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mouthbirdさんの日記

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2009年
05月27日
14:56 mouthbirdさん

「仮定法」とアンケートにご協力を(解答編+考察編その1)

こんにちは。旧チャンネルブログの流れを汲む日記の水曜日がやってきました。
今週は解答編です。


非常にたくさんの皆様からお返事をいただきました。またアンケートのご解答もありがとうございました。今回はアンケートからの考察のほうがメインかも知れません。とはいえ、問題から行きましょう。(出典:基礎からよくわかる 英文法問題集 旺文社 <なお以下の問題は改題>)



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問題:次の(1)~(3)の(   )に入れるのに、最も適切なものを、各文の下に示した語句の中から選び、番号で答えなさい。

(1)If Anne (   ) late, we’ll go without her.
   1.will be  2. is  3.were  4.had been

(2)If I (   )her phone number, I would call her.
   1.will know  2.know  3.knew  4.had known(直前まで3と記載していました)

(3)I (     )a taxi if I had realized that it was such a long way.
   1.would take  2.would have taken  3.took  4.could take  5.had taken


解答
(1)-2
 (1)If Anne ( is ) late, we’ll go without her.

(2)-3
 (2)If I ( knew )her phone number, I would call her.

(3)-2
 (3)I ( would have taken )a taxi if I had realized that it was such a long way.


解説

まず、(1)~(3)に共通する解説。

if があれば、何でも仮定法になるわけではない。「実際にありえないことを仮定するとき」や「過去の事実に反するとき」仮定法と呼ばれる文法が適用される。




仮定法の場合、時制を1つ下げる。つまり「現在時制で書くところは過去形」に、「過去形で書くところは過去完了形」で書く。




そして、仮定法の基本形の場合、if がないほうの節(「帰結節」と呼びます)には wouldcould, might など)のような「助動詞の過去形」が付く。仮定法の場合、if がないほうの節(「帰結節」と呼びます)には willcan, may など)のような「助動詞の現在形」が付かない





ここまでよろしいでしょうか?







今度は「仮定法」を確認しましょう。もしあなたが仮定法をよく知らない場合は、ここで「仮定法の基本知識」を学びましょう。「仮定法の基本仮定法過去仮定法過去完了)」を学んでください。(スペースアルク「苦手なりの受験英語」/色んな意味で仮定法の謎(4)(5)まで)





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(1)If Anne (   ) late, we'll go without her.
   1.will be  2. is  3.were  4.had been
if がないほうの節(「帰結節」と呼びます)は→「we'll go without her」… will が付いている。だから、この英文は「仮定法」ではないと分かる。(ちなみに「仮定法ではない英文」は(命令文でない限りは)「直説法の英文」と呼びます)
 仮定法ではないので、時制は下げない。
今度は、「if のあるほうの節」を見る→「If Anne (   ) late」。ここは「もし、アンが遅れれば」という意味であることは選択肢から分かる。問題は時制。遅れるかどうかは現時点では分からない。「未来において」遅れる場合、のはずである。では「will be」であろうか?
 しかし、ここでもう1つの文法が絡む。それはここでやった「時・条件を表す副詞節は未来のことでも現在時制で書く」というルールである。このリンク先には説明が書かれています。長いのですが、「時・条件を表す副詞節は未来のことでも現在時制で書く」という文法を知らない人は必ず読んでください)
 問題文の「If Anne (   ) late」は、「条件を表す副詞節」である。したがって、未来のことでも【現在時制】で書く。だから正解は
(1)If Anne ( is ) late, we’ll go without her.(もしアンが遅れたら、彼女なしで行こう)
となる。





(2)If I (   )her phone number, I would call her.
   1.will know  2.know  3.knew  4.had known
if がないほうの節(「帰結節」と呼びます)は→「I would call her」… would が付いている。だから、この英文は「仮定法」だと分かる。
 「I would call her」は→「B would [原形V] …」の形である。だから→「(ここの)仮定法過去(の公式(1))」と分かる。この公式に当てはめれば分かるとおり、「if があるほう」は「If A [過去形V]~」、になる。したがって、正解は
(2)If I ( knew )her phone number, I would call her.(もし彼女の電話番号を知ってれば、彼女に電話をかけるのだが)
となる。





