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mouthbirdさんの日記

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2009年
10月28日
13:58 mouthbirdさん

意外と習わない「代名詞」の使い方(解答編)

こんにちは。旧チャンネルブログの流れを汲む日記の水曜日がやってきました。
今週は解答編です。



今週も皆様、コメントありがとうございました。
代名詞は、意外とまとめて覚える機会がないですね。



問題は後半で解説するとして、基本的な知識は先に少しまとめます。



【基本】
a+単数名詞= one
the+単数名詞= it
(ただし、例外はいくらでもある)




(以下、「川田流 英語のツボ 川田拓矢著 ライオン社」からの抜粋、引用を踏まえて構成する)
―――――


(1) 可算名詞を不特定に受けるとき→one(複数名詞を受けるときは、修飾語を付けた場合に限り ones)
 He has a camera. I have one, too.
(彼はカメラを持っている、私もである)



have の直後に来る単語を、もし one で受けなければ、おきたい単語は「a camera」である。なぜ a camera か? これは<彼の持っているカメラと、私の持っているカメラは「違う」から>である。同じならば「the camera」になる。彼の物とは違う「別の1つのカメラ」だから→(a camera)になる。それを受ける代名詞は one なのだ。

―――――


(2) 可算名詞を特定して受けるとき→it, that(複数名詞を受けるときは they, them, these, those)
 He has a camera. He is proud of it.
(彼はカメラを持っている、彼はそれを誇りに思っている)



of の後に来る単語は、もし、it で受けなければ「the camera」である。彼の持っているカメラとそのカメラは「同じ」だから、the が付くのである。それを受ける代名詞はit。(that も可だが、that は基本的に「指示代名詞」のため、目の前にあるカメラを指す場合がふさわしい)

―――――


(3) 可算名詞を形容詞を付けずに受けて〔つまり(1)、(2) の形で受けて〕、後ろに前置詞句の修飾語を伴うとき→that(複数名詞を受けるときはthose)<この場合 it にはできない>
 The climate of Japan is milder than that of Alaska.
(日本の気候はアラスカよりおだやかだ)



「日本の気候」と「アラスカの気候」と比較しなければならない。
「アラスカの気候」を英語で表すと、「the climate of Alaska」となる。
the climate の後ろに「of Alaska」という「前置詞句」が付いて、「後ろから climate を修飾している」格好である。こういう場合の the climate を代名詞に置き換える場合→that になる。

―――――


(4) 可算名詞を形容詞を付けずに受けて〔つまり(1)、(2) の形で受けて〕、後ろに前置詞句以外の修飾語を伴うとき→ one
 The ideal education system is one which measures the capacities of each individuals.
 (理想的な教育制度というのは、個人の能力をきちんと評価する制度のことである)



この one は「the system」を受けている。(3)の場合と違い、前置詞句で修飾していない。関係代名詞で修飾している。このように〔前置詞句で修飾していない場合〕は、(3)のように that にならず、one になる。

―――――


(5) 可算名詞を形容詞付きで受けるとき、後ろに修飾語があろうとなかろうと→one(複数名詞を受けるときは ones)



 He conquered the mountain. I think it is the highest one in the world.
(彼は山をその征服した。それは世界で最も高い山のひとつだと思う)



最初の it は(2)の理屈で it(=the mountain)。問題は次の one。これには手前に highest という形容詞が付いている。one は mountain を受けるわけだが、この様に〔形容詞付〕だと one で受ける。

―――――


(6) 不可算名詞は one で受けてはならない。
 “How about coffee?” “Oh, I like it. Please give me some.”
(「コーヒーいかが」「ああ、コーヒーは好きだな。ください」)


coffee は不可算名詞。it は coffee。




――――――――――




以上を踏まえながら、先週問題を解きましょう。




問題
次の各文には英文として不適切な箇所があります。その部分を抜き出して訂正しなさい。
(1) If you want a book to read, I'll lend you it.




解答 it → one.
解説:凄く微妙。手前の a book を 「その本」として「貸す」と言うなら the book で、それを代名詞にするなら it で正しそうに見える。しかし残念ながら it では×。
実はこの場合、上の説明の(4)に該当する英文だった。よく考えれば、最後の部分に「省略」がある。 to read が本来はあったはずだ!
つまり↓こうである。
If you want a book to read, I'll lend you one to read. (元々は→I'll lend you a book to read.)
 to read (読むべき)a book (本)→「読むべき本」
という具合に、「to 不定詞」の形容詞用法が、手前の a book を修飾しているのだ。
これを代名詞で受ける場合→<後ろに前置詞句以外の修飾語を伴うとき→ one
なので、正解は one。
(もし、読むべき本が1冊欲しいなら、貸してあげるよ)




(2) That your car is nice, isn't it?
解答 That your car → That car of yours.
解説:「あのあなたの車」と言いたい。しかし、英語では
 冠詞(the, a)
 指示代名詞(this, that, these, those)
 所有格(my, your, our, など)
これらを重複して使えない。したがって「That your car」という具合に、that と your を重ねて使うことができない。



この場合「所有代名詞」というものを使って、対応する。



【所有代名詞】とは、例えば「私のもの」という意味を持つ「1語の代名詞」である。
具体的に言えば、
・私のもの→mine ・私たちのもの→ours
・あなたのもの→yours ・あなたがたのもの→yours
・彼のもの→his ・彼らのもの→theirs
・彼女のもの→hers ・それのもの→its


これらの7個を指す。



例文
Your school is so diffirent from ours!
(あなたの学校は私たちの学校とは違うんですもの!)<例文引用:ロイヤル英文法>
この場合「our school」を「ours」という1語で受けています。



今回はこの所有代名詞をうまく使う。
例えば、「私の友達の1人」という言い方が、比較的有名。
「私の友達の1人」ならば 「a my friend」とは使えない。「a と my を重複して使えないから」である。この場合
 「私の友達の1人」は→「a friend of mine」と言う。〔冠詞(a)+名詞〕のあとに「of +所有代名詞」をつけるのだ。
 これと同じように「あのあなたの車」ならば→「that car of yours」と使う。
正解は、that car of yours
(あのあなたの車は良いね、そうだよね)




(3) The climate of Japan is milder than Scotland.
解答 Scotland → that of Scotland
解説:前半の解説部の(3)が丸々該当する。比較するのは「スコットランドの気候」でなければならない。この場合、正解は「that of Scotland」
(日本の気候はスコットランドの気候よりも穏やかだ)




