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【リスニング】を鍛える時に意識する【3つ】のこと
中検2級のiKnow!で出てきた最後の5つの熟語、
どれも例文が酷すぎる件について言及しておきましょう。
・彼は体裁にこだわっています。たとえ分からないことがあっても人にききません。
・彼という人は用事がなければ来ません。今日来たのは、間違いなくよくないことでしょう。
・私は最近懐具合がよくない。この服は買えなくなりました。
・もうすぐ会社は倒産します。そのとき皆さんは路頭に迷わなければいけません。
・そんな歯の浮くような話、私には口に出来ません。
微妙にストーリーチックになってるwwwwww歯ぁ浮かねぇよwwww
この5つの例文が同時に出てきたことについては、
意図的な何かを感じざるを得ません。
さて、みなさんはリスニングを鍛える時にどうするでしょうか。
切り替えが大事です。何事もなかったかのように本題に入りましょう。
まずは、【リスニングスキル】を高めるステップを3つ挙げましょう。
①知らない単語を減らす
②知っている単語を聴き取れるようにする
③聞いた単語をすぐに理解できるようにする
それでは一つずつ考察します。
①知らない単語を減らす
まずは基本的なことですが、知らない単語は聴き取れないのです。
ここで、知らない単語を「減らす」となっているのは、
仮に未知語が出てきたとしても、文脈によっては内容自体を理解することができるからです。
ですから、まずは大量の語彙を叩きこんで、未知語を減らすことが先決です。
②知っている単語を聴き取れるようにする
初級から中級へのステップです。
多くの日本人英語学習者はここで躓きます。
(1)正しい英語の発音を知ること
(2)英語の発音の変化のクセを知ること
発音については一度体系的に勉強するべきでしょう。
スピーキングにおいても美しい英語が喋れるに越したことはありません。
リエゾンやリダクションについては、多くの生の英語に触れて経験を積むべきです。
自分の弱点を知るには何と言ってもディクテーションです。
是非、長文を手書きでディクテーションすることをおススメします。
聴こえた音をとにかくスペリングしていきます。
a と our ですら聴き間違えることがある事実に気付きましょう。
③聴いた単語をすぐに理解できるようにする
ニュースや講演を聞く場合、試験を受ける場合など、
聞き返すことが出来ないケースではこのトレーニングが必要です。
それはあたかも「梅干」という字を見ただけで唾液が出るように、
あたかも飛んできたボールに対して目をつむってしまうように、
もっと言えば、膝頭を叩いたら足がびょいーんと前に出てしまうように、
無意識に理解できる語彙を増やさなければいけません。
これは一見リスニングスキルとは違う能力のようではありますが、
上級のリスニングトレーニングとしては必須の項目です。
ある単語を見たとき聞いたときに、別の何かをすぐに連想する練習が有効です。
初心者は日英対訳でも良いでしょう。
あるいは、類似の言葉や対義語などを連想するトレーニングでもいいです。
huge に対して big を連想する。
genius に対して ridiculous を連想する。
とにかく瞬間的なシナプス結合を意図的に行うわけです。
以上がリスニングスキル向上の3ステップです。
中国語を学習していくなかで、語彙の重要性を再認識し、
また、英語に比べて聴き取りやすい中国語のリスニングスキルは、
瞬間的な理解力を上げることが重要だと感じたことがこの記事になりました。
僕は中国語の新語を覚えるときに、類似もしくは対義の中国語で覚えるか、
もしくは英訳で覚えることが多いです。名詞などは日本語で覚えます。
とにかく瞬間的に連想できる何かを結びつけてしまうことが重要だと思います。
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