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mouthbirdさんの日記

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2023年
01月04日
18:36 mouthbirdさん

生徒さんの中で初見で解ける人はいなかったが…(解答編)

smart.fm で更新してきた、旧チャンネルブログの文法問題をお届けします。
今週は解答編です。

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
チャレンジして下さった方、ありがとうございました。それでは年末の問題の解答と解説に参りましょう。

問題:次の文がほぼ同じ意味を表すように、(   )内に適当な1語を入れなさい。
 I would buy you lunch should Karen smile at you.
=(   )Karen(   )smile at you, I would buy you lunch.

解答:If, should

解説:そもそも上の英文の意味が分かりにくいです。
順番が前後しますが、解答を入れた下の英文を先に解説します。そうすれば、上の意味が分かります。

解答を入れてます。
 If Karen should smile at you, I would buy you lunch.

実は、「should を使った仮定法」というルールがあるのです。
英語が得意な人は仮定法が苦手な人が多いので、知らない人が多いかもしれません。
「should を使った仮定法」は正式には「仮定法未来」と呼ばれる用法の1つなのです。(仮定法未来は should と were to に2種類がある) でも最近はこのような「仮定法未来」は「仮定法未来」と呼ばれることはほとんどありません。「should を使った仮定法」と呼ばれることがほとんどです。

「should を使った仮定法」のルール
if S' should V'原形 ~, S would V ….
 「万一S'がVしたら、SはVするだろう」


補足
・would の部分は could, mightでも良い。should は主語が1人称の場合のみ可能。これは仮定法過去と同じルール。
・「should を使った仮定法」の場合、仮定法過去と違って、will, can, may, そして主語が1人称なら shall も可能。

これに則ると
 If Karen should smile at you, I would buy you lunch.
  は
 「万一カレンがお前に微笑むなら、俺はお前に昼飯を奢るよ」
 という意味になります。

「should を使った仮定法」を使った英文は、割と頻繁に見かけます。知らなかったらぜひここで覚えて欲しいです。

ここまでよろしいでしょうか?

=========

ここからは、別のルールを学習します
仮定法の if 省略」というルールを学びましょう。

実は
1・仮定法過去で動詞が were の場合のみ
2・仮定法過去完了
3・should を使った仮定法
4・were to を使った仮定法
この4つは、if を省略して同じ意味を表せます。ただし語順が関わります。

今回は「should を使った仮定法」の場合、の if の省略方法を説明します。

 実は
  if S' should V'原形 ~
 は、if を省略し、S' とshould の位置を入れ替える、
 つまり、
  →should S' V'~
 とすることで、同じ意味を表します。



つまり
 If Karen should smile at you, I would buy you lunch.
=Should Karen smile at you, I would buy you lunch.

となります。下の分の前後を入れ替えると
 ⇒I would buy you lunch should Karen smile at you.
となります。これがこの問題の上の英文だったわけです。

should を使った仮定法の倒置は、出現すると問題にされやすいですね。
いかがだったでしょうか?

それではまた来週。

問題編
http://q-eng.com/diary/23041

出典
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