(4) Will it be many people in the park?
解答 it → there
解説:これは「多くの人々が、その公園にいるだろう」という文章であろう。
であるなら、「there is 構文」にするべきだ。
there is 構文」…「~がある・~がいる」という定型。there + be +名詞 という順にし、「名詞がある、名詞がいる」とい意味を作る。
例文
There is a pen on the table.(テーブルの上に1本のペンがある
したがって、ここの答えは it ではなく there。
(多くの人々がその公園にいるだろう)




(5) The two men were talking each other.
解答 each other → to each other(もしくは with each other)
解説:ここの問題は2つの知識が必要。
1つ目は、each other はまとめて1つの「名詞」扱い(意味は「お互い」)という知識
2つ目は、talk は自動詞で、「~と話す」と言いたいなら、~の前に「前置詞がいる」という知識。
× I talked him.
○ I talked to him.(私は彼と話した)
○ I talked with him.(私は彼と話した、相談した)
自動詞に前置詞がいる話はこちらを参照。
したがって
talk each other とはできない。
正解は (過去進行形なので) were talking to each other か were talking with other
(その二人の男たちは、お互いで話していた)




(6) Your school year is so different from us.
解答 us → ours
解説:問題文の(2)参照。所有代名詞のコテコテの問題。
この場合、「our school」を「ours」という1語で受けなければならない。
(あなたの学年(制度)は私たちの学校とは非常に違う)




(7) Do you know either of these ten great novels?
解答 either → any
解説 either は「2つのうちどちらか」を示す代名詞である。
例文
Either of the two answers will do.
(その2つの答えのどちらでもよい)<例文引用:ロイヤル英文法>
10個もあったら either は使えない。「10個のうちのいくつか」なら、疑問文や否定文の場合ふつう any を使う(「肯定の答えを期待する場合 some を使う」。これについてはもう少し説明が必要だが、取りあえず今回はこの詳しい説明は省略。「疑問文・否定文の場合、通常は any」と最初は覚えよう)
正解は any。
(この10個の優れた小説のうちいくつかを知っていますか?)




(8) This dictionary is his. Where is my one?
解答 my one → mine
解説:最初の文の his は「所有代名詞」の his で、意味は「彼のもの(=彼の辞書)」である。
後半の文は、同じように「私のもの(=私の辞書)」と言うべき。であるなら「私のもの」という所有代名詞を使うべき。したがって正解は mine。
(この辞書は彼のものだ。私の辞書はどこ?)




―――――




以上です。




いかがだったでしょう? 面白かったでしょうか?
ではまた来週。




問題編
http://q-eng.com/diary/2104

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コメント

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2009年
10月28日
15:47
GoodGriefさん

お疲れ様です。了解です。



大変でしょうから、私への採点は結構ですので。

(anyにすべきところをeachにしてましたので1問×のはずです。)



ご無理をなさらないでくださいね。(^O^)/

2009年
10月28日
18:15
mouthbirdさん

>GoodGriefさん
いえいえ。コメントさせていただきました。
今日の夜の日記をお楽しみに。

2009年
10月28日
18:33
さん

3:

bqwrock06442 のコメント:
>2つ目は、talk は自動詞で、「~と話す」と言いたいなら、~の前に「前置詞がいる」という知識。

× I told him.

○ I told to him.(私は彼と話した)

○ I told with him.(私は彼と話した、相談した)

自動詞に前置詞がいる話はこちらを参照。



told は talk(talked) のスペリングのミスですね。



>school year, あなたの学校

誤訳ではないでしょうか。「学校の学年度」(あまり日本語らしくないけど)

「学校」では、4月に始まる日本、9月に始まるアメリカ の「学校の学期」の意味を出していないと思います。

この項の、so を「あまりに」と訳すのは、学校英語では減点されないでしょうが、「非常に、大変」のような日本語訳がいいと思います。むしろ、訳さないほうがいいかもしれません。



よく見たら、ロイヤル英文法も、so を訳していませんね。

2009年
10月28日
23:40
chargeさん

 今週もお世話になりました。今回は全くの実力勝負で、結果はありゃりゃの3問不正解。例のmouthbird文法カードには収まりません。そこで今回からmouthbirdノートにグレードアップしました。自分の答とこの解説を貼ります。

 (5)はTOEICのときもよくひっかかってました。今は英作文のために前置詞を含めたフレーズで動詞を覚えるようにしています。

 (2)と(3)は英文添削でnativeの先生によく訂正されるところでした。やっと理由がわかりました。会話や英作文で使えるレベルまで復習します。

 今回の問題は英語の発信力アップに即使えて、いつにもまして勉強になりました。来週も「うーん、そうきたか」という問題を楽しみにしています。

2009年
10月29日
02:01
mouthbirdさん

>bqwrock06442さん
うわ~~。ご指摘ありがとうございます。
たった今直しました。毎回何かミスるなあ…トホホ…
今後ともよろしくお願いいたします。

>chargeさん
いつもご活用ありがとうございます。上のbqwrock06442さんがご指摘下さった部分にミスがありました。そこをもし直されていなかったら直してください。
代名詞は意外とちゃんと習わないですからね。
今後ともよろしくお願いいたします。

2009年
10月29日
02:28
さん

6:

hada のコメント:
回答&解説、ありがとうございます。

one はあくまでも「ひとつ」と考えると、不可算名詞に使えない理由も納得しました。
・He has a camera. I have one, too.
(彼はカメラを持っている、私も「ひとつ」持ってる)
・The ideal education system is one which measures the capacities of each individuals.
(理想的な教育制度というのは、個人の能力をきちんと評価する制度の「ひとつ」である)
ちょっと苦しい?
・He conquered the mountain. I think it is the highest one in the world.
(彼は山をその征服した。それは世界で最も高い山の「ひとつ」だと思う)

でも残念ながら that と it の違いは、ぼんやりとしたままなので、もうすこし咀嚼しながら考えてみます。

それから、 (6) Your school year is so different from us の問題にて、
us → that of us とした場合、正しい文と言えるのでしょうか?
できれば教えていただけませんか?