(3)I (     )a taxi if I had realized that it was such a long way.
   1.would take  2.would have taken  3.took  4.could take  5.had taken
if がある節は→「if I had realized that it was such a long way」… 述語動詞の部分が had+過去分詞。この形は「(ここの)仮定法過去完了(の公式(2))」の「if があるほう」→「If A [had +過去分詞]~」に符合する。したがって仮定法過去完了。だからこの公式に当てはめる。→「if がないほう」は「B [would have 過去分詞]…」になる。したがって、正解は
(3)I ( would have taken )a taxi if I had realized that it was such a long way.(もし、それがそんな長い道のりだと知っていたら、タクシーを拾ったのに)
となる。





以上が、問題の解説でした。どうでしょう? 難しく感じられたでしょうか?







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さて、ではアンケートの方の話題に参りましょう。




このアンケートの趣旨は2つありました。それは
(1)仮定法が苦手な人の原因を探る
(2)それを踏まえると、皆様にあった英語学習が分かるのではないか?
ということでした。




皆様は巷で「仮定法は難しい」という声を聞きませんか? これが昔の私には不思議でたまりませんでした。私にとって「仮定法」は、「ものすごく簡単、英語で1番簡単、超楽勝。仮定法が苦手な人がこの世にいるとは到底思えないほど、アホみたいに簡単」と思えるのです。




私は元々英語がスーパー苦手でした。浪人のときの最初の模試の英語の偏差値は30.5でした。しかし当時の私でも「仮定法」を学習したときは楽に感じられたのでした。




ところが!




当時の友人Aは、既に英語の偏差値70台の凄い人でした。その彼が「仮定法の問題だけは間違いを連発していた」のです。仮定法学習時の予習では、私のほうが正答率が良かったのです。




このことから、私は↓こう考えているのです
・仮定法をやさしく感じ、正解率が良いほうが、語学音痴(語学の才能が乏しい)
・仮定法を難しく感じ、正答率が悪いほうが、語学の才能が高い!




一見「逆」のようですが、仮定法に関しては↑これが言えるのではないかと思います。




ではまずは、全体のアンケート(68人:無回答などを含む)結果を表にしてみます。右に「仮定法が嫌い・大嫌い(合計20人)」とした人だけの人のケースを表示してみます。




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(1)If Anne (   ) late, we’ll go without her.
1.will be  6人(9.5%) 1人(5%)
2. is    53人(84.1%) 18人(90%)
3.were    0人(0.0%) 0人(0%)
4.had been  1人(1.6%) 0人(0%)
一言:仮定法ではないこの問題は正答率が良かった




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(2)If I (   )her phone number, I would call her.
1.will know 0人(0.0%) 0人(0%)
2.know   3人(4.8%) 0人(0%)
3.knew   50人(79.4%) 15人(75%)
4.had known 8人(12.7%) 4人(20%)
一言:仮定法だと少し正答率が下がります




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(3)I (     )a taxi if I had realized that it was such a long way.
1.would take    6人(9.5%) 1人(5%)
2.would have taken 44人(69.8%) 15人(75%)
3.took       8人(12.7%) 2人(10%)
4.could take    0人(0.0%) 0人(0%)
5.had taken     1人(1.6%) 0人(0%)
一言:仮定法過去完了のほうがさらに悪いですね




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(4)あなたが中学生のとき、あなたは英語が
1.大好きだった   8人(12.7%) 3人(15%)
2.好きだった    29人(46.0%) 9人(45%)
3.普通       10人(15.9%) 4人(20%)
4嫌いだった     5人(7.9%) 2人(4%)
5.大嫌いだった   10人(15.9%) 2人(4%)
「大好き+好き」で「37人」58.7%。「嫌い+大嫌い」で「15人」23.8%。「嫌い」の約2.5倍も「好き」である ちなみに私ならば5。




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(5)あなたが高校生(もしくはその時期)のとき、あなたは英語が
1.大好きだった   4人(6.3%) 1人(5%)
2.好きだった    23人(36.5%) 8人(40%)
3.普通       13人(20.6%) 4人(20%)
4嫌いだった     7人(11.1%) 3人(15%)
5.大嫌いだった   15人(23.8%) 4人(20%)
「大好き+好き」で「27人」42.9%。「嫌い+大嫌い」で「22人」34.9%。「好き」が大きく減り過半数を割る。「嫌い」が増え、大きく差が縮まる。 ちなみに「英語のセンス0の私」は5。




