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mouthbirdさんの日記

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2021年
07月07日
19:04 mouthbirdさん

比較の盲点(解答編)

smart.fm で更新してきた、旧チャンネルブログの文法問題をお届けします。
今週は解答編です。

参加して下さった皆様、ありがとうございました。では先週の問題の解答と解説に参りましょう。


問題 次の文の(   )に入る最も適当な語を a~dから選びなさい。

1 This story is(   )more interesting than that one.
  a.much b.many c.well d.very

解答:a.much

解説:これは「比較級の強調」という学習内容になります。
 通常比較級を強調する場合、比較級の手前に「強調するための語(句)」を置きます。
 「比較級を強調するための語(句)」で、多くの人が最初に学ぶのは much でしょう。
 だから正解は much にはなります。(この話はあの話よりもはるかに面白い)
「比較級を強調するための語(句)」は much 以外にも沢山あります。
 much, far, by far, far and away, a lot, lots, still, even, ever
これらは全部、今回の問題の解答候補です。見事に much しか選択肢にありません。
なので、a much のみが正解です。

========

2 Japanese schools have(   )more rules than American schools.
  a.much b.many c.well d.very

解答:b.many

解説:これも「比較級の強調」という学習内容になります。ですが今回は much ではなく、many が正解となります。
(日本の学校はアメリカの学校よりも多くのルールがある)
なぜこの問題の場合、much ではなく many になるのか?
 実は、例外的なのが今回のケースなのです。
  さっきの1の問題は more interesting で 形容詞 interesting の比較級の強調でした。
  でもこの2の問題は more rules で、rules の比較級ではないですね。rulesは名詞ですから。
 実は2の問題は more が many の比較級になっているケースなのです。
 
  実は
   【more + 複数名詞】 の more を強調するためには、強調する単語は many になる
  という特別ルールなのです。この場合、たとえ比較級の強調でも much は使えないのです。

 したがって、今回に限り、much ではなく、many が正解となります。

いやあ、正直私はちょっと前まで知らなかったルールでした。間違えて覚えていました。
皆様はいかがだったしょうか? それではまた来週。

問題編
http://q-eng.com/diary/22620

出典 シグマ基本問題集 英文法
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