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英語学習の道程 ~中学校編~
中学校に入ると「英語」の科目が授業に加わった。
最初の授業ではアルファベットの発音を勉強した記憶がある。
Wはダブルではなくダブリューで、Zはゼットではなくズィーなんだ、とその時知った。
1年生の頃は授業の最初に「暗唱」があった。
やりたい人だけがやって、やったら加点、というものだ。
教科書はクミやらケン、ムカミなんかが出てくるアレで、
ペアを組んで会話形式でやらないといけないのでパートナー探しに苦労した。
自分は「加点」というシステムが大好きなのだが、さすがに暗唱をしたがる生徒は少ない。
ひどい時には一人で両パートやってのけた。
もちろん、丸暗記してるだけで発音も良くないし文法もよくわかってない。
このときの授業では毎週、単語テストがあった。
数字を1~10まで、全部正解したら次は曜日を月から日まで、
そんな感じで間違えると次の週も同じのをやる。
実はこういう「ミニテスト」のようなものも好きで、(変な子供だ・・・)
小学校の頃は「漢字100問テスト」なるものを満点で通るほど事前準備をするような子だった。
英語のミニテストも例外ではなく事前に先生から情報を得て準備をしてのぞむため、
一人だけどんどん先のカテゴリーに進んでいくような感じだった。
ただし、one=オネ、five=フィヴェ、seven=セヴェンという覚え方だった。
eightにいたっては「エイグフト」だった・・・
曜日も同様にモンダイ、ツエスダイ、ウェドネスダイ・・・という感じで暗記していた。
ちなみに当時のdaughterの覚え方は「ダウグエイチター」だった。(ぉぃ!)
こんな覚え方をしているもんだから単語の発音をスペルから判断するのが下手だった。
ある日、sheep という単語を シープ と読めて喜んでいたところ、
隣の席の女の子に「当たり前じゃん・・・」と言われ「俺にとっては凄いことなんだ!」と言い返していた。
あとはなぜか授業では全く使わないのに教科書類と一緒に買わされていた、
「ペンマン」なるアルファベット練習帳のようなものを一人で勝手に全部やってしまった。
実はコレ、あとで夏休みの宿題になったので先にやっておいてラッキーだった。笑
宿題の範囲でなかった「筆記体」のパートも勝手にやったので、クラスでは珍しい「筆記体遣い」だった。
当時は筆記体を「かっこいい」と思ったらしい。(またか)
今はややオリジナルの崩れたブロック体を書くが筆記体は使わない。
文法に関しては相変わらずよくわかっていない。
What do you do in the morning? みたいな文章があって、
最初の do は疑問文を作るための do で、二つめの do は動詞の do だ、と説明されたがちんぷんかんぷんだった。
「そもそも ドゥー ってどれ?」が正直な感想だった。
こんな感じで1年間を過ごしたわけだが、英語を全然理解できていない割に試験の点は悪くなかった。
中学からテストは「学年順位」が発表されるようになるので、
「競争」が大好きな自分は教科書の範囲を片っ端から復習し覚えていくスタイルで勉強し、
300人強の学年で5教科総合は30~3位を行ったりきたりという感じだった。
2年、3年は思ったほど何も変化はなかったように思う。
リスニングのテストは当たり前のように苦手で、文法も未だに理解していない。
パッとみたときの感覚だけで問題を解いていく。
ちなみに当時みんながこぞって受験した英検は受けなかった。
自分には英検は敷居が高い!と思っていた。
かわりに13歳のときに漢検2級をとるほど当時は漢字も好きだった。
勉強法は変わらず試験範囲を片っ端からノートにまとめる作戦で、
最後の定期考査では3教科総合1位になるほどだったのに、なぜか商業高校への進学を決めた。
これはかなり大きな人生の転機だった。
「国際経済科」という科に進学したのだが、ほとんど名前だけにひかれて選んだ。
普通科との違いをよく分かっておらず国際経済科なら英語が勉強できる!と思っていた。
推薦で受け、滑り止めは受けなかったので受験勉強をしなかった。
面接では「修学旅行ではどこへ行きましたか?」と聞かれ、
考えに考えたすえ、沈黙を破ってでた言葉は「sorry I forget」だった。
つっこみどころ満載の発言を言い放ち面接官の失笑をかって合格した。
ただ負けず嫌いなだけで乗り切った中学時代・・・
次回は名前だけで選んだ低偏差値商業高校でのお話です。
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