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(6)あなたが小学校のとき、あなたは「算数」が
1.大好きだった   15人(23.8%) 4人(20%)
2.好きだった    12人(19.0%) 6人(30%)
3.普通       22人(34.9%) 4人(20%)
4嫌いだった     9人(14.3%) 3人(15%)
5.大嫌いだった   4人(6.3%) 3人(15%)
「大嫌い+嫌い」でも13人(20.6%)。これは、高校のとき英語が「大嫌い+嫌い」の22人(34.9%)を大きく下回る。これは意外だった。 ちなみに「英語のセンス0の私」は1。




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(7)「仮定法」と聞くと
1.条件反射的に強烈に「嫌!」と思う      6人(9.5%) 6人(30%)
2.普通に「嫌」だ!              14人(22.2%) 14人(70%)
3.普通(別に好き嫌いなんてない。特に仮定法だから嫌だということはない)34人(54.0%)
4.普通に「好き」               4人(6.3%)
5.条件反射的に強烈に「好き!」と思う     0人(0.0%)
6.実は「仮定法」がまだ何かよく分からない。知らない。6人(9.5%)
仮定法嫌いな人(大嫌い+嫌い)は両方足して20人(31.7%)。3人に1人弱は仮定法が嫌いと分かった。ちなみに、高校時に英語が嫌いな人(大嫌い+嫌い)は22人(34.9%)なので、それよりは少ない。 ちなみに「英語のセンス0の私」は5。




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(8)今回の仮定法の問題を見たとき
1.「うわ!嫌!」と反射的に思った       3人(4.8%) 3人(15%)
2.普通に「嫌」と思った            15人(23.8%) 10人(50%)
3.普通(別に好き嫌いなんてない)       21人(33.3%) 3人(15%)
4.今日は「楽だ」と思った           13人(20.6%) 4人(20%)
5.「やった~今回はスゲエ楽だ」と思った    2人(3.2%) 0人(0%)
6.実は「仮定法」がまだ何かよく知らないので、なんとも思わなかった。7人(11.1%) 0人(%)
今回の問題は仮定法でも「基本問題」だった。その所為もあるのだろうか、1+2でも18人(28.6%)と、上の質問よりも減っている。楽(4+5)と思った人は15人(23.8%)で、4人に1人弱は、仮定法でも「楽」であった ちなみに「英語のセンス0の私」は5。




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(9)今回の仮定法の問題を
1.勘で解いた       19人(30.2%) 5人(25%)
2.調べて解いた      2人(3.2%) 1人(5%)
3.知っている知識で解いた 40人(63.5%) 13人(65%)
仮定法は、多くの人が勘では解いていないことが分かる。(調べた+知識で解いた)で42人(66%)。ちょうど3人に2人が勘を使っていないことが分かる ちなみに「英語のセンス0の私」は3。




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(10)今回の仮定法の問題の自分の答えがあっているかどうか
1、正直自信がない。    33人(52.4%) 13人(65%)
2、自信はそこそこ。    21人(33.3%) 5人(25%)
3、めちゃくちゃ自信がある。7人(11.1%) 1人(5%)
それでも、自信がない人が過半数を上回った。最も過半数を少し上回った程度である ちなみに「英語のセンス0の私」は3。




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(11)今回の仮定法の問題を
1.はっきり言って激烈に悩んだ              3人(4.8%) 2人(10%)
2.(いつも以上に)悩んだ                3人(4.8%) 0人(0%)
3.(いつもと同じくらい)悩んだ             10人(15.6%) 4人(20%)
4.(いつもよりは)悩まなかったがどちらかといえば悩んだほうだった 7人(11.1%) 3人(15%)
5.別に悩まず、勘で解いた                14人(22.2%) 3人(15%)
6.別に悩まず、調べて解いた               1人(1.6%) 1人(5%)
7.別に悩まず、知っている知識で解いた          22人(34.9%) 5人(25%)
8.何だ?このどえらいやさしい問題は?バカにしてるのか? と思いながら楽勝で解いた。0人(0.0%)0人(0%)
悩んだ(1~4)が23人(36.5%)。悩まなかった(5~8)が37人(58.7%)。最も多かったのが「7.別に悩まず、知っている知識で解いた 22人(34.9%)」。これは意外だった。10人中6人弱は、仮定法の問題といえども、悩まなかったのだ! ちなみに「英語のセンス0の私」は8。




