更新予定が1日延びてしまいました。申し訳ありません。
未来の表現は前回5種類あると説明しました。
(1)will+動詞の原形
(2)be(am, are, is) going to + 動詞の原形
(3)be (am, are, is)~ing (要するに現在進行形)
(4)現在形
(5)be(am, are, is)to + 動詞の原形
この5つです。
今回は
(1)will+動詞の原形
について述べます。
例文を挙げましょう。
<1>予定のwill
Taro:Can you play the game with me sometime today?
(あのゲームを今日のどっかで一緒に遊べない?)
Jiro:Sure. I'
ll do it after lunch.
(いいね。昼飯終わったらやろう)
このケースでは I'll のように will を使います。
このケースでは、例えば、I am going to do it after lunch.のように be going to +動詞の原形では表現できません。
実は
will は「この場で予定を決めた場合」に使うのです。
太郎に「今日のどっかで一緒に遊べない?」と聞かれて、その場で「うん、やろう!」と返事をしています。こういう場合、will がふさわしいのです。この場合通常、主語は「I」しかありえません。「予定」の表現です。自分の予定を「その場」で決めた場合、will を使います。
<2>予測のwill
(状況)ジャイアンツとタイガーズが野球で戦っています。9回裏に入ったところで3対1でジャイアンツが勝っているとします。
この場合
Saburo:Giants
will win.
と、will を使うのが適当です。
これは、自分の話ではなくジャイアンツのことですね。となれば「予定」ではなく、「予測」ですね。「ジャイアンツが勝ちそうだ」と予測しているわけです。
9回裏で3対1なら、ほぼほぼジャイアンツが勝つでしょう。でも、2点差です。2点差ぐらいならば同点、どうかすればタイガーズが逆転サヨナラで勝つかもしれません。このくらいならば
Giants is going to win. とは言いにくいです。
予測のwill の場合【そこまでの確実性】を要求しません。2点差ぐらいならまだ逆転の可能性もあるため will のほうが適当です。
ただし自分の中では「ジャイアンツが勝つ」という予測には自信があります。こういう場合は will を使います。
実はそうではない場合、be going to +原形 を使うのです。それについては来週の月曜日にやりましょう。
金曜日の夜11時からはいつものニコ生英文法講義。この続きは来週の
月曜日です。
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