Q-Eng

今回からしばらく来月の今頃に行われる「センター試験の対策」を考えていきましょう。

今回は第１回なので、基本編です。概略と言っていいかな？

「こんな感じで話を進めるよ～」

という紹介です。

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・戦略

・問題と解説

・文法補足講義動画（ぴったりのものがある場合）

この３つについて、１つづつ書いてみます

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【本日の戦略】

センターは例年、以下の大問が６つあります。

第１問が「発音系」

第２問が「文法・語彙系」

第３問が「文整序・語彙系」

第４問が「グラフや表などを元にした読解系」

第５問が「イラスト対話文」

第６問が「長文物語文」

です。

みなさんはこれをどのように把握されていますか？

センター試験の英語は簡単そうに見えて意地悪な問題が多いですよ。

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【本日の問題】

ためしに今日は軽く、センターの過去問を１問解説しましょう。

第２問「文法・語彙系」より（2006年　本試）

If the pain in your throat comes worse, have it（　　　）at once.

１．check　２．checking　３.to check　４.checked

[語句]　pain（痛み）、throat（のど）、worse（もっと悪い ill の比較級）、check （～を確認する）

[熟語]　at once （すぐに）

[問題解説]

「have + 物 + 過去分詞」で「物を～させる、してもらう」という意味があります。

この場合、it は「throat（のど）」。のどは「確認する」のではなく「確認してもらわない」といけませんね。

したがって、正解は

　４.checked

（もしのどがもっと悪くなっているのならば、確認してもらいなさい）

となります。

ちなみに、センター試験の製作者は、１、check　を引っかける選択肢として準備しています。

have には

have + 人 + 原形不定詞　「人に～させる」 という形があるからです。

仮に

If the pain in your throat becomes worse, have someone（　　　） it at once.

１．check　２．checking　３.to check　４.checked

だったら、答えは　１. check です。

まだまだ説明不足です。詳しく知りたい方は下の動画講義をご覧ください。

【本日の動画講義】

この動画は、私が「スペースアルク＠大学・受験＞苦手なりの受験英語」で毎週金曜日に行っている「無料文法動画講義」の映像です。「前回の問題の解説」⇒「次回への宿題クイズ」という流れになっていますのでご注意ください。概ね「解説」の部分が、本日の問題の補足説明になっています。

では本日の問題の補足です。

「have + 物 + 過去分詞」については私がこちらで詳しく解説しています。

　アルク無料文法放送　第57回　分詞（４）前編

「have + 人 +原形不定詞」については私がこちらで詳しく解説しています。（3:30から）

　アルク無料文法放送　第30回　不定詞（15）前編

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ではこのような形で皆さんと一緒に、センターの対策を紹介＆勉強していきましょう。