次回の問題も楽しみにしています! :-)

2009年
10月29日
03:07
さん

7:

bqwrock06442 のコメント:
自動詞に前置詞がいる話は[こちら]を参照。

「こちら」を見ても、答えがないので、私の感想を書いておきます。



>次の(   )に that 以外の何かを必ず入れなさい。

 (1) This is the place(   )I like.



that 以外と指示されれば、which しか入りませんが、通常は目的格の省略で、省略すると思います。通常は使わない用法を受験では教えているのでしょうか。



上の問題で、[some] は答えが肯定文云々と言うくだりがあります。



>疑問文や否定文の場合ふつう any を使う(「肯定の答えを期待する場合 some を使う」。これについてはもう少し説明が必要だが、取りあえず今回はこの詳しい説明は省略。「疑問文・否定文の場合、通常は any」と最初は覚えよう)



コーヒー飲みますか。

のような文章では、some が使われますが、

Do you know...?

という文章で、some が使われるとは思いません。(共起しない)



>疑問文や否定文の場合ふつう any を使う(「肯定の答えを期待する場合 some を使う」。

この説明が、引っかかりになって、挿入されたのでしょうが、

Do you know...?

の文章では、(「肯定の答えを期待する場合 some を使う」。ことはないと思います。(上記)

some が「いくつ」という意味ではなく、日本語にはないが英語では必要な some を形だけ付ける場合の some だからです。

「いくつ、いずれか、どれか」を意味する場合、「疑問文や否定文の場合ふつう any を使う」が適用されていると思います。

some, any の一般的説明 [疑問文や否定文の場合ふつう any を使う(「肯定の答えを期待する場合 some を使う」] をこの文章の中で説明すると、かえって混乱するのではないかと思います。

私の主張に対する反論があれば、

Do you know...?

で some を使っている例を、示していただければ幸いです。



追加

「知っていますか」 「はい、知っています」

という会話で、肯定の答え(期待しているか、知っていないかは無関係。)を期待していても some は使えない、つまり共起しないはずです。

2009年
10月29日
04:55
さん

8:

mouthbirdさん、回答ばかりのコメントだらけだと飽きるでしょう。感想を書きます。

>The climate of Japan is milder than Scotland.
>The climate of Japan is milder than that of Alaska.
この設問がそもそも代名詞に関するものであることを考慮すればいたしかたありませんが、表現がやや堅いです。"than in Alaska" のほうが自然だとは思いませんか?

>Will it be many people in the park?
>Will there be many people in the park?
設問自体が極めて不自然です。英語のネイティブがこれを読んだら「?」でしょう。つまりこれは it と there の使い分けに悩む人たちだけがピンと来る文章であり、英語に慣れている人にはむしろ難問です。ついでに言えば、いわゆる「正しい文法書」が "It will be many people in the park" を間違いとしているのは存じておりますが、厳密に言えば間違いではありません。詳細は英語史の本を参照ください。

>Your school year is so different from us.
>Your school year is so different from ours.
これも設問自体が極めて不自然です。us を ours に置き換えるのが正しいのは確かですが、英語に慣れ親しんだ人ほど「はっ? どういう意図でこんな問題出してるの?」と感じる設問です。

>Do you know either of these ten great novels?
>Do you know any of these ten great novels?
英語が上手な普通の人が any と either を混同することはありえませんから、「これは any と言うべきところを either と間違って言ったんだな」と思い至るのは困難です。これも英語が下手な人ほど即答しやすい設問です。

ようするに何が言いたいかというと、
こういう問題を公共の場で不特定多数の人に出題するのなら、「これは『引っかけ問題』がたくさん出てくる大学入試やTOEICなどで高得点を上げるテクニックを教えるための出題です」と宣言したほうがいい、
…というのが私の率直な感想です。mouthbirdさんの学習指導法に対する非難ではありません。礼を失した私のコメントをお許しください。

2009年
10月29日
06:31
gyutakuさん

解説ありがとうございました。

That ~ of mine / that of ~ 、使いこなせるように練習したいと思います。

あとは、感想です。



(4)は、ArtSalt さんも書いていますが、 it と there を取り違えるなんてことは思いもよらず、"Will it be many people in the park?" を見た瞬間は、めちゃくちゃな文で何をどう直せと?と問題の意図を汲むのに苦しみました。



(5)は代名詞に関する問題のはずだ、という先入観で、自動詞/他動詞の方に意識が行きませんでした。まあ、言い訳です^^;



(7)についても、まさか either と any を取り違えるなんてことは思いもよらず、問題の意図を汲み取ることが出来ませんでした。either が間違いのはずはないからその後ろをなんとかして直し・・・直せないなぁ、といった感じでした。

2009年
10月29日
15:15
さん

10:

yukari0611 のコメント:
先生、こんばんは。解説ありがとうございます。今回の問題もとても勉強になりました。
(2)のThat car of yoursはどう調べていいか分らず悩みましたが、先生がおっしゃってるように、a friend of mineの表現を思い出しなんとか解答することができました。(5)のeach otherは学生の時、これは副詞じゃなくて名詞扱いだぞーって言われてたので答えることができました。(7)のany of these ten great novelsは分らず、辞書や参考書で調べました。
次の問題も参加したいです。よろしくお願いします。

2009年
10月29日
20:53
さん

11:

bqwrock06442 のコメント:
>>The climate of Japan is milder than Scotland.

>>The climate of Japan is milder than that of Alaska.

>この設問がそもそも代名詞に関するものであることを考慮すればいたしかたありませんが、表現がやや堅いです。”than in Alaska” のほうが自然だとは思いませんか?



