基本問題で間違えた場合
●普通の英語塾⇒なぜこんな簡単な問題を間違えるのだ? と言い、大量に追加問題を出しかねない。
●Ye-Studyゼミナール⇒間違いやすいよなあ! といい、問題を小出しにする。
別に英語に限らないのだが、(英語が)できる人からすれば、楽勝でできそうな問題があるとする。これを間違えた場合、先生は対処をどうしているだろうか? 私の経験上、先生の多くは「怒鳴る」傾向があるように思う。「なんでこんな簡単な問題ができないのだ!?」と怒鳴るのだ。
なあに、なんてことはない。私の実体験である。
英語のスーパーデキラズだった私は基本問題を間違いまくり、英語の先生に「なんでできないんだ!?」と怒鳴られまくったのである。
基本問題だろうが、スーパー易しい問題だろうが、私はことごとく間違えた。そのたびごとに怒鳴られ、その結果、英語が大嫌いになったのである。
それから、私の実体験では面白い?傾向が1つあった。私が基本問題で間違うと、英語の先生は「特別に」「余計に」追加問題を「大量に」宿題の様な形で私に与えてくれたのである。そんなもんやるわけがない!! やらないとまた怒鳴られる。つまり英語で怒鳴られまくりだったのが、私の中学・高校時代の生活だった。
苦手なものはそんな簡単にはできないものだ。先生にとって「べらぼうに楽勝」な問題でも、その生徒にとっては「最悪」に難しいケースがあるのだ。だから、そこは丁寧にゆっくり説明するべきである。
確認問題も必要で、それはできればそれは多いに越したことはない。しかし普通は、苦手な生徒さんは「1度に・大量に」なんてできっこない。
どうしても大量にやる場合、小出しにする。例えば50問ぐらいやらなければならないのであれば、5問ずつ解いてもらう。そして適宜休憩を入れる。50問やるのならば、5問ずつ5回やったら、1度休憩を入れる。そしたら残りを5問ずつ5回やる。。。。、こんな感じである。
苦手な部分は、1度に大量になんて、やる気が失せるだけだ。小量に区切る。
必ず途中で休みを入れる。決して急がず、のんびりやる。
休み休みやる。そうやって少しずつやってもらうのが、当塾の方針である。
金曜日の夜11時からはいつものニコ生英文法講義です。次回は来週の
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