smart.fm で更新してきた、旧チャンネルブログの文法問題をお届けします。
今週は解答編です。
今回も参加者いなかったですか><とほほ… でも解説は致します。
今回は「強調構文」という形の学習。
強調構文とは何なのか、を簡単に言うと
⇒
強調したい部分を 【
it is(過去形なら
was)】と【
that】の間に入れて、丸ごと文頭に持ってくる。
というものです。
↓私が昔アルクで作った説明がこちらです。わからない人は確認してください。
https://www.alc.co.jp/beginner/article/mouthbird/2010/10/...
では、1問1問に正解と解説を加えます。
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問題
1 次の日本語の意味の英文になるように( )内の英単語を正しく並べ替えなさい。
君に解いてもらいたいのはほかでもないこの問題なんだ。
It is this question(solve / I / to / you / want / that).
正解
It is this question (that I want you to solve).
解説
これは
I want you to solve this question.
という英文が下地にあります。
強調したい部分が
I want you to solve
this question.
↑この部分。
この
this question を 【
It is】と【
that】で挟んであげて、文頭に持ってきてあげるだけです。
⇒
It is this question that I want you to solve.
これでおしまいです。
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2 文法的に正しい英文になるように( )に入る語を選択肢から選びなさい。
My mother scolded me, but it was my brother( )was to blame.
for , to , which , who
正解
who
解説
これは「it is …
who ~」の強調構文。
強調構文で強調したい部分が、
元々【主語】で『人間』の場合、that の代わりに who が使えます。
(補足:元々【主語】で『物』の場合、that の代わりに which が使える)
もともとの英文は
My brother was to blame.(私の兄(弟)が咎められるべきだった)
↑
この部分を強調構文で強調しましょう。
⇒この
my brother を 【
It was】と【
that】で挟んであげて、文頭に持ってきてあげるだけです。
⇒
It was my brother that was to blame.
これでよかったのですが、選択肢に that がないので、
that の代わりに who を入れましょう。
⇒
It was my brother who was to blame.
と、こうなります。
(文の意味:私の母は私を叱った。しかし咎められるべきは私の兄(弟)だった)
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3 次の日本語の意味の英文になるように( )内の英単語を正しく並べ替えなさい。(文頭にくる語も小文字にしてある)
トムがジョンに渡したのは何だったのですか?
(that / to / Tom / was / handed / it / what) John?
正解
(What was it that Tom handed to)John?
解説
この英文は強調構文でなければ
⇒What did Tom hand to John?
になります。
強調したい部分は
what なのでそこを【
it was】と【
that】で囲むと
⇒
It was what that did Tom hand to John?
と、とりあえずなります。ですが
このままだと、疑問文にならない。
そこで
疑問文にするために、what を文頭にして、it was も was it の順番にしましょう。
⇒
What it was that did Tom hand to John?
さらに、did Tom のところを考えましょう。これは元々「did Tom」で疑問文の語順にした部分。ところが
本問題は既に was it の部分で疑問文の語順になっている。だったら
2つもそういう部分は要らない。
did を取っ払って、hand を過去形の handed にしましょう。
⇒
What was it that Tom
handed to John?
という具合になります。これが正解です。
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いかがだったでしょうか? 3あたりが難しいと思います。それではまた来週!
問題編
http://q-eng.com/diary/21367
出典
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