Q-Eng

娘がガンダム００SSの録画を見ていた。
あと４回でシリーズが終わる。盛り上がっている。
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テレビの声　「ここは涅槃か」　
娘　「ねえ、ネハンて何？」
母　「仏教用語で悟りの境地。もしくは釈迦の死・・・・かな」
娘　「なんで？　なんでそんな言葉知ってるの？だって言ってるのがグラハム・エイカーだよ。」
母　「え？外国人？」

確かに日本人の娘が知らない仏教用語などを、なぜ外国人が？
いや、未来の話だ。しかも違う世界だ。きっと仏教用語がグローバル化されたのだろう。
何でも許してやらねば。何しろガンダムだ。
あの宇宙空間でモビルスーツに入っている敵同士がどうしてあんなに自由に話ができるんだ？
つぶやきまでわかっちゃうんだ？
愛をささやき合っちゃうんだ？戦闘中だよ、ねえ。
　
金髪の青年が、白装束で滝に打たれている。
・・・・・・・
お料理屋さんのように広い日本間で、正座して話し合う登場人物たち。
・・・・・・・
母　「何これ。時代いつ？世界はすべて日本化されてるの？」
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テレビの声　「武士道とは・・・・」
母　「死ぬことと見つけたり、とか？（ヒ、ヒ、ヒ、まさかそんな台詞、当たり前すぎだよね）。」
テレビの声　「死ぬことと見つけたり！」（声の主はモビルスーツの中で日本刀を抜く！）
母　「きゃー！言ったよ。言ったよ。で、抜いた刀どうするの？モビルスーツの操縦どうするの？コクピットで刀振り回すの？」
娘　「もお！！！また、聞こえなかったじゃない！」
急いで画面を巻き戻す娘。
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テレビの声　「不死身のコーラサワー！」
母　「え？コーラの焼酎割？」
娘　「ああ！また聞こえなかった！因みにこの人はね、通称炭酸と呼ばれてるんだよ。」
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テレビの声　「・・・・ギャンダム！」
娘　「あ～！今！ギャンダムって言ったよ。ねえ！ギャンダムって。」
母　「え～。本当？」
娘　「聞く？ねえ、聞く？」（巻き戻す娘）
テレビの声　「・・・・・ギャンダム！」
娘　「ね、言ったでしょ！ギャンダムって！」
母　「言った言った！ギャンダム！」（手を叩いて爆笑）
(何？これ聞いてて、アフレコの時誰も吹き出さなかったの？それともスタッフ全員熱く盛り上がっててそのまま突っ走っちゃたの？）
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母　「あれ、これアムロの声。その向こうに星ヒュウマ」
娘　「そうだよ。（ちょっと静かにしてよ）」
母　「あれ、これコナン君の声。」
娘　「そうだよ。（いいから静かにしてよ）」
　　　　　
　　　　　
母、どうしてもツッコンでしまう。
素直にアニメが見られない。