• ようこそゲストさん!

mouthbirdさんの日記

(SNS全体・外部に公開(Web全体に公開))

2016年
10月27日
12:51 mouthbirdさん

単純な仮定法(解答編)

smart.fm で更新してきた、旧チャンネルブログの文法問題をお届けします。
今週は解答編です

======================================
●アプリ情報:テストバージョン 3.01と3.02

今後の予定(作成順)
単語の充実
======================================

わー、水曜の予定が木曜になってしまいました。>< もうしわけないです。
参加してくださったatepekoさん、ありがとうございました。
それでは解答と解説に行きましょう。


問題
次の英文に(     )に最も適切なものを選んでいれなさい。
かつ和訳例を書きなさい

1If I(     )hard now, I would be happy.
a, study b, studied c, have studied d, had studied

解答
b, studied
訳例:もし今一生懸命勉強することができれば、嬉しいのに。

 後半を見ると、I would be happy. とある。will ではなく would 。であるならば、前半の If I(     )hard now は「仮定法」であることが確定する。この部分には now とあるので「現在」のありえない事実に反することを仮定する話だと確定する。

 「現在」のありえない事実に反することを仮定は
  →仮定法過去を使う

    仮定法過去↓
     If + S + 過去形 ~, S + 助動詞の過去形 + 原形~
     (もし(今)~するならば、~だろうに)

したがって
 If I(     )hard now, I would be happy.
 If S  過去形  ~   , S + 助動詞の過去形 + 原形~

である。(    )には過去形が入る。よって正解は b, studied

この場合、この人は「今・現在」本当は一生懸命勉強したいのに(病気かなにかで)それができないことを表している。もし今一生懸命勉強できる境遇なら、今の自分を嬉しく思うだろう、という内容である。

----

2If I(     )hard, I would have been happy.
a, study b, studied c, have studied d, had studied

解答
d, had studied
訳例:もし一生懸命勉強してたら、嬉しかったのに。

 後半を見ると、I would have been happy. とある。前半が if ~ なのだから、これだけでこの英文は「仮定法過去完了」であると確定する。「仮定法過去完了」は「過去」の事実に反することを仮定する話だ。

 「過去」の事実に反することを仮定は
  →仮定法過去完了を使う

    仮定法過去完了↓
     If + S + had + 過去分詞 ~, S + 助動詞の過去形 +have + 過去分詞 ~.
     (もし(あのとき)~していたならば、~だったろうに)

したがって
 If I(     )hard now, I would have been happy.
 If S had + 過去分詞 ~  , S + 助動詞の過去形 +have + 過去分詞 ~.

である。(    )には had + 過去分詞 が入る。よって正解は d, had studied

この場合、この人は「過去のある時点で」本当は一生懸命勉強したかったのに(病気かなにかで)それができなかったことを表している。もし今一生懸命勉強できた境遇なら、当時、自分を嬉しく思っただろう、という内容である。

----

3If I(     )hard at that time, I would be happy now.
a, study b, studied c, have studied d, had studied

解答
d, had studied
訳例:もしあの時一生懸命勉強してたら、今幸せだろう。

 後半を見ると、I would be happy now. とある。will ではなく would 。であるならば、前半の If I(     )hard at that time は「仮定法」であることが確定する。
 ここからは、1問目と2問目とは勝手が違う。

この第3問目は
 前半が、If I(     )hard at that time,
                  ↑at that time(その当時)があるので
              前半は「過去」の話と分かるが
 後半は、I would be happy now.
              ↑now(今)があるので
              後半は「現在」の話なのだ。

つまり、前半は過去の話だが、後半は今現在の話なのだ。
こういう場合、「合体形」とか「ねじれ」などと呼ばれる形になる。


    仮定法過去と仮定法過去完了の合体形(ねじれ)↓
     If + S + had + 過去分詞 ~, S + 助動詞の過去形 + 原形~
     (もし(あのとき)~していたならば、(今)~だろうに)

したがって
 If I(     )hard at that time, I would be happy now.
 If S had + 過去分詞 ~  , S + 助動詞の過去形 + 原形~

である。(    )には had + 過去分詞 が入る。よって正解は d, had studied

この場合、この人は「過去のある時点で」本当は一生懸命勉強しなかったことを表している。もし今一生懸命勉強していたら、今の自分は幸せだろう、という内容である。

=============================

大体3番めが多くの人の境遇ですね。いかがだったでしょうか?
それではまた来週。

問題編
http://q-eng.com/diary/19627
  • 総アクセス数(2,683)
  • 拍手拍手(0)
  • お気に入りお気に入り(0)

コメント

1番~2番を表示

2016年
10月28日
23:00
atepekoさん

やっぱり仮定法は難しいです。
一生復習し続けないといけないんじゃないかと思います。
そういう人って多いんではないんでしょうか?
今後ともよろしくご指導お願い致します。

2016年
10月28日
23:56
mouthbirdさん

>>1 atepekoさん
そうですか。私は仮定法のが苦手な人の原因と理由を探っているのです。これも一生研究し続けないと行けないかもしれません。今後共どうかよろしくお願いいたします。

1番~2番を表示