軽い
ディスレクシア (識字障害)を持つ姪の英語の話。
姪は文字が読みにくいのである。
それが原因の1つで、
姪は最高に英語ができない。
↓惨状はこちら
http://q-eng.com/diary/12358
努力の結果、3月になんとか地元の公立高校に入った。
初めての中間試験の成績がようやく返ってきた。
「テスト問題」はずいぶんに前に送ってもらった。
吟味したところ、「姪にはちと難しいな。25点ぐらいかな?」と思っていた。
半分は中学の復習みたいな内容だった。しかし姪はまさに「中学の内容」がよくできないのだ。例えば三単現のSはしょっちゅう間違える。しかしだいぶ頑張ったから、「中学の内容の半分」ぐらいはできるようにはなっていた。
でも逆に言えば「中学範囲の半分は間違える」のだ。
採点された解答用紙が返ってきた。
72点だった。 平均点は62点。
俺も姪も驚いた。あの姪が平均よりも10点も多いとは。
よくできている。
・「~してはいけない」という意味を埋める問題にはちゃんと must not と書いて○をもらっている。
・大問題[Ⅵ]の12問の文法問題は全問正解。ちょっと間違えやすそうな引っ掛け気味の問題も正解を出している。12個連続の○のなんと綺麗なことよ!(今までは12個連続で×だった)
むろん、色々姪らしい間違いは多かった。
たとえば
must not ができて、「おおすげえ!」と思った、その次の問題で
will を well と書いていて×をもらっていた。
whose が whoes だった。(むろん×)
しかし、注目すべきところが1つあった。「
ディスレクシアの間違いは1つもなかった」のである。今までは、a を o と書いたり、e を a と書いたり、d を b と書いたりしていた。それが今回1つもなかったのである。
アルファベットをできるだけ嫌々書かせて逐一直させた効能か、と自分では思っている。
姪は「英語ができると思われるのは嫌だ」とは言っていた。当てられるから。
ただ少なくとも現時点では姪は学校では平均以上の点数をとったので、学校ではできるほうなのは事実になってしまった。
このまま行くといいんだがな。
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