以下は「英語の綴りと発音」 成田圭市・著、を参考にした内容である。この書籍に私独自の解釈を加えたものである。「間違いではないか」と思った内容があればガシガシ指摘していただきたい。なお発音記号は国際式の IPAではなく、日本の辞書で多い Jones式を採用する。
母音が終わったので子音に入る。
●bの基本発音
b b (ブ)
例 book(本) big(大きい)
bb (ブ)
例 rabbit(うさぎ)
補足: 子音が2つ並ぶ(この場合なら bb)場合、原則的に
1・その子音は1つしか発音しない
2・子音の手前の母音は【短音】
<例外はある>
●bを含む綴りの発音
mb m(ム) bが黙字(発音されない)
例 bomb(爆発・爆発する) climb(~を登る)
補足:mbの場合、元々14世紀までの古英語では b は発音されていたが、中世で発音されなくなり、そのまま現在に至る。
bt t(トゥ)bが黙字(発音されない)
例 debt(借金) doubt(~を疑う・疑い)
補足:bt の場合、元々古英語では b がスペルに含まれていなかった。その後ラテン語やフランス語が意識された単語にはbが挿入された。しかしそのbは記述されても発音はしなかった。それが現在まで残る。
----
このような感じで来週以降も「子音」についてまとめる。
なお次回のCは、来週と再来週の2回に分けて解説する予定。次回は来週の水曜日です。
- 総アクセス数(8)
(0)
(0)