3.普通 14人(22.2%) 2人(10%)
4.興味がない 1人(1.6%) 0人(0%)
5.嫌い(あまり読まないない) 3人(4.8%) 1人(5%)
6.大嫌いで読書を拒絶中! 1人(1.6%) 1人(5%)
「大好き+好き」で43人(68.3%)。3人に2人以上は好きであることが分かった ちなみに「英語のセンス0の私」は5。
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(22)あなたは、【現在】何かしらアニメやゲームやマンガに対して
1.めちゃくちゃ楽しんでいる。めちゃくちゃ興味がある。というかそれのみで生きている。同じ趣味の友人ばかりいる! 3人(4.8%) 2人(10%)
2.興味はあるほうだと思う。それなりに【現在】のこのあたりの文化に詳しいし、好き。同じ趣味の友人多し! 9人(14.3%) 3人(15%)
3.それなり、、かな?? しかし「ある」と断言できるほどではない。 31人(49.2%) 8人(40%)
4.興味なし 17人(27.0%) 7人(35%)
5.嫌い。 1人(1.6%) 0人(0%)
6.この上なく嫌い! キモイかも! 0人(0.0%) 0人(0%)
1+2で12人(19.0%)か。5人に2人以下が、オタク文化に詳しいわけか。む~~。ちょうど科学に興味が「普通」と答えたのと同じ割合だな~。 ちなみに「英語のセンス0の私」は1。
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以上がデータでした。
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それではこのデータから何が分かるか、吟味しましょう。
これからもっと吟味するつもりではありますが、とりあえず
・「全体」と「仮定法に苦手意識がある人」
のデータで分かることを考えてみます。
このデータを測る前、私は「以下の人たちが、仮定法に苦手意識を持つのだろう」と考えていました
・例文で覚えようとする人
・歴史が嫌いな人
・科学が嫌いな人
・算数が嫌いだった人
・海外旅行が好きな人
・洋楽が好きな人
しかし、↑これらの項目を比較してみました。するとどうでしょう。「全体」と「仮定法に苦手意識がある人」の両者にほとんど差がないことが分かりました。ほとんどパーセンテージが同じでした。
差が激しい箇所はどこか?、それはとても「意外な」場所でした。
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(13)(何かの偶然などで接する)英文を見ると
1.大体こんな意味だろうなあ、と想像する(しっかり、日本語の和訳を思い浮かべない)47人(74.6%) 13人(65%)
2.正確に「こんな意味だ」と把握する。(しっかり、日本語の和訳を思い浮かべる) 6人(9.5%) 4人(20%)
3.まるで翻訳家が作るぐらいの日本語の「意訳例」を、きっちり作る(頭の中で) 0人(0.0%) 0人(0%)
4.英文を読むけれど、わざわざ意味など考えない。 6人(9.5%) 4人(20%)
5.英文を見ないし読まない。 3人(4.8%) 1人(5%)
―――――――――――――
(14) 英語の学習中に、英文に接するとき
1.大体こんな意味だろうなあ、と想像する(しっかり、日本語の和訳を思い浮かべない)45人(71.4%) 13人(65%)
2.正確に「こんな意味だ」と把握する。(しっかり、日本語の和訳を思い浮かべる) 12人(19.0%) 6人(30%)
3.まるで翻訳家が作るぐらいの日本語の「意訳例」を、きっちり作る(頭の中で) 0人(0.0%) 0人(0%)
4.英文を読むけれど、わざわざ意味など考えない。 4人(6.3%) 1人(5%)
5.英文を見ないし読まない。 0人(0.0%) 0人(0%)
―――――――――――――
(16) 高校時代(浪人した人は浪人時代も含む)に、英語の「リーダー(長文読解)」のような授業で、あなたは授業に臨む前に、予習として、【最低半年間】は
1.きっきりノートに和訳例を書き、授業で訂正した経験がある。 13人(20.6%) 6人(30%)
2.予習はしていたが、ノートに和訳例は書いていない。頭の中でなんとなく意味は把握していた 8人(12.7%) 4人(20%)
3.予習で和訳例を書き、授業で訂正した、という経験がなくはないが、半年もやってない 17人(27.0%) 5人(25%)
4.予習で和訳例を書き、授業で訂正した、という経験が全くない。 22人(34.9%) 5人(25%)
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仮定法に苦手意識がある人は、そうでない人に比べて「日本語の和訳例を思い浮かべる人の割合が多い」「和訳訂正演習を経験した率が高い」
しかし、実際の仮定法の問題の正答率は、「全体」と「仮定法に苦手意識がある人」の両者にほとんど差がない。
これは全く「意外」でした。
このことから、導き出されることは、↓こういうことではないでしょうか?
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もちろん、例外はあります。私は、和訳例をできるだけ作る人ですが、仮定法は大の得意です。
だから、「まだ別の観点」がある、と思っています。
それについては、明日また考察しようと思います。
皆様のコメントのお返しは、その後になります。恐れ入りますが、もう少々お待ちください。
m(_ _)m
※コメントのお返事は、30日(土)中になる見込みです。恐れ入りますがもう少々お待ちください。
明日さらに続きを書きます。 ※続きできました↓(29日)
http://q-eng.com/diary/2157
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