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(12)次の要素を、(やらなくちゃならないから)という義務感ではなく(純粋にやりたい!)という気持ちから、「学習したい要素」を、【学びたい気持ちが強い順】に並べてください。
 ・英会話の練習 ・例文覚え ・文法の勉強 ・ヒアリングの訓練 ・スピーキングの訓練 ・長文読解の訓練 ・単語覚え
(ここは別枠) ちなみに「英語のセンス0の私」は。文法>長文>単語>スピーキング>ヒアリング>英会話>例文


(※これについては↓ここのちょうど真ん中辺にある<ネタバレ> 【やりたい学習要素の順番について】をご覧ください)
http://q-eng.com/diary/2157

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(13)(何かの偶然などで接する)英文を見ると
1.大体こんな意味だろうなあ、と想像する(しっかり、日本語の和訳を思い浮かべない)47人(74.6%) 13人(65%)
2.正確に「こんな意味だ」と把握する。(しっかり、日本語の和訳を思い浮かべる)  6人(9.5%) 4人(20%)
3.まるで翻訳家が作るぐらいの日本語の「意訳例」を、きっちり作る(頭の中で)   0人(0.0%) 0人(0%)
4.英文を読むけれど、わざわざ意味など考えない。                 6人(9.5%) 4人(20%)
5.英文を見ないし読まない。                           3人(4.8%) 1人(5%)
圧倒的に、日本語の訳例を考えない人が多いことに私は驚いている ちなみに「英語のセンス0の私」は5。




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(14) 英語の学習中に、英文に接するとき
1.大体こんな意味だろうなあ、と想像する(しっかり、日本語の和訳を思い浮かべない)45人(71.4%) 13人(65%)
2.正確に「こんな意味だ」と把握する。(しっかり、日本語の和訳を思い浮かべる)  12人(19.0%) 6人(30%)
3.まるで翻訳家が作るぐらいの日本語の「意訳例」を、きっちり作る(頭の中で)   0人(0.0%) 0人(0%)
4.英文を読むけれど、わざわざ意味など考えない。                 4人(6.3%) 1人(5%)
5.英文を見ないし読まない。                           0人(0.0%) 0人(0%)
圧倒的に、日本語の訳例を考えない人が多いことに私は驚いている。上に比べ若干訳例を考える人が増えているが、それにしても私の予想よりも少なかった ちなみに「英語のセンス0の私」は3。




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(15) 単語を覚えるとき
1.例文と同時に覚える(むしろ例文を覚える 単語は覚えてないかもしれないw)   11人(17.5%) 3人(15%)
2.例文も参考にしながら、単語を覚える(例文はできるだけ覚える)         26人(41.3%) 8人(40%)
3.例文も参考にしながら、単語を覚える(例文を覚える気はない)          18人(28.6%) 7人(35%)
4.例文をあまり参考にせず、単語を覚える                     2人(3.2%) 1人(5%)
5.例文を全く参考にせず、単語のみを覚える                    2人(3.2%) 1人(5%)
例文を活用する人(1+2)は37人(58.7%)で、これは私の予想通りであった ちなみに「英語のセンス0の私」は3。(昔は5だった)




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(16) 高校時代(浪人した人は浪人時代も含む)に、英語の「リーダー(長文読解)」のような授業で、あなたは授業に臨む前に、予習として、【最低半年間】は
1.きっきりノートに和訳例を書き、授業で訂正した経験がある。             13人(20.6%) 6人(30%)
2.予習はしていたが、ノートに和訳例は書いていない。頭の中でなんとなく意味は把握していた 8人(12.7%) 4人(20%)
3.予習で和訳例を書き、授業で訂正した、という経験がなくはないが、半年もやってない 17人(27.0%) 5人(25%)
4.予習で和訳例を書き、授業で訂正した、という経験が全くない。           22人(34.9%) 5人(25%)
和訳例を半年は書いていた人が13人(20.6%)というのは「少ない!」と私は思った。その経験が全くない人が22人(34.9%)というのはもっと驚いた。3人に1人以上は、和訳訂正訓練をしたことがないのか…。 ちなみに「英語のセンス0の私」は1。




