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ひよさんの日記

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2010年
06月24日
20:42 ひよさん

仮定法の話法

  • 英語の話題
「『彼女の存在がなければ、僕は生きていけないだろう』と太郎は言った。」とか
「『彼の電話番号を知っていたら、電話をかけられるのに』と花子は言った」みたいな
仮定法の文章を間接話法に書き換えると、どういう英文になるんだろう?と、いうことが知りたくなったので、家にある文法本(エスト総合英語、コンプリート総合英語、ロイヤル英文法)で調べたのですが、わかりませんでした。

Q-engの質問掲示板で質問させていただく前に、googleで検索したところ、こんなわかりやすいページを発見!

英文法道場
http://blog.livedoor.jp/eg_daw_jaw/archives/50612912.html

 He said to me, "I would not accept the offer if I were in your place."
 (彼の発言を生のままで伝える直接話法)

⇒He told me that he would not accept the offer if he were in my place.
 (彼の発言を話者の言葉に調理して伝える間接話法)


ふむふむ。
仮定法の間接話法の場合
平常文を間接話法に変えるやり方と似てるけれど
時制が変化しないんですね。
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コメント

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2010年
06月26日
06:11
たっつんさん

ちょっと、まってください。
 「もしかして」と思って、例文の"told me that he would not"だけを抜粋して、検索しました。すると、…出てきました。nativeによる反例が。


 投稿後に、自分で間違いに気付きました。

 事例文を見つけたので、参考にしてみてください。
 イギリスのオンライン新聞からです。