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【伝統】と【革新】の超ボキャビル単語帳! ~人生でも使える(かもしれない)14のテクニック~
電子辞書の台頭でホコリを被って眠っているペーパー辞典、ありませんか?
そんなあなたにオススメのボキャビルテクニックを伝授します!!
伝統的な方法をベースに、随所に科学的革新的なテクニックも織り込んでみました。
【テク1:ペーパーの辞書を使う】
<em> 俯瞰性が高く全体をいっぺんに視認でき、周辺の予備情報もついでに覚えられるメリット。
手書きの礼状とか手書きディクテとかアナログの重要性が叫ばれる時代でございます。</em>
まずは覚えたい単語の収集です。
<span class="caps">TOEIC</span>の問題集、英字新聞、ペーパーバック・・どんな教材でもかまいません。
いつも使っているものから知りたい単語を随時ピックアップしていきます。
調べたい単語、覚えたい単語があったら辞書で引きます。
この時、単語を丸で囲っておきます。
【テク2:周りを囲う】
<em> 周りを囲ってしまうと、周囲の情報を切り離して、必要なスポットに注視でき記憶を促進します。
アンダーラインよりも短くコンパクトにまとめられ、記憶面でかなり効果的です。</em>
使用する筆記用具は芯がやわらかめのシャーペンでかまいません。
よく使ってしまいがちな蛍光ペンは使いません。
【テク3:一発目のマークは蛍光ペンより軟黒鉛】
<em> 蛍光ペンだと意識がペンのライン自体に持っていかれます。
軟黒鉛のコントラストは十分に目立ち、不必要なら消せます。囲った線より中の文字に意識が集中しやすいです。</em>
単語を調べたときは意味をとることも大事ですが、特に例文を見ることが重要です。
【テク4:例文で覚える】
<em> 使用シチュエーションや構文を確認できるだけでなく、例文のシチュエーションを頭に浮かべることで、
記憶の定着を強固なものにし、思い出す際にきっかけを与えやすくなります。</em>
単語を調べ終わったら次の作業に移りますが、どうせ忘れてしまいますから気負ってはいけません。
忘れないように何度も読んだりしません。
絶対に忘れます。忘れればいいんです。+人生、忘れたり捨てたりすることのほうが重要なときもあるんです。+
【テク5:忘れることを恐れない】
<em> ヒトは必ず忘れます。それも時には数分や数秒のうちに。
何かをするために台所へ行って、喉が渇いたのでついでに水を飲んだら当初の目的を忘れて帰ってきた、みたいに。
忘却曲線の始まりは忘れてナンボの世界だと気楽に構えましょう。</em>
次の作業です。
該当ページをビリビリっと破ってしまいましょう!
はさみ?カッター?そんなもの用意してる暇はないです。
ビリビリっと破ってしまいなさい!
悲惨な破れ方をしてしまう不器用な方は、辞書にしおり代わりのモノサシを挟んでおきましょう。
モノサシをあてて破ればいい具合に破れます。
【テク6:ビリビリっと豪快に破る】
<em> 目的は英語を学ぶことです。キレイに紙を切ることではありません。
もったいないからコピー?その時間をお金に換算するといくらの機会損失が発生してるんでしょうね。</em>
破ったそのページがあなただけの超ボキャビル単語帳です!
次回以降のものはホチキスで留めるなり、クリップで留めるなり、枚数によって保存方法を変えます。
キレイなのが好きなヒトはポケットタイプのファイルにぽいぽい投げ入れてもいいです。
辞書のサイズにもよりますがA5ぐらいのクリアファイルを改造してもいいでしょう。
【テク7:改造クリアファイル】
<em> 下側の閉じてある部分を切り落としてしまいます。
あとは書類を挟んでクリアファイルごとホチキスで留めてしまうだけ。
即席で表紙背表紙になっちゃいます。</em>
ところで、辞書は英英辞典と英和辞典と併用するといいです。
英和辞典にはふるぅ~い使われ方の意味まで載ってたりしますが、
ロングマン現代英英なんかだと最近の使われ方しか記載されておらずシンプルです。
英語を英語で学ぶわけですから相乗効果ですよね。
【テク8:レバレッジをかける】
<em> 最小の努力で最大の効果を得るためには、英語で何かを学ぶのがいいですよね。
英語で英語を学ぶ、英語で会計を学ぶ、英語で読書をする・・・
いわゆる「テキスト」から離れてみることも必要です。</em>
【テク9:英英派の人もたまには英和辞典】
<em> 名詞など英和のほうが簡潔なこともあります。
ジーニアス大英和の語源なんかもみておくと便利ですよね。</em>
さて、ビリビリっと豪快に破り続けていくと結構たまっていくと思います。
たまってからが勝負です。
丸で囲ってある単語をつなげて、物語を作ってみましょう。
最初は2、3個で短編を、慣れれば数十個まとめてつなげていけばいいでしょう。
【テク10:物語のメソッド】
<em> apple, kill, beauty という単語を覚えるとします。
The beauty killed the beast by throwing an apple to his head.という文にしてみましょう。
完全な文にする必要はないです。
とにかく頭の中で「美女が野獣にりんごを投げつけて殺している」シーンを想像するのです。</em>
無理やりつなげたっていいんです。
少々はちゃめちゃなほうが覚えられます。
【テク11:ユーモアを含める】
<em> おもしろい語呂合わせを作ったりすると鮮明に記憶に残ります。
僕が中学のときに作った「一休さんなら止められた日中戦争(1937年)」は今でも覚えています。
最近だと「リーマンⅡの嫁さんとその太一」とか。
会社員は第二号被保険者でその配偶者は第三号被保険者、その他は第一号被保険者、という意味です。謎です。</em>
物語のメソッドを利用する際に、丸で囲んでない単語も使えそうだったら使います。
つなぎに便利な単語がないかなーと探していると意外と「ついで」に覚えられるんです。
【テク12:ついで】
<em> Aだけを覚えるよりBと付随させて覚えたほうが覚えやすい、そんな「ついで効果」を狙います。
英語に限らず「勉強時間確保のついでに早起きの習慣を作る」とか、「風呂のついでに読書する」とか、
ついでの力は偉大です。時間の捻出は「スキマとながら」がポイントです。</em>
物語のメソッドのポイントとして、丸で囲んだ単語を線*でつないでいく、というのもあります。
他の単語の上を堂々と横断してかまいません。
モノサシなんて使わずフリーハンドで*ふにゃふにゃの線を引いてやりましょう。
【テク13:記憶の鎖】
<em> 記憶のテクニックの極意は、「点」の記憶をつなげて「線」にするということです。
丸で囲ったものをどんどんつなげて、脳内ではシナプスをどんどん結合させていきましょう。
人はそれぞれ点ですが、皆が協力すると膨大な線のネットワークになるように。</em>
【テク14:フリーハンドでふにゃふにゃ】
<em> 自学用ですから、線もふにゃふにゃ、字も読める程度でいいです。
むしろそのほうが目立って印象に残ります。もちろん時間も短縮です。
完璧な美男美女より、ちょっと欠点がある人のほうが意外とモテたりするもんです。
ムンクやピカソの絵の価値を見出すのと似ているかも知れません。</em>
まだまだ詰め込めそうですが、この一旦このあたりで。
発展途上の独自理論も見え隠れしますが、行間の読める方は咀嚼してください。
最後まで読まれた方、貴重な時間をありがとうございました。
P.S. 一番上の行の【台頭】という漢字は「だいとう」という読みではありません。一人ぐらいは間違えたとみた。うふ。
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