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(17) あなたは海外旅行が
1.大好き            28人(44.4%) 8人(40%)
2.好き             23人(36.5%) 7人(35%)
3.普通             6人(9.5%) 2人(10%)
4.興味がない          5人(7.9%) 3人(15%)
5.嫌い(できるだけ行きたくない)0人(0.0%) 0人(0%)
6.強烈に嫌い!         0人(0.0%) 0人(0%)
嫌いが0名というのはビックリした。(それは私が嫌いだからである)。大好きが28人(44.4%)でマジョリティ。「大好き+好き」は51人(81.0%)で圧倒的。5人中4人以上が海外旅行に興味を持っていることがよく分かった ちなみに「英語のセンス0の私」は6。




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(18) あなたは洋楽が
1.大好き            18人(28.6%) 6人(30%)
2.好き             25人(39.7%) 9人(45%)
3.普通             17人(27.0%) 5人(25%)
4.興味がない          2人(3.2%) 0人(0%)
5.嫌い(できるだけ聞きたくない)0人(0.0%) 0人(0%)
6.強烈に嫌い!         0人(0.0%) 0人(0%)
嫌いが0名というのはビックリした。(それは私が嫌いだからである)。「大好き+好き」は43人(68.3%)。3人中2人以上が洋楽に興味を持っていることがよく分かった ちなみに「英語のセンス0の私」は6。




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(19) あなたは、純粋な「歴史」が
1.大好き            16人(25.4%) 6人(30%)
2.好き             18人(28.6%) 6人(30%)
3.普通             14人(22.2%) 3人(15%)
4.興味がない          8人(12.7%) 2人(10%)
5.嫌い(できるだけ考えたくない)3人(4.8%) 1人(5%)
6.強烈に嫌い!         3人(4.8%) 2人(10%)
「歴史」の項目を出すと、「嫌い+大嫌い」が6名(9.5%)もいらした。もっとも私の予想ではもっと多いと踏んでいた。また「科学嫌い」よりも歴史嫌いの方が1人多く、「強烈に嫌い」は2人多いことに少し驚いている。「大好き+好き」で34人(54.0%)は結構意外だった。少なくとも過半数は割るだろう、と踏んでいたが、過半数を超えていた。しかもこの1~6の中のマジョリティは「好き」で18人(28.6%)。これはかなり意外だった ちなみに「英語のセンス0の私」は1。




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(20) あなたは、「科学」が
1.大好き            11人(17.5%) 3人(15%)
2.好き             15人(23.8%) 5人(25%)
3.普通             19人(30.2%) 5人(25%)
4.興味がない          12人(19.0%) 4人(20%)
5.嫌い(できるだけ考えたくない)4人(6.3%) 2人(10%)
6.強烈に嫌い!         1人(1.6%) 1人(5%)
「大好き+好き」が26人(41.3%)。「歴史好き」よりも少ないとは意外だった。「嫌い+大嫌い」は5人(7.9%)で、「歴史嫌い」よりも1人少ない。マジョリティは「普通」で19人(30.2%)。別に科学を毛嫌いしている人が多いわけではないことが分かった ちなみに「英語のセンス0の私」は1。




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(21)あなたは読書が
1.大好き            17人(27.0%) 6人(30%)
2.好き             26人(41.3%) 10人(50%)
3.普通             14人(22.2%) 2人(10%)
4.興味がない          1人(1.6%) 0人(0%)
5.嫌い(あまり読まないない)  3人(4.8%) 1人(5%)
6.大嫌いで読書を拒絶中!    1人(1.6%) 1人(5%)
「大好き+好き」で43人(68.3%)。3人に2人以上は好きであることが分かった ちなみに「英語のセンス0の私」は5。




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(22)あなたは、【現在】何かしらアニメやゲームやマンガに対して
1.めちゃくちゃ楽しんでいる。めちゃくちゃ興味がある。というかそれのみで生きている。同じ趣味の友人ばかりいる! 3人(4.8%) 2人(10%)
2.興味はあるほうだと思う。それなりに【現在】のこのあたりの文化に詳しいし、好き。同じ趣味の友人多し!     9人(14.3%) 3人(15%)
3.それなり、、かな?? しかし「ある」と断言できるほどではない。 31人(49.2%) 8人(40%)
4.興味なし      17人(27.0%) 7人(35%)
5.嫌い。       1人(1.6%) 0人(0%)
6.この上なく嫌い! キモイかも! 0人(0.0%) 0人(0%)
1+2で12人(19.0%)か。5人に2人以下が、オタク文化に詳しいわけか。む~~。ちょうど科学に興味が「普通」と答えたのと同じ割合だな~。 ちなみに「英語のセンス0の私」は1。




