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【速読法試論】時間が足りない?【音声化対策】
「リーディングセクションで時間が足りない・・」
<span class="caps">TOEIC</span>初~中級者からこんな声が多数聞こえてきます。
その原因は、
1◆語彙力・文法力不足による単純な読解スピード不足
2◆返り読み
3◆文字情報を脳内で音声化して脳内音読している
などが挙げられます。
今回は【原因3:脳内音読】を改善する方法についてです。
そもそも、
なぜ脳内で音声化してしまうのでしょうか?
日本の学校教育では小学生から国語の授業で教科書の音読をさせ、
中学や高校で英語を習い始めてもテキスト音読→訳といった授業形式が多いです。
それゆえに黙読していても脳内で音読している状態になってしまう、というのが私の仮説です。
しかしTOEICに限らず、文字情報を脳内で音読し続ける限り、一定の範囲を出た効率的生産性は得られません。
ビジネス書を読む人達も、
フォトリーディングやフォーカスリーディングなど、
タイムコストを縮めてより多くの読書投資からリターンを得よう
としています。
さて、本題です。
大量の文字情報をスピーディに理解するには、
◆認知視野を拡大し、文面全体を写真のように見る
ということが必要になってきます。
その際に、個別の単語が目に入り音声が流れるようでは、
視野を狭め歩調を落とすことにつながってしまいます。
この音声化を防ぐために考えたトレーニングが、
【クラシックなどをBGMに流しながら読む】方法です。
この際、聴覚はBGMに集中させて、
視覚のみを使って文字情報を処理するようにします。
人間はフォーカスするものに吸い寄せられる傾向があります。
対面する歩行者や自転車とぶつかりそうなとき、
うまく相手と反対に進路が変えられず、お互いに同じ方向に進路を変えてぶつかってしまうことありませんか?
相手にフォーカスしているから吸い寄せられるんです。
文字だけに集中するから聴覚が暇になって文字を読むんです。
<span class="caps">BGM</span>にフォーカスすれば聴覚が邪魔をすることはありません。
この時、視覚がBGMに吸い寄せられることはありませんよね。
ただし意識が二手に分かれるので最初は理解力が若干落ちるかも知れません。
このトレーニングでは文字情報音声化のプロセスを排除することのみを目的としていますので、
トレーニングは日本語の文書で行ってもよいと思います。
読むのではなく、見るんです。
お試しあれっ!
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