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mouthbirdさんの日記

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2017年
11月06日
23:00 mouthbirdさん

マウスバード英語bot(0)

 実は私が普段の授業でよく言う「セリフ」みたいのがたくさんあるのです。まず、めんどくさいから全部書いてしまえ!


・英語が最初から好きで得意な人ほど文法はいらず、英語が苦手な人ほど文法が必要。
・英語学習者には耳(音声)から英語を覚えようとする耳要素と意味(和訳例)から覚えようとする意味要素が存在する。耳要素が強い人ほど英語が得意になりやすい。
・英語が嫌いで苦手な人が得意になる場合、英語が好きになってから得意になるパターンはまずない。宝くじで1等があたるくらいまれ。しかし得意になって好きになるパターンならばありえる。
・英語が得意な人の多くは例文を覚えるのがたやすく、応用を利かせられる。英語が苦手な人ほど例文を覚えるのが苦手。覚えられないうえ、恐ろしく苦しむ。
・英語が得意な人の多くは仮定法が苦手。しかし英語が苦手な人は仮定法はさほど苦手に思わわない。むしろとびぬけて簡単に思える。
・英語が得意な人は関係代名詞目的格省略が得意だが、英語が苦手な人は100%関係代名詞目的格省略が見抜けない。
・英語が得意な人で時制を苦手にしている人は結構多い。特に完了形が苦手。現在完了と過去完了が使い分けできない得意な人も多い
・分詞は英語が得意な人でも、苦手な人でも苦手になりやすい。
・英語教師の中には、英語に興味がない生徒に「英語を好きになれ! 少しは興味を持て!」などと言う人がいる。しかし「はい、なります。持ちます」と答えて「本当に英語が好きになった生徒」がいたら教えてほしい。
・英語しかできないから英語教師になった例は多い。例えば、数学も英語もできる人ならば、その人は職業として英語教師をまず選ばない。
・英語が嫌いな人は、英語の和訳例の作成作業を嫌がる。しかし実はそういう人ほど和訳例作成作業を積み重ね、間違いを直すことで得意になれる。
・自他ともに認める英語が苦手な人が、参考書だけで英語が得意になった例は1件もない。先生が必要。だが苦手な人ほど人から教わろうとしない傾向がある。
・英語が苦手な人はぜひ「自動詞・他動詞」の区別から覚えてほしい。そのとき必ず「~」付きで覚えること。例えば自動詞arriveの意味は「到着する」だが、他動詞reachの意味は「到着する」ではなく「~に到着する」である。


 今回は↑これらに1つ1つ説明を加えていこう、というシリーズにします。で全部の説明が終わったら、これを有効?活用しようと計画中です。

 ツイッターに「bot」というサービスがあります。一定時間ごとに、こういうセリフみたいなのをランダムにつぶやいてくれるのです。「マウスバード英語bot」としてこれらの文面を登録し、つぶやいてもらおうと企んでいます。

 今回はこんなシリーズで行きます。本格的には来週の月曜日からです。


金曜日の夜11時からはいつものニコ生英文法講義。次回来週の月曜日です。

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コメント

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2017年
12月16日
00:06
コピットさん

こんばんは。 今夜はすこし寒さが和らいでますね。

質問したいことがあります。 mouthbird さんは 生徒が英語が得意か不得意か、そこにポイントを置いてますね。

不得意な生徒に英語を教えるために、日々苦労されてるんでしょうか。

生徒さんは英語が大嫌い、わからない、という方がほとんどですか。


嫌いなものはやりたくないですもんね。

私の場合、もし韓国語や中国語を受験のためにやらないといけないとしたら、、、、もう吐き気がします。

好きになれと言われても、それは無理。 全く興味がないから。知り合いの中にも韓国ドラマや歌手が好きで、韓国の素晴らしさを訴えてきてくれますが、右から左へ聞き流す~~状態。 

そのようなマインドの生徒に、韓国語を教え、そしていい結果を出さないといけないとしたら

。。。。 それは難儀しますよね。

しかし、そういう生徒には、moutubirdさんのように、英語が大嫌い、でも理解できるようになった、という先生の教え方は、興味持たれるのかもしれませんね。

英語が嫌いな人は、たくさんいると思います。 普段必要ないですしね、とくに。

2017年
12月16日
12:12
mouthbirdさん

>>1 コピットさん
> 質問したいことがあります。 mouthbird さんは 生徒が英語が得意か不得意か、そこにポイントを置いてますね。
> 不得意な生徒に英語を教えるために、日々苦労されてるんでしょうか。

基本的にそうですね。そもそも2000年に立ち上げた私のサイトは
「本気で嫌いな英語を何とかする方法」というものです。
http://www.ye-study.com/
そこには「英語が嫌い・苦手な人向け」と書いてあります。裏を返せば「好きで得意な人向けではない」ということです。

 普通の英語先生がよくおっしゃるような(彼らがやってきた)勉強法や世の中で流布される英語の勉強法や考え方は、私には全く効果がなかったのです。むしろどんどん英語が嫌いになり、そのせいでますます英語を勉強せず、結果英語の成績は悪くなる一方だったのです。

 かつての私と同じように英語に苦しめられている中学高校生は現在でも大勢いるはずだ、と思うのです。だから彼らの英語の成績を上げられる方法を研究し、提示している…という感じですね。

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