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mouthbirdさんの日記

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2018年
07月02日
14:02 mouthbirdさん

「~」の効用(3)

今日は動詞の話ではありません。「~」は別に動詞に限った話ではありません。
意味に「~」がついている品詞は動詞、厳密に言うと「他動詞」に限った話ではありません。

前置詞

も意味に「~」がついています。

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 例えば「from」は「から」という意味ではありません。「~から」という意味です。
 after も前置詞なら「後」という意味ではありません。「~の後」という意味です。

英語が得意な人なら、気にしなくてもいいポイントかもしれません。しかし、英語が苦手な人の半分ぐらいは気にしなくてはならないポイントだと思います。

ここである英語の英語が苦手な生徒さんの話を例に出します。彼は、現在私が教えている高校1年生のある生徒さんです。彼にはなかなか直らない1つの「悪い癖」がありました。それは「前置詞のある英文を大体誤訳する」というものです。

例えば
 After his arrival, he began to work.
 のような英文を
⇒「その後、彼は到着し、彼は仕事を始めた」…のようにしてしまうのです。(正しくは「彼は到着した後、彼は仕事を始めた」です)

面白いように、彼はこういうのを全部「前」からやるのです。

"form A to Z" ならば⇒「からAにZ」と訳し、なかなか「AからZまで」にはしてくれないのです。

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3年ぐらい前に、私は臨時で英語が苦手な中3(2名)を同時に教えたことがあります。彼らにも全く同じ特徴がありました。



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彼らは日本語と同じ順番で考えてしまうのです。
その1つの原因は
 from を 「から」と覚えているからだと思います。
  だから from A が「からA」になってしまうのです。

そうではなく
 from は 「~から」なのです。
 そうすれば from A は「Aから」になるはずなのです。


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この高1の生徒さんは週2回で教えています。2か月ぐらい教えています。ようやく最近、10回のうち9回はこの手の間違いが直ってきました。(それまでは10回あれば10回この手の間違いを繰り返してきました)今、ようやく直ってきた感じです。

でももちろんまだまだです。10回のうち1回は同じ間違いをしでかします。この間は "with our canue" という部分を「一緒に我々のカヌーで」という訳例を作ってしまいました。この手の間違いは、癖がついているとなかなか直らないのでしょう。

 でも積み重ねることで少しずつ直ってくると思います。というか直さなければ成績アップは望めません。「~」に気を付けて前置詞に取り組んで欲しいと思っています。


 金曜日の夜11時からはいつものニコ生英文法講義です。次回は来週の月曜日です。

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