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以上がデータでした。




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それではこのデータから何が分かるか、吟味しましょう。
これからもっと吟味するつもりではありますが、とりあえず
・「全体」と「仮定法に苦手意識がある人」
のデータで分かることを考えてみます。




このデータを測る前、私は「以下の人たちが、仮定法に苦手意識を持つのだろう」と考えていました
・例文で覚えようとする人
・歴史が嫌いな人
・科学が嫌いな人
・算数が嫌いだった人
・海外旅行が好きな人
・洋楽が好きな人




しかし、↑これらの項目を比較してみました。するとどうでしょう。「全体」と「仮定法に苦手意識がある人」の両者にほとんど差がないことが分かりました。ほとんどパーセンテージが同じでした。




差が激しい箇所はどこか?、それはとても「意外な」場所でした。




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(13)(何かの偶然などで接する)英文を見ると
1.大体こんな意味だろうなあ、と想像する(しっかり、日本語の和訳を思い浮かべない)47人(74.6%) 13人(65%)
.正確に「こんな意味だ」と把握する。(しっかり、日本語の和訳を思い浮かべる)  6人(9.5%) 4人(20%
3.まるで翻訳家が作るぐらいの日本語の「意訳例」を、きっちり作る(頭の中で)   0人(0.0%) 0人(0%)
4.英文を読むけれど、わざわざ意味など考えない。                 6人(9.5%) 4人(20%)
5.英文を見ないし読まない。                           3人(4.8%) 1人(5%)




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(14) 英語の学習中に、英文に接するとき
1.大体こんな意味だろうなあ、と想像する(しっかり、日本語の和訳を思い浮かべない)45人(71.4%) 13人(65%)
.正確に「こんな意味だ」と把握する。(しっかり、日本語の和訳を思い浮かべる)  12人(19.0%) 6人(30%
3.まるで翻訳家が作るぐらいの日本語の「意訳例」を、きっちり作る(頭の中で)   0人(0.0%) 0人(0%)
4.英文を読むけれど、わざわざ意味など考えない。                 4人(6.3%) 1人(5%)
5.英文を見ないし読まない。                           0人(0.0%) 0人(0%)




―――――――――――――




(16) 高校時代(浪人した人は浪人時代も含む)に、英語の「リーダー(長文読解)」のような授業で、あなたは授業に臨む前に、予習として、【最低半年間】は
.きっきりノートに和訳例を書き、授業で訂正した経験がある。             13人(20.6%) 6人(30%
2.予習はしていたが、ノートに和訳例は書いていない。頭の中でなんとなく意味は把握していた 8人(12.7%) 4人(20%)
3.予習で和訳例を書き、授業で訂正した、という経験がなくはないが、半年もやってない 17人(27.0%) 5人(25%)
4.予習で和訳例を書き、授業で訂正した、という経験が全くない。           22人(34.9%) 5人(25%)




―――――――――――――




仮定法に苦手意識がある人は、そうでない人に比べて「日本語の和訳例を思い浮かべる人の割合が多い」「和訳訂正演習を経験した率が高い」




しかし、実際の仮定法の問題の正答率は、「全体」と「仮定法に苦手意識がある人」の両者にほとんど差がない







これは全く「意外」でした。
このことから、導き出されることは、↓こういうことではないでしょうか?







――――――――――――――――――――――――




仮定法が苦手意識がある人の多くは、真摯に英文の「意味」を考えて、意味を曖昧にしたままにしない。「和訳例」を作る場合は作る。そして、その結果「仮定法が苦手だとはっきり分かってしまう!

――――――――




仮定法が苦手意識がない人の多くは、英文の意味を曖昧のままでよしとする。「和訳例」をできるだけ作りたがらない。そして、その結果「仮定法が苦手だとはっきり分からないだけ!