Alaska は、Scotland の間違いですね。



The climate of Japan と出題されて、それが堅いからといって、in Scotland とするのは乱暴ですね。

The climate in Japan なら、普通かもしれませんが、それでも、in Scotland ではないでしょう。

that in Scotland でないとまずい。比較している内容に違いがありまからね。



受験問題では、that in... というのは出さないと思いますよ。この形が、日本人には不自然に見えるからです。名詞+in はごく普通の修飾の形ですが、that in...という形の修飾が少ないのかもしれません。

ですから that of... この形 ばかりのように思います。

でも日進月歩の世の中で、50年前と現在とで、同じ形の出題というのには恐れ入ります。まさに文法のための文法という感じがします。

2009年
10月30日
00:54
さん

12:

StPaul のコメント:
英語が書け、英語が話せる先生から学べば,

高校生、大学生の英語力も上がり、

就職してから英語を再度勉強し直す人も少なくなると思う。



日本語と同じく日々変化する英語をいかに教えるかは難しい。

子供相手の仕事だけをし、実際に英語を使って、勉強、仕事をしないと、

英語を理解するのは簡単ではない。

受験のためだけの英語になる恐れがある。



St. Paul


2009年
10月30日
05:21
GoodGriefさん

St Paulさん



もし私に子供がいて英文法を教える必要があるとすれば、私は間違いなくMouthbird先生に預けると思います。それは、教え方もさることながら、それ以上に次のような理由によるものです。

①本サイト上で英文法に関する質問があれば、1つ1つに丁寧に教えてくれる情熱。

②たとえ50人以上回答者がいても、1人1人にコメントをつけて返答する誠実さ。

③ネイティヴの考え方を知る必要があるときにはキチンと裏付け調査をしてくれて、仮に自分が間違えたときにはその間違いを認める真摯さ。



私に言わせてもらうのなら、自分の子供には、教師から学問に対する情熱や真摯さを学んでもらえればそれでよいのです。あとは自ずと子供がその学問を吸収するものだと思っています。



そもそも学校で教わるだけで英語が身に付くものとは考えていません(これを読んでいる学校の先生方がいらっしゃったらごめんなさい...)。

2009年
10月30日
19:01
さん

14:

bqwrock06442 のコメント:
GoodGrief さん

コメントどおりだと思います。
実はこの欄で、コメントが1人だったために、このコメント欄を活発(盛り上げようと)にしようと、投書したのです。折角、親切に解答してくださっているのに、たった1人とは、と不愉快な気持ちでした。
1週間前の、出題(日記)に対して、回答者(挑戦者)はかなりいらっしゃったのですが、第1投書者の方のように、(投書者ではありませんが、他の方が、自分はここを間違えたとか満点だったとか、)報告するくらいの気持ちがあってもいいのではないかと、いう気持ちでした。
結果的に盛り上がったとは思いますが、私の投書にも、悪い点があって、最終的に、私が考えていた内容と違う形になったことを、反省しています。
私の最後の、50年前の受験問題云々が余計だったとも思います。この内容は、大学の出題者が、よその大学の問題を参考にして、問題作成をやっていることを、言いたかったのです。そのため、50年前にも盛んに出題していた形式が、まったく変わらずに出ていることを言うつもりでした。
MB 先生は、塾の先生ですから、最近の問題を採り上げられられただけで、先生自体を、時代錯誤だと言うつもりはありません。立派です。

私も、お詫びします。

2009年
10月31日
08:56
sachiponさん

添削ありがとうございます。

出題編にコメントしようかと思いましたが、

こちらにコメントします。

that car of yours 思いつきませんでした。

でも以前もこのタイプの問題先生に出してもらってやはり正解できなかったような気がします。each other で互いにと染み付いていたのでtoが必要という感覚が欠落していました。

英会話の先生はとにかく表現するのが大事と、あまり直してくれませんので、

(もちろん確かにこれも違う、あれも違う、それも違うと訂正されまくりではつらくなるでしょう。)コツコツと文法を学びなおして美しい英語が話せるようになりたいと思います。

2009年
11月01日
11:56
さん

16:

yulan_jp のコメント:
マウスバード先生、解説ありがとうございました。
問題を解くために、きちんと文法書を読み直す機会を与えてもらえて感謝しています。
ここの場で、受験よりの文法の知識と今押さえておいた方がいい標準的な言い回しの両方を知ることができると、私は有り難いです。書き言葉に効くといいなあと思っています。

2009年
11月01日
17:16
mouthbirdさん

>hadaさん

that と it は私も曖昧な場合があります。



>(6) Your school year is so different from us の問題にて、

>us → that of us とした場合、正しい文と言えるのでしょうか?



いつも確認してくれるネイティブ(ペンシルベニア州在住のアメリカ人)に尋ねました。

彼の意見では「正しいそう」です。

次回もお楽しみに。



>bqwrock06442さん



> 「こちら」を見ても、答えがないので



リンク先には

> 【自動詞の後に目的語を取る例】

> 今度は↓を見てください。

> (3) I looked at the book.(私はその本を見た)

という話があるはずなのですが…



> 次の(   )に that 以外の何かを必ず入れなさい。

> (1) This is the place(   )I like.

> that 以外と指示されれば、which しか入りませんが、通常は目的格の省略で、省略すると思います。通常は使わない用法を受験では教えているのでしょうか。



もちろん教えます。



★ここはものすごく慎重に考えて欲しい部分です。「ここの部分の説明に【私】は人生を賭けている」といっても良いくらいです。



ここをどうしても「英語が得意な人に理解して欲しい」のです。ですが今のところ「英語好きな人」でここをきちんと理解してくださった人は1人もいらっしゃいません。



以下、だめもとで書かせていただきます。m(_ _)m



―――



これは想像で言うのですが、bqwrock06442さんは「関係代名詞の目的格省略」を簡単に感じるのではないでしょうか?



ブログのシリーズをぜひ全部見て欲しいです。

まずは↓

http://juken.alc.co.jp/mouthbird/archives/2008/07/post_49...



bqwrock06442さんは概ね↑こんな感じで答えを出していると思います。(where を最初から考えないぐらいが違うのではないかと思います)



bqwrock06442さんに、(もし知らなかったら)ぜひ知って欲しいことがあります。

それは、

英語を学ぶ人、誰も彼もが↓このように考えらるワケではない、ということです。

http://juken.alc.co.jp/mouthbird/archives/2008/07/post_49...



私の勝手な感じ方だと↑「このように考えられる英語学習者は20人に1人ぐらい」です。

で、「普通、英語ができる日本人」は「このように考えられる20人に1人に該当する人だけ」だと思っているのです。私はこの1人に絶対に該当しません。



では他にどのように考える人がいるのか?



私を初めとする、「英語の才能がない」人は

どうしても↓こう考えます。(コメントの人<チェンジニアさん>の意見もぜひご覧ください)

http://juken.alc.co.jp/mouthbird/archives/2008/07/post_49...



私は以下のように分析しています。



・英語が苦手な高校生は 100%「関係代名詞目的格」が苦手である。

・さらに、「関係代名詞の目的格省略」となると、「そんな簡単に理解できない、見抜けない、英文を見ても意味が分からない」



例えば、私は↓ここで出てくる「彼」を今月で9ヶ月教えています。しかし未だに「関係代名詞の目的格省略」の英文で毎回躓き、意味を取り違ってしまいます。

http://smart.fm/users/mouthbird/journal/2009/9/28/179774



つまり、

英語が苦手な英語学習者は

・This is the place I like.

