• ようこそゲストさん!

mouthbirdさんの日記

(SNS全体・外部に公開(Web全体に公開))

2018年
08月22日
22:06 mouthbirdさん

「言う問題」の盲点(解答編)

smart.fm で更新してきた、旧チャンネルブログの文法問題をお届けします。
今週は解答編です。

参加して下さった皆様ありがとうございました。
それでは前週の問題の解答と解説に参ります。。


問題 次の(   )に最も適切なもの入れなさい。
We couldn't(   )his mother out of her decision.
 a.speak b.talk c.tell d.ask

解答 b.talk

解説
(   )の次が人が来ています。とすると、(   )には他動詞が来ます。

通例、
(   )の意味が「言う」と分かっている場合、
(   )次に「人」が来た場合
 ⇒(   )は tell

と決まっているのです。tell のみが 「tell+人+~」と使えるからです。

 〇 tell me a story
 × say me a story
 × talk me a story
 × speak me a story

という感じなのです。


ところが!!!!


 この常識には盲点となる例外が2つ存在するのです。

1talk 人 out of ~ing
「人を説得して~をやめさせる」

2talk 人 into ~ing
「人を説得して~させる」


こんな熟語があるのです。今回はこれのうちの1の熟語を使う問題なのです

We couldn't(talk)his mother out of her decision.

として、「我々は彼の母を説得し彼女の決定をやめさせることができなかった」という意味の英文を作り上げるべきだったのです。


 「tell+人+~ 」という形がが「言う」関係の問題では最も大事です。しかし、talk を使ったこれらの2つの熟語だけがこの常識から外れる盲点の表現なのです。

いかがだったでしょうか? それではまた来週!

問題編
http://q-eng.com/diary/2150

出典
  • 総アクセス数(1,423)
  • 拍手拍手(0)
  • お気に入りお気に入り(0)