――――――――――――――――――――――――







もちろん、例外はあります。私は、和訳例をできるだけ作る人ですが、仮定法は大の得意です。
だから、「まだ別の観点」がある、と思っています。
それについては、明日また考察しようと思います。



皆様のコメントのお返しは、その後になります。恐れ入りますが、もう少々お待ちください。
m(_ _)m
※コメントのお返事は、30日(土)中になる見込みです。恐れ入りますがもう少々お待ちください。





問題編
http://q-eng.com/diary/2161


明日さらに続きを書きます。 ※続きできました↓(29日)
http://q-eng.com/diary/2157




なぜ私はアンケートに1人1人返事を書いたか?
http://q-eng.com/diary/2155
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コメント

1番~8番を表示

2009年
05月27日
15:43
さん

1:

keikeimm のコメント:
ご苦労さまです....m(_ _)m ご面倒をお掛けして申し訳ありませ~ん!!どうぞ、先生のペースで進めて下さいね。

2009年
05月27日
20:58
さん

2:

ninokazu2001 のコメント:
考察お疲れ様でした。恐らく結論で正しいと思います。

私の場合、*IFを見た瞬間に別の節の述語動詞を探しに行く*有様なので、

意味を取る以前の次元という感じです……。



それにしてもどの文法書・参考書においても「現在のあり得ないこと」を「仮定法過去」という文法用語を使うのはさすがに*なんとかならないか*と思います。

(代々木ゼミナールの小倉先生は「過去形は『遠い形』という名称にせよ」と主張されてますよね……そういえばどこかの先生は距離形と言っていたような??)



もう平成も21年まで来ているのにいつまで明治時代なのかと。

(やっぱり文部科学省がガンでしょうか)

2009年
05月27日
23:25
さん

3:

q913633872 のコメント:
お疲れ様でした。
私は科学好きの歴史が嫌い(仮定法も時制も嫌い)で、例文丸覚えの和訳経験なしですが、全問正解でした。

ところが!
If I (3.knew)her phone number, I would call her.
の意味を「彼女の電話番号を知ってたら、かけただろうに」だと、なんとなく思っていました。
仮定法過去と仮定法過去完了の区別が付いていないのですね。

>それにしてもどの文法書・参考書においても「現在のあり得ないこと」を「仮定法過去」という文法用語を使うのはさすがになんとかならないかと思います。
(ninokazu2001さんのコメントから引用)

それなんです。私の感覚では、
 仮定法過去 ⇒ 仮定法現在
 仮定法過去完了 ⇒ 仮定法過去
なんです。

そもそも、私の辞書に「過去完了」なんて言葉が存在し得ないのです…
なぜなら、過去の時点で完了していたかしていないかなんて、私にはどうでもよかったりするものですから(歴史が本当に嫌い)…

自分の過去も蒸し返すのはとっても嫌なものです…

2009年
05月28日
02:27
さん

4:

hada のコメント:
仮定法が苦手だと思っていない人は、もしかすると仮定法が苦手なのがわからないだけかもしれない、という考察はおもしろいですね。 英文から日本語訳を作るような問題でデータを取ってみたいところです。



あと、ふと思ったのですが、 If I (   )her phone number, I would call her. のように、後ろを見ないと答えられない問題は、英語を頭から理解するのを邪魔しているだけのように感じてしまいます。 でも受験ではこんな問題が多いんだろうなあ。



ではでは、次回の問題も楽しみにしています!

2009年
05月28日
06:44
さん

5:

chihiro. のコメント:
解答と考察、お疲れさまでした。



>仮定法が苦手なのがわからないだけ・・

それなりに同意です。(自分の場合)分からないのは仮定法に限ったわけでは全然なかったからです。大嫌いだった頃は”仮定法”の存在すら知りませんでした(汗)。



(16)の質問では、和訳訂正の練習をしたことない訳ではないですが、”予習として”と書いてあったので、”全くない”を選びました。英語など大嫌いで見たくも聞きたくもなかったため、予習などするはずもなかったのです。和訳訂正の練習をしたことがあるかないか確認したかったのであれば、この場合質問が正しくなかった気がします。。


2009年
06月02日
20:41
mouthbirdさん

>keikeimmさん

遅くなりました。先日やっと終わりました。お待たせしてしまって申し訳ありませんでした。



>ninokazuさん

>私の場合、IFを見た瞬間に別の節の述語動詞を探しに行く有様なので、

そんなに悪い方法ではないと思いますよ。別の節の述語動詞に wouldなり could なりがあったら、仮定法ですから。ちなみに私はif を見た瞬間「仮定法かな? 直説法かな?」と「両方の可能性」を思いながら続きを読む感じです。コメントありがとうございました。