という「関係代名詞目的格省略された文」を【いきなり理解することができない】のです。



省略していない↓

・This is the place which I like.

これですら、かなり難しいのです。



この「分析」に私はかなりの自信があります。それは「こここそが私が最も英語で苦労したポイント」だからです。私が「関係代名詞の目的格省略」の英文に躓かなくなるまでには「7ヶ月」の時間がかかりました。



しかし!!



英語の得意な人に「この理解に俺は7ヶ月かかった」と言うと、返事は「へ? そんなん一瞬で分かるじゃん? ありえん! おめえバカか? 嘘つくな! ボケ!」と言われまくりました。



★彼らは、私の7ヶ月の苦労を「ウソ!」と決め付けるのです。こんな憤慨することはありません!



彼らは「一瞬で分かるもの」を「7ヶ月かかった」と言っても信じてくれないようです。しかしけっしてウソではないのです。

bqwrock06442さん、信じてくださいますか? 本当に知りたいです。



私はまさに↓ここの改善に大変な苦労をしたのです。だから

 (1) This is the place(   )I like. ←ここからまず説明しているのです。



★ 高校生以上で「英語が苦手な人」は、【全て】↑ここの「ミス」から苦手になるのです(断言!)



この「事実」を、「そうは思ってくださらない英語の得意な人」に納得してもらうのが、私の人生の責務ではないかと、勝手に思っています。(ですが、今のところ成功したことがありません)。



―――



>上の問題で、[some] は答えが肯定文云々と言うくだりがあります。



>>疑問文や否定文の場合ふつう any を使う(「肯定の答えを期待する場合 some を使う」。これについてはもう少し説明が必要だが、取りあえず今回はこの詳しい説明は省略。「疑問文・否定文の場合、通常は any」と最初は覚えよう)



>コーヒー飲みますか。

>のような文章では、some が使われますが、

>Do you know…?

>という文章で、some が使われるとは思いません。(共起しない)



恐れ入ります。ここは、Do you know…で some を使うことがある、という説明ではないのです。



★どういう場合 any で どういう場合「疑問文や否定文でも some になるのか」…これをちゃんと説明したいけど、今は「省略」させてください。字数がさらに必要になり、説明が煩雑になるから、、、、という意味で言ったつもりだったのです。

そうは読み取れなかったようですね。私の日本語の説明が悪かったと思います。大変申し訳ありませんでした。m(_ _)m



>「疑問文・否定文の場合、通常は any」と最初は覚えよう)



と書いたのは、



「疑問文・否定文の場合、通常は any」だが、「疑問文・否定文の場合でも any ではなく some を使う場合がある」…ということを言いたかったのです。



おっしゃるように

>コーヒー飲みますか。

というような場合

 Can I have some more coffee? (もう少しコーヒーをもらえますか?)

と使うわけです。



 本当はこれだけでは「疑問文・否定文の場合でも any ではなく some を使う場合がある」という説明になっていないと思います。

★ですが、今は「省略」させてください。字数がさらに必要になり、説明が煩雑になるからです。



> (1) The climate of Japan is milder than that of Alaska.

> (2) The climate of Japan is milder than that in Alaska.

> (3) The climate of Japan is milder than in Alaska.



いつものペンシルベニア州在住のアメリカ人聞いてみました。

「どれが1番 natural か」と尋ねたところ、「(1)」という解答をいただきました。

でも、(2)も(3)も正しい英語だとは言っていました。



この部分の説明は50年以上も変わっていないと思います。しかし少なくともここの部分は、いまだに that of ~ が一番自然のようです。



場を盛り上げてくださってありがとうございました。m(_ _)m








>ArtSaltさん

ご感想ありがとうございます。



>>The climate of Japan is milder than Scotland.

>>The climate of Japan is milder than that of Alaska.



> ”than in Alaska” のほうが自然だとは思いませんか?



分かりません。

私はこういうのが「自然」かどうか「さっぱり分からない」のです。



私は自分の「英語の感覚」というものに「全く信用」がありません。勘で答えたら、文法問題は「全部間違う自信」があります。というか勘で答えて間違いまくった生活を中学高校で6年間経験してきたのです。



「どれが自然かなんてさっぱり分からない」ので、こういう場合、少なくとも私はネイティブに聞かざるを得ません。いつものペンシルベニア州在住のアメリカ人聞いてみました。



――



(1) The climate of Japan is milder than that of Alaska.

(2) The climate of Japan is milder than that in Alaska.

(3) The climate of Japan is milder than in Alaska.



「どれが1番 natural か」と尋ねたところ、「(1)」という解答をいただきました。

でも、(2)も(3)も正しい英語だとは言っていました。



――



>>Will it be many people in the park?

>>Will there be many people in the park?

> 設問自体が極めて不自然です。英語のネイティブがこれを読んだら「?」でしょう。つまりこれは it と there の使い分けに悩む人たちだけがピンと来る文章であり、英語に慣れている人にはむしろ難問です。



おそらく、ArtSaltさんと私のこのシリーズでは「前提条件」が異なっていると思います。

私がこういった問題を考えて欲しいターゲットは「英語で困っている英語学習者」です。彼らに役立つものを提供しているつもりです。



ここで考えて欲しいことがあります。



「英語に慣れている人たち」は「英語で困っている」でしょうか?



私は「英語で困っている人」だけをターゲットとし、役に立つものを提供しているつもりです。

逆に言えば「英語に慣れている人」のために私は、問題を選んだり、作ったりしていないのです。



私の問題にチャレンジしてくださる人は「英語に慣れていない人」のはずです。彼らは「学習がある程度以上済んだレベルではない」と言えます。



しかし「英語に慣れている」人は、「学習がある程度以上済んだレベル」のはずです。そういう皆様にはこんな問題など、意味がないと思います。彼らがもし解けば「違った感覚になる」のは当たり前だと思います。



>> Your school year is so different from us.

>> Your school year is so different from ours.

