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mouthbirdさんの日記

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2017年
11月21日
16:08 mouthbirdさん

マウスバード英語bot(2)

英語学習者には耳(音声)から英語を覚えようとする耳要素と意味(和訳例)から覚えようとする意味要素が存在する。耳要素が強い人ほど英語が得意になりやすい。

※月曜更新予定が火曜になってしまったことをお詫びします。


 例えば、テレビのニュースでトランプ大統領のスピーチが流れるとする。この時、概ね2種類の反応を日本人は示す。

(1)画面に現れる字幕を見る(英語を聞く意識など、ほとんどない)
(2)流れている英語を聞こうとし、字幕を見ない。

私は
(1)の人を「意味要素の強い人」と呼んでいる。
(2)の人を「耳要素の強い人」と呼んでいる。

意味要素の強い(1)の人は、(2)みたいな日本人がいることが信じられない。「意味が分からなければ困るじゃないか!」と思う。

耳要素の強い(2)の人は、(1)みたいな日本人がいることが信じられない。「意味なんかどうでもいい。どうしてもなら意味なんて聞けば大体分かる。なぜ(1)の人は英語を聞こうとしないのか?」と思っている。


(1)のような意味要素の強すぎる人を私は「意味タイプ」と呼んでいる。
(2)のような耳要素の強すぎる人を私は「耳タイプ」と呼んでいる。


耳タイプのほうが総じて、英語は好きで得意になりやすい。意味を気にしなくて満足。どうしても意味を考える場合、英語をさらりと聞くだけで意味がある程度分かるからである。 

英語をさらりと聞くだけで意味がある程度分かる…これは才能だと私は思う。

私はバリバリの意味タイプ。「英語をさらりと聞くだけでは、意味がさっぱり分からない」。私にはこういう才能が全くない。



 耳タイプ・意味タイプについて昔、4コマ漫画で違いを解説したシリーズを描いた。予定では今年の8月下旬に続編を描くつもりであったが、都合が悪くできなかった。機会があったら続編を描く予定である。

 未読であればぜひ「耳タイプ・意味タイプ」の漫画を読んでほしい。
http://q-eng.com/diary/20162

金曜日は【ニコニコ生放送】による文法講義放送です。この続きは来週の月曜日です。

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コメント

1番~4番を表示

2017年
11月27日
11:28
コピットさん

こんにちはお久しぶりです。

私はたぶん、ニュースのときなどは、

「英語に耳を澄ましつつ、字幕で意味を確認する」をやっていると思います。

以前は、聞き取ろうと頑張ってたこともあるけど、自分の単語力では、とうてい及ばず、

どっと疲れてしまい、やってても英語がどんどん嫌いになるだけなので止めました。

2017年
11月27日
12:52
mouthbirdさん

>>1 コピットさん
ごぶさたです。
耳を澄ましつつ、字幕で意味を確認していらっしゃるのですね。この辺りは色々なバリエーションがありそうですね。
内輪では、字幕なんか見なくったって大体意味は分かるじゃないですかー、と言って字幕を見ない高校三年生がいます。
この辺りのバリエーションを詳しく調べたくなりました。またご協力をお願い致します。
コメントありがとうございました。

2017年
11月27日
17:59
コピットさん

>>2 mouthbirdさん

ちょっと話が飛びますが、小学6年生でTOEIC980点をマークして少女がいるんですよ。

外国に住んだこともなく、留学したこともない、女の子がどうやって高得点を取ることができたの

かテレビでやっていました。 

興味があったらごらんください。

2017年
11月29日
20:51
mouthbirdさん

>>3 コピットさん
情報ありがとうございます。これは興味深いですね。
いやあの、興味深いのは、この情報を見て「うちの子もこんな風になれるはず」と思い込む親がどれだけいるかが気になるのです。

 「日本語の本でさえ中1にまでにこんなに大量に読まないような子供」がわが子なのに、「うちの子も彼女のようになれるはず」と思い込む親がどれくらいいるのかを私は知りたいです^^

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