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■■TOEICリスニング【設問先読み】が苦手な人へ■■ ~Part4編~
<big>英語は聴き取れるのに!3つも読んでる時間ないよ!</big>
そんな人のために・・ってわけじゃないですが、
最近Part3&4全文ディクテで聴き取りはほぼ完璧なとこまで成長したんですが、
どうにも設問先読みでたまにつまづいてパーフェクトが取れない。
そこで設問を分析して攻略法を考えてみました。
分析したのは公式問題集の4回分。
ただし編集中にダブりが出たみたいでデータが粗いです。
もう一度確認するのは辛いので誤差の範囲・・ということでご了承ください。
コンセプトは「パターン化してるものは読まない」です。
そのパターンを探していくのが狙いです。
では早速。
まず疑問詞別の個数から。総数121個。1つミスしてます。
【WHEN】8個
【WEHRE】11個
【WHO】16個
【WHY】3+1個
【HOW】5+2個
【WHAT】70+2個
【WHICH】1+1個
※プラス~というのは頭が疑問詞でないが後半疑問詞が出てくるもの。
例:According to, At what time, For how long, In which
一回分で考えると、
Part3では、【いつ、どこ、だれ、なぜ】は2問前後でしたが、
比較してPart4はWhoが多くWhyが少ないですね。
今度は各疑問詞ごとに設問パターンを分析します。
(*・ω・)/まず【WHO】です。
これはPart3同様かなりおいしい問題の部類に入るようです。
Who is Alan Lam?
Who is the speaker?
といったような「職業系」の設問が7問でした。
また、
Who is being addressed?
Who is the intended audience for this talk?
といったような「対象は誰か系」の設問が5問でした。
例外は、
Who paid for the item being given away?
Who will visit the production floor?
といったものでした。
Part4ではスピーチやアナウンスという形が多いため、
「話者」と「対象」を判断する設問は王道ということになります。
設問から[speech][announce]といったヒントを得られ、選択肢からも内容を類推できます。
Part3同様、残り2つの設問からヒントが得られる場合があります。
(*・ω・)/次に【WHERE】です。
Where is the event being held?
Where is the gift shop located?
といった「どこにある/どこで起こる系」の設問が8問。
Where is the speaker?
Where is this announcement most likely being made?
といった「話者の場所系」の設問が3問。
例外はありませんでした。
設問からキーワード[gift shopなど]をピックアップしておき、
放送中に同じ語・言い換えが出るのを逃さないようにしないといけません。
(*・ω・)/3つ目は【WHEN】です。
When did Stacy Jackson leave this message?
When will the program be broadcast?
といったように、過去~未来にかけて幅広い時制で問われます。
Part3同様、特にパターンというものがないです。
何の時間を問われているかはっきりさせておかないと、
Whenの解答は時間や曜日を大量に放送中に盛り込んでくるので判断できません。
(*・ω・)/4つ目は【WHY】です。
Why does the speaker mention November 14?
Why has the price of the tickets be reduced?
といった「会話中で述べられる具体的事象」のヒントが設問に含まれています。
これもパターンがない代わりに設問から大筋を得られます。
しかし先読みに失敗すると解答が困難になるケースが多いので確実に読むべきです。
(*・ω・)/5つ目は【HOW】です。
How many stores does Walton’s have?
How has the service the company provides changed?
For how long is the production line expected to be shut down?
といったものです。
HOWはPart4でもクセものでわかりにくいです。
How long, How many といったものは数字を追わなければいけませんし、
普通に「どのように」といった意味で問われている場合にはポイントがつかみにくいです。
(*・ω・)/最後に最多の【WHAT】です。
まずWhat will~の形が12個ありました。
このうち5個は、
What will happen next?
What will happen at the end of the year?
といった「このあと何が起こるか系」でした。
さらに5個は、
What will Karen Maitland do?
What will the speaker do next?
といった「このあと何をするか系」でした。
放送中に「いついつに~してください」といった発言がある場合、
聞き手はそれに従うと考えて解答に選びます。
放送では「予定」などを内容に含み、他の予定も並べて混乱させてきます。
それからWhat does~の形が13個。
このうち4個は、
What does the speaker recommend?
What does the speaker suggest?
といった「提案系」でした。
さらに7個は、
What does the speaker imply about the audience?
What does the speaker say about the identification cards?
といった「何かに言及系」です。
例外は2個で、
What does the J&B Limited sell?
What does Walton’s sell?
と、二つとも会社の取り扱う商品についてでした。
要はメイントピックのうちの何かについて、話者が何と言ってるか、ということです。
たとえばabout the identification cards?であれば、
写真付きだとか、ドアの開閉に必要だとか、そういったことです。
ちなみにWhat is~で始まるものが28個でしたが、
そのうち17個は、
What is the main purpose of the talk?
What is the purpose of the message?
といった「トピックの主旨系」です。
最初にいきなり目的を言ったりすることがあるので注意してください。
Today, I’d like to tell you about~ みたいな感じで言うこともあります。
その他は、
What is included in the group rate?
What type of new products will be offered?
といったもので、
問われている内容は幅広いです。
どんなサービスや商品を提供しているかがofferを使って多く問われているようにも感じました。
Whatの設問は相変わらず厳しいです。
ただ半分程度は何らかのパターンにハマっているようです。
僕は個人的にPart4のほうが好きなんですが、
分析してみるとPart3よりパターンが読みにくい気がします。
これで少しでも皆さんが設問の傾向をつかめたら幸いです。
今回のPart4のエクセルは↓こんな感じです。
色分けパート(パターン合致)が少ないでしょ?
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