>これも設問自体が極めて不自然です。us を ours に置き換えるのが正しいのは確かですが、英語に慣れ親しんだ人ほど「はっ? どういう意図でこんな問題出してるの?」と感じる設問です。



おそらく、おっしゃるとおりになると思います。ですが、何度も言うように私は最初から「英語に慣れている人」に向けて、問題を選んだり、作ったりしていないのです。



私はこの文法問題集を使って、主に英語が苦手な方を教えています。

これまでに「意図が分からない」とおっしゃった方は1人もいません。それはおそらく対象者が「英語に慣れしたしんでいる人【ではない】から」だと思います。



ArtSaltさんの意見を聞き、私は大変驚きました!

「ええええ! 英語に慣れ親しむと、ここの意図が分からないんだ!」と、とてもびっくりしました。



>>Do you know either of these ten great novels?

>>Do you know any of these ten great novels?

> 英語が上手な普通の人が any と either を混同することはありえませんから、「これは any と言うべきところを either と間違って言ったんだな」と思い至るのは困難です。これも英語が下手な人ほど即答しやすい設問です。



ここは私の感じ方からすると、以下のようになります。

1、英語の初学者は 最初 either をとても不気味に感じるだろうな。(either 自体が 馴染みがない単語。)

2、「either の意味が分からない英語学習者」が多いだろうな。

3、だから either を辞書など調べて、意味と使い方を見てくれれば良いのだが、見てくれるだろうか?

4、それで明らかに either だと変だとわかると良いな。

5、で、どう直すのか、考えてくれれば良いな。



という具合です。

英語が上手な人の発想を教えていただき感謝しております。

ただ最初からこの文法シリーズは「英語が上手な人は対象外」なのです。そういう人はわざわざ、こんな問題なんか解けなくたって「英語で困っていない」と思うからです。



>こういう問題を公共の場で不特定多数の人に出題するのなら、「これは『引っかけ問題』がたくさん出てくる大学入試やTOEICなどで高得点を上げるテクニックを教えるための出題です」と宣言したほうがいい、

>…というのが私の率直な感想です。



TOEICは詳しくないのでなんですが、大学入試は念頭においています。(元々、このシリーズは「大学受験英語チャンネル」のチャンネルブログの流れを汲んでいます)

誤解を招きそうなら、毎回そう宣言しないといけないかもしれないと思いました。



何度も言って恐縮です私は「困っている人を助けたい」だけなのです。



特に「英語が嫌いな大学受験生」は本当に困っています。嫌いでも英語は必修科目だからです。「英語がどれほど嫌い」でも英語をやらなければなりません。



私が普段受け持っている生徒は多くが「英語がとても苦手」です、

例えば

・三単現のs を知らない浪人生

・What is war? を「何戦争ですか?」と訳す高校3年生

・冠詞 の" a " を、何度説明しても「(at みたいな)前置詞だ」と思ってしまう高校3年生

などです。

 彼らに「英語に慣れた人の感覚」など説明しても、馬耳東風なのです。



素直な感想ありがとうございました。m(_ _)m とてもありがたかったですよ^^



>gyutakuさん

gyutakuさんはだいぶ英語のセンスが高い方のではないかと思いました。

私は、いずれも一発で意図が読めましたw それは私に英語のセンスがないからだと思います。

こういう「ギャップ」が、英語に限らず色々あると思います。

「そんなギャップなどない」と考える人が多いことに私は憤慨しています。

(どうして事実を認めないんだろう…)



>yukari0611さん

今回も素晴しい正答率でした。またぜひチャレンジをお待ちしています。



>StPaulさん

あなたの場合、

>こう言う文を見ると、日本語は、冷静な議論が出来にくい言葉だと思う。

>こう云う人とは議論は止めようと思う、建設的な議論にならない。

>本当に、日本語は debate に適していない。

>英語でのやり取りなら、もう少しましな 議論が出来たと思う、

>意見の異なる人の話を冷静に聞くのは、誰にとっても難しいと思う。

http://smart.fm/users/mouthbird/journal/2009/9/9/177125#p...

とおっしゃっているので、コメントできません。



>>日本で子供(中学、高校、大学)を教えている先生方が、

>>余りにも難しい事ばかり教え(受験英語がそうだから仕方がないのですが)

>>英語嫌いを生産しているのではないかと云う事です。



>ではたった1例でいいです。 ↑こう主張されている人が、



>【英語が好きで実際広く活用している人】ではなく、

>実際に【英語が嫌いだ! 大嫌いだ!】と叫んで、その苦しみを訴えている人

>であるケースを探してください。



この例をたった1つで良いので見つけて欲しいと本当に願っています。



>GoodGriefさん

ありがとうございます。

それが仕事なんで…はい^^;

お子さんがいらして、お子さんが文法を学ぶ必要性を感じたら、ぜひ私にお預けください。



なお、よく誤解されるのですが、私は

「全ての英語学習者に『文法が必要』だと主張」したことは、ただの1度もありません。

「必要な人と不要な人がいる。必要度は人によって異なる」というのが私の主張です。

↓スペースアルク:苦手なりの受験英語「文法の必要性の有無」

http://juken.alc.co.jp/mouthbird/archives/cat1491/

今後ともよろしくです。



>sachiponさん

>that car of yours 思いつきませんでした。

>でも以前もこのタイプの問題先生に出してもらってやはり正解できなかったような気がします

そうだったかもしれませんね。間違いやすい部分は、何度も間違えるものです。次も間違える可能性は十分あります。でもそれが当たり前です。ですが、あなたは私よりは、こういったミスポイントが少ないと思います。私よりも早く直せると思います。

 私ほどこういった英語の問題で躓く箇所が多かった人は今のところ1人しか出くわしていませんから。

英会話の先生じゃあ直しにくいでしょうね。こういった機会を上手く利用していただければと思います。



>yulan_jpさん

もちろん受験英語がこのjournal の基本です。ですが逆に言えば「日本で習う英文法」の基本は受験英語でちゃんと網羅されるのです。英語の学習法はいろいろあるでしょうが、英文法を基本と考えることができて、それがきちんと身に付いていれば、応用は利きやすいと思います。



――――



全然関係ありませんが、、、、



私にとって「英語」は『不倶戴天の敵』です。受験だけ突破したら、英語なんてもうどうでも良い!! 私にとっては…

http://juken.alc.co.jp/mouthbird/archives/cat787/



ですが、受験時代の2年間に覚えたことだけで、ここでお話できるようです。

私はとても不思議です。

http://smart.fm/users/mouthbird/journal/2008/4/18/38251-t...



