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mouthbirdさんの日記

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2018年
08月20日
22:49 mouthbirdさん

「~」の効用(9)

今日が「~」の効用の最終回になります。今回はまとめです。

実際のところ、一番言いたかったのは(8)の話です。
とにかく

I know the boy she loves.

 ↑これです。私はこの英文にかなり苦しみました。

この英文は「私は彼女愛している少年を知っている」というのが正しい訳例の1つです。ですが、

こういう正しい訳例を
 1.いつでも
 2.自信を持って
 3.すぐに
できるようになるまでに私は10カ月かかりました。

 昔の私は大体「私を彼女愛している少年を知っている」とやってしまっていたのです。そして後で授業で間違いを指摘されるのです。そのたびに「間違った!!!」と嘆いたものです。

 あるとき、ようやく「あ!」っとさとった瞬間がありました。そしたら「私は彼女が愛している少年を知っている」というの正しい訳例ができるようになりました。でもその時は「自分の訳例があってる自信」がなかったものです。授業で確認し、先生の「あっている」というお墨付きをもらって初めて「やったー!!!」と喜んだものです。
 これでもまだまだでした。このような英文にその後何回か出くわし、自分で訳例を作り、そして授業で先生から「あっている」と墨付きを何回かもらって、やっと自信が付きました。

 これができるようになったきっかけは「~を」つきで意味を覚えたからなのです。

love の意味は「愛している」ではなく、「~を愛している」と覚えました。「関係代名詞の目的格」をちゃんと習ってから、ここからはこの手の動詞を「~を」つきで覚え直したのです。それはそれは長い時間がかかりました。

 でもおかげさまで、ここから私は英語が得意になったのです。模試で偏差値が50を越え始めたのです。


 こうして今、私が先生ずらできるのも、全て「~」の効用のおかげなのです。


 いかがだったでしょうか?

金曜日の夜11時からはいつものニコ生英文法講義です。来週は雑談。新しいシリーズは再来週の月曜日から始めます。


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