わが母について。
昨年12月の頭より入院している。現在3カ月目でまだ入院中である。
母は肉体的にも精神的にも病んでいる。本当は詳細に書きたいが、やめることにする。わかりにくくなるから。
病名としては廃用症候群、肺炎、低酸素血症である。このうち
廃用症候群が一番わかりにくい病気であろう。
●廃用症候群とは
…病気やケガなどの治療のため、長期間にわたって安静状態を継続することにより、身体能力の大幅な低下や精神状態に悪影響をもたらす症状のこと。
●廃用症候群の症状
廃用症候群を発症すると、「運動器障害」「
循環・呼吸器障害」「自律神経・精神障害」を引き起こす。
「運動器障害」とは主に「筋萎縮」「関節拘縮」「骨萎縮」など、「循環・呼吸器障害」では主に「誤嚥(ごえん)性肺炎」「心機能低下」「血栓塞栓症」など、「自律神経・精神障害」では主に「うつ状態」「せん妄」「見当識障害」などの症状を発症する。
母は自力で食べ物も飲み物も飲めない。痰が肺に回る。気道を切開し、そこから定期的に痰を吸引している。
先月から胃ろうになった。ただその影響で呼吸は少し改善した。
先々週、ようやく回復の兆しが見られた。ただし
あくまで兆し。そこまで良くなっていない。しかしそれでも
先週の金曜日に救急対応病院から一般病院に転院した。だからと言って、安心できるわけではない。一昨日は血液中の酸素濃度は良かったが、脈拍が速かった。昨日は脈拍はそれなりに遅かったが、酸素濃度が低かった。
現在の一般病院では以前の救急対応病院ほどの手厚い看護が受けられていない。昨日は酸素濃度がやや低め(90%弱)なのに、追加酸素すらされない状態であった。(昨日は日曜日。日曜日だと医師がいないためであろう)
新しい病院は面会時間制限が課せられている。1日20分程度しか面会できない。インフルエンザ対策なのだそうだ。もうすぐ解除になると言うが、今日もまだ解除されていなかった。
今日は酸素濃度がやや低め、脈拍はやや高め…という具合である。
改善を祈る毎日である。
来週の
月曜日から新しいシリーズを開始します。
金曜日の夜11時からはいつものニコ生英文法講義です。
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