受験時代に、、、たった2年間にやった学習内容だけでお金を稼いでいる感じです。

その2年間で、英語学習に最も役立ったのが「文法」だったのです。それはもちろん、「私」に当てはまったことであり、ここを見ている皆様には当てはまらないかもしれません。英語が好きでお得意な人ほど、当てはまらないと思います。m(_ _)m

2009年
11月01日
18:15
さん

18:

bqwrock06442 のコメント:
私の文について返事を書きます。



>私はまさに↓ここの改善に大変な苦労をしたのです。だから

 (1) This is the place(   )I like. ←ここからまず説明しているのです。



こういう文を見ると、私は、まず、I like をみます。「私は好きです。」になりますね。日本語の文章では、こういう言い方も通用しますが、普通は「私は[何を]好きです。」と言うでしょう。

[] の中に、「なんで」「どこで」「どうして」のような言葉は入りませんね。「なにを」か「なにが」がはいりますね。

通常のおしゃべり言葉では、「わたしは そのばしょが すきです」ですが、英語を勉強するときには、「わたしは そのばしょを すきです」と少々ぎこちないけれど、そう考えます。

うまい具合に、the place があるので、

(1)’ I like the place.

the place を移動させた形が、(1)ですね。

(1)’ で the place は like (他動詞)の目的語になっているので、(1)の括弧の中に、関係代名詞の目的格を入れる。

関係代名詞は、that, which, who でこの文では、先行詞の the place は人間ではないから、who を入れいることはできない。place は日本語では「場所」ですが、こういう関係詞(関係代名詞、関係形容詞、関係副詞など)で取り扱う「場所」ではなく、たまたま日本語の意味が、「場所」ですから、ここでは、関係代名詞を選択する。必然的に、which となる。

that を入れるな と指示してあるから。

先生は「違和感」と書いていらっしゃるようですが、関係代名詞を知らない人は、「違和感」を感じないと思います。それを感じる人なら、簡単に正しい関係代名詞を選択するでしょう。

私は、the place [] I ... の形を見て、何で名詞(ここでは一方が代名詞)が脈絡もなく、二つ並んでいるのが不思議だと、感じるなら、関係詞が必要 と思うと思いますが。



>英語が苦手な英語学習者は

・This is the place I like.

という「関係代名詞目的格省略された文」を【いきなり理解することができない】のです。

名詞が、相互に無関係、何の脈絡のない 形で並んでいたら、おかしいと考えるような教え方もあると思います。



the place I

この形は、不自然だ(違和感と同じです。)

the book he...

これも不自然だ

book と he とが何で脈絡もなく並んでいるのだろう と考え、関係代名詞の目的格は省略可能だから、ひょっとしたら、関係代名詞が省略してあるんじゃないか と考えてください という教え方でもいいと思います。

この後は、私が書いたように、the book と he read(過去形) との関係を考える。



>(3) I looked at the book.(私はその本を見た)

という話があるはずなのですが…



look は自動詞ですが、look at は他動詞(句)だと思います。

自動詞が、目的語をとるのは不自然。



>>コーヒー飲みますか。

>のような文章では、some が使われますが、

>Do you know…?

>という文章で、some が使われるとは思いません。(共起しない)



>恐れ入ります。ここは、Do you know…で some を使うことがある、という説明ではないのです。



>(7) Do you know either of these ten great novels?



(7)の文章が、Do you know...

の形ですね。ここに



★どういう場合 any で どういう場合「疑問文や否定文でも some になるのか」…これをちゃんと説明したいけど、今は「省略」させてください。字数がさらに必要になり、説明が煩雑になるから、、、、という意味で言ったつもりだったのです。

そうは読み取れなかったようですね。私の日本語の説明が悪かったと思います。大変申し訳ありませんでした。m(_ _)m



>「疑問文・否定文の場合、通常は any」と最初は覚えよう)



上記内容をお書きになると、受験生は混乱しませんか、と言いたかったのです。先生がいろんなことを知っていらっしゃるので、例外的に、some だってあるよ、

とお書きになったと思います。

黙って、「疑問文・否定文の場合、通常は any」 とだけ書いておけば受験生は、すんなり理解するはずです。

先生の博識が、ときには、よく飲み込めない受験生を混乱に陥れる ことを心配して書いたのです。

Do you know... の形で、some を使う例があるのなら、例外的と私が言っている some のことに触れられることは一向に構いません。そういう例があるのかという質問は、そのためのものです。some を使うことがないなら、疑問文に some も使うことがあるよ、ということを教えることは受験生の負担を少し多くすることになりかねません。



私は、テニスをやるので、簡単に説明しますが、初心者に、サーブとストロークとを同時に教えたら、まず、理解してくれません。サーブならサーブだけをある程度身につくまで教えた後、ストロークを教えます。

サーブとストロークは、別に例外的な扱いということではありませんが、初心者には、あれもこれもと教えると、かえって混乱を起こすようです。



こういうことから、あれもこれもと書くのは好ましくないと思います。





以下の話は、私の先生への質問ではありません。投書者のコメントです。



> (1) The climate of Japan is milder than that of Alaska.

> (2) The climate of Japan is milder than that in Alaska.

> (3) The climate of Japan is milder than in Alaska.



いつものペンシルベニア州在住のアメリカ人聞いてみました。

「どれが1番 natural か」と尋ねたところ、「(1)」という解答をいただきました。

でも、(2)も(3)も正しい英語だとは言っていました。



この部分の説明は50年以上も変わっていないと思います。しかし少なくともここの部分は、いまだに that of ~ が一番自然のようです。



コメントをなさった方が、スコットランドをアラスカと書き違えていることの指摘です。



また、上記(2)は、

the climate of Japan と that in Alaska になっているので、同等のものを比較していません。 the climate in Japan と that in Alaska の間違いでしょう。



ここで、that in Alaska の形は、日本人には不自然に見えると書いたのは私です。

that in という形が、馴染みの薄い表現だからそうではないでしょうかと書きました。

(3)を native が正しいと言ったとすれば、それは日本語について、日本語の文法に無頓着な人の言い分と同じでしょう。実際にそう言うのかもしれませんが、日本人にこれは正しいよと教えるのはおかしいと思います。文法上、間違えているのですから。  