>それにしてもどの文法書・参考書においても「現在のあり得ないこと」を「仮定法過去」という文法用語を使うのはさすがになんとかならないかと思います。

この言い方は「見かけの形」で決めてますからねえ。

>もう平成も21年まで来ているのにいつまで明治時代なのかと。

いったん決まった言い方はなかなか変わりませんからねえw 私も色々変えたい用語は山と持ってますが、あきらめてます。コメントありがとうございました。



>q913633さん

>If I (3.knew)her phone number, I would call her.

の意味を「彼女の電話番号を知ってたら、かけただろうに」だと、なんとなく思っていました。

↑私の考察結果を裏付けるような見解をありがとうございます。実は、私自身が自分のこの考察に自信がありませんでした。しかし q913633さんのこの「裏付ける意見」を読んで「やっぱりそうなのか」と思うことができました。和訳例作成経験と仮定法との関係をもっと研究したいとものすごく思いました。ありがとうございました。



>hadaさん

私の考察を面白いと思ってくれてありがとうございます。こういう研究って私はとても面白く感じるのですが、hadaさんもそうなのではないでしょうか?「意外」ですよね!

>If I (   )her phone number, I would call her. のように、後ろを見ないと答えられない問題は、英語を頭から理解するのを邪魔しているだけのように感じてしまいます。

読むほうはそうかもですね。ただ逆に「その意味の英語を言いたい場合」は知らないと大変になると思います。「もし彼女の電話番号を知っていれば」と言いたい場合、仮定法を知らなければ「If I know her phone number,」と言ってしまう可能性があると思います。英米人に向かってもし「know」と言ってしまったら、「?? お前は、彼女の電話番号を知っているのか?」と不思議がられる思います。正しい意図を相手に伝えるためには仮定法を踏まえて、knew と言ってあげる必要があると思います。そのために「If I (   )her phone number, I would call her. 」といった問題は非常に大事だと思うのです。いかがでしょうか?



>chihiro.さん

私の考察にいくばくか同意していただいてくださって嬉しく思います。(16)の聞き方は確かによくなかったです。全く持ってその通りだと思いました。ご指摘ありがとうございました。他にも「ああ聞けば良かった」とか「それも聞きたかった」など、色々項目が浮かびました。いつかまた機会があったら、もっと良いアンケートをとりたいと考えています。コメントありがとうございました。

2009年
06月06日
11:36
さん

7:

riche のコメント:
mouthbird 先生、ていねいな回答ありがとうございます。
お礼のレスが遅れてしまって、すみませんでした。

ところで、「仮定法過去」についてですが、
If I know ... , (then) ... という形で Conditional を作るとおかしいのは、話者・主語が "I" で、自分が知っているかどうかは話者である自分にとっては自明のことだからではないでしょうか?
これは、be 動詞についても言えることだと思います。
If I am the President of the United States, ... という条件節を作れないのは、話者である "I" にとっては、「80% くらいはある」とか「50%くらい」とか「ほとんどない。0.1%くらい」とかいう具合に条件分けするという状況がありえないからだと思います。
それゆえ、
If I were the President of the United States, ... としかすることができないということになるのだと思います。

多くの動詞、特に動作動詞の場合は、
First Conditional (仮定法でないもの) と Second Conditional (仮定法過去でかつ if 節のあるもの) の両方が使えるのではないでしょうか?
〔参照: Conditionals: Summary @ ESL EnglishClub.com

たとえば「大統領になったら ... 」や「レースに勝ったら ...」だったら、
If I become President, I'll ... (選挙に出馬して選挙戦を戦っている人の発言)
If I became President, I'd ... (選挙戦に縁のない人の発言)
If I win this race, I'll ... (勝つ可能性があると思っている人の発言)
If I won this race, I'd ... (勝つ可能性などないと思っている人の発言)
 と、可能性によってどちらも使えるという動詞のほうが多いように思います。

2009年
06月25日
01:50
さん

8:

pencilcase のコメント:
すごく説明わかりました! 解答もういちどとくのが楽しかったです。Thank you.

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