月曜更新の予定がずれてしまいました。それから、前回で bot のシリーズはおしまいでしたね。(またやるかもしれませんが…)
今日はシリーズとシリーズの合間なので雑談です。
私は出向先の小さな塾では小学生を教えることが多いです。ほとんどの場合、算数です。
そこにくるお子さんは
けっこうな割合で、1L(1リットル)は10dL(10デシリットル)を覚えられない人が見受けられます。
そういうお子さん向けに私がいつも話す話を今日は書いてみます。ちょっと汚い話なのでお食事中の方は後でお読みください。
私が小学3年生の時、学研という出版社が出していた「3年の科学」という雑誌を定期購入していました。この雑誌には当時、学習に役立ついろいろな付録がついていました。ある月には
「1dL(1デシリットル)」が測れる「ビーカー」が付録としてついていました。
せっかくの付録のビーカーなのだから、1dL(1デシリットル)をそのビーカーで測りたくなりました。
なので、水道場に行って、ビーカーに水を入れ、正確に1dL(1デシリットル)を注ぎました。
せっかく1dL(1デシリットル)を測ったのだから、「このままこの水を捨てるのはもったいない」と当時の私は思いました。多少喉も乾いていたので、「1dL(1デシリットル)を飲んで、1dL(1デシリットル)がどのくらいの量なのか体感しよう!」と思いました。そこで、ビーカーに入れた1dL(1デシリットル)の水を飲んでみました。「うーん。このくらいの量が1dL(1デシリットル)」と認識しました。この時、まだ喉が渇いていたのです。「せっかくだからもう1dL(1デシリットル)飲んでみよう」と思い立ちました。そして正確に1dL(1デシリットル)をもう1回測り、もう一杯飲んでみました。まだ物足りない気がしました。「3杯飲んで3dL(3デシリットル)を体感しよう。」と思いました。そこでまたビーカーで正確に1dLを測り、3dL(3デシリットル)飲んでみました。
ここまで行ったとき、よからぬことを思いつきました。
その雑誌によると
1L(1リットル)=10dL(10デシリットル)
と書いてあったのです。
「そうか、
どうせなら、1dL(1デシリットル)の水を10回飲んで1L(1リットル)がどのくらいの量なのか体感しよう!」
と思ったのです。そこで、4回、5回、6回…と、正確に1dL(1デシリットル)を測りながら、飲んでいったのです。
8dL(8デシリットル)目を飲んだ時、けっこう苦しくなりました。アップアップしています。それでも「ここでやめたくない」という気持ちが働きました。そこで9dL(9デシリットル)目をなんとか飲みました。そしたらかなり苦しい! しかしあと1dL(1デシリットル)でちょうど10dL(10デシリットル)!! ジャスト1L(1リットル)になるではないか! ここまできてあと1dL(1デシリットル)だけだ! ここでやめたくない! 当時のマウスバード少年は、最後の力を振り絞って、最後のもう1dL(1デシリットル)を無理やり飲みこんだのです!!!!
「やったああああああーーーーーー!!!!!!」
とその瞬間は喜びました。。。。
そのあと、一気に洗面台に吐きました。。。。。
「1L(1リットル)=10dL(10デシリットル)」…これはおかげで覚えられました。
が同時に、
「子供は1Lの水を一気に飲むと吐く」…ということも学びました。
(おしまい)
金曜日の夜11時からはいつものニコ生英文法講義。新しいシリーズは来週の
月曜日です。
(↓目次はこちら)
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