>この部分の説明は50年以上も変わっていないと思います。しかし少なくともここの部分は、いまだに that of ~ が一番自然のようです。



that of ... を別の形、例えば、that in... と変えなさいという趣旨ではありません。

that の内容が、the climate でなくて、別の定冠詞付名詞であってもいいのですが、私が何度も勉強したことが、相変わらず出題されていることを言っているのです。それは、出題する大学の先生が、よその大学の問題をコピーしているからだと言っています。

自分の大学に入学してくる学生さんだから、大学の出題担当者は、もう少しは、勉強してくださいという要望でもあります。 塾の先生の問題ではありません。以前にも先生と問答したように、塾の先生は、各大学の出題傾向を知るのが先決で、自分で受験予想問題を作成するのは、よっぽどのことでしょう。

2009年
11月01日
20:56
mouthbirdさん

>bqwrock06442さん



bqwrock06442さんの考え方を詳しく書いてくださってありがとうございます。



>先生は「違和感」と書いていらっしゃるようですが、関係代名詞を知らない人は、「違和感」を感じないと思います。それを感じる人なら、簡単に正しい関係代名詞を選択するでしょう。



どの部分のことをおっしゃってるか分かりませんが、

英語が苦手な人は

 This is the place where I like.

を一番スッキリ感じ(もちろん大間違い)



 This is the place I like.

を全くスッキリ感じません。(もちろん最も正しい)



そして This is the place which I like.

も「変」と感じます。



なお最も【変】に感じる

 This is the place I like.

ですが、英語が苦手な人は「この英文の【意味】をちゃんと作るのが最も大変」です。悩んだ末間違えるのが普通です。これだと分かりずらいので、例文を変えます。



I know the boy she loves.



↑これだと、英語が苦手な人はほぼ100%「私はその少年が彼女を愛していると知っている」という訳例を作ります。

彼らはなかなか「She loves the boy」と考えてくれないのです。



英語が苦手な生徒は、

私から↓こう指摘されます

・「the boy she って変だろうに?」

・「loves の後にないもないのは変だろうに? そうは思わないのか?」

彼らは私からこのように【言われて初めて】、やっと分かります。

★【違和感】は【言われるまで】は自分からは決してここに気がつけません! 



もちろん私も受験時代、最初は【この違和感】に気がつけませんでした。何百回やっても気がつきませんでした。何百回も授業で先生からちょうどまさしく



>――――――

the place I

この形は、不自然だ(違和感と同じです。)

the book he…

これも不自然だ

book と he とが何で脈絡もなく並んでいるのだろう と考え、関係代名詞の目的格は省略可能だから、ひょっとしたら、関係代名詞が省略してあるんじゃないか と考えてください という教え方でもいいと思います。

この後は、私が書いたように、the book と he read(過去形) との関係を考える。

>――――――



このような説明を受けました。そのたびに私は「なんでこの【違和感】にまた気がつけなかったんだ~~~」と苦しんだものです。しかし「7ヶ月間」は、予習する長文では、どうしても気がつけなかったのです。授業で先生に【言われて】初めて気がつき、「なんで気がつかけなかったのだ~~なんで簡単にみんな気づくんだ?」と不思議がったものです。



これに「100%」気づけるようになるのになったのは、膨大な英文を読み、「7ヶ月間違えまくった」末のことでした。きちんと見抜けるようになったとき、私はどれほど嬉しかったことか……想像がつくでしょうか? 



ここからやっと私は「得意になれた」のです。



ですが、多くの「英語ができる人」は、この私の「7ヶ月の苦労話」を「ウソ」と決め付けて、私を嘘吐き呼ばわりするのです。



>>(3) I looked at the book.(私はその本を見た)

>という話があるはずなのですが…



>look は自動詞ですが、look at は他動詞(句)だと思います。



ここは「教え方の差」だと思います。私はどうしても、伝統的な学校英文法でしか教えません。その所為の混乱であるように思います。



日本の伝統的な学校文法では、look at を「他動詞句」とは習わないのです。

自動詞+前置詞+「前置詞の目的語」と習うのです。

証拠に

I looked at the book. はSVOの第三文型ではなく、SVの第一文型と習うのです。



もちろん、looked at を1つの「他動詞」と考えることもできます。ですが、私の説明は「伝統的な学校英文法」と矛盾させたくないのです。

なぜか?

現在でも数限りない参考書類が「伝統的な学校英文法」に則って記述しています。私の説明は、そういった参考書の説明と「矛盾」しないようにしたいと考えているからなのです。



したがって、時代が変わり、もし学校英文法でも、I looked at the book. を第3文型、と教える時代がきたら、

即刻

look at は「他動詞句」と教えます。

(学校文法の変えたい部分は私にはウジャウジャありますw ですが、学習者を混乱させたくないので、変えずに説明するのが私の基本スタンスです)



any と some

>黙って、「疑問文・否定文の場合、通常は any」 とだけ書いておけば受験生は、すんなり理解するはずです。

>疑問文に some も使うことがあるよ、ということを教えることは受験生の負担を少し多くすることになりかねません。



もちろん負担です。

ですが1点で合否が決まる受験生には、【この知識】はたとえどんなに負担であっても覚えなければならない【必須の知識だ】と思います。



例えば手元にNextStage(英文法・語法問題) という本があります。

この本は、大学受験用の英文法問題集としては、極一般的な本です。別にあえて難しい問題ばかり集めた上級者用の本ではありません。おそらく文法問題集としては1番売れている本ではないでしょうか? 少なくとも3位以内には入ると思います。



この本の P226 の647 ↓はこういう問題です。



 Will you lend me(   )money?

 1.bit 2.little 3.some 4.few (東海大)



もちろんこれは some が正解です。しかし any しか知らないとどうでしょう? 間違う可能性が高くなるはずです。この問題集の解説でもちゃんと<「疑問文・否定文の場合でも some になるケース>について触れています。



私の基準は「受験生をいかに合格に導くか」が基本なのです。

したがって、私は<「疑問文・否定文の場合でも some になるケース>について、【説明はできずとも、注意を喚起せざるを得なかった】のです。

2009年
11月02日
01:19
さん

20:

hada のコメント:
「us → that of us」 でも良かったんですね。 ありがとうございます。 それにしても、先生ですら it と that が曖昧な場合があるなんて、手強い相手ですね。 あと either の問題は即答できたように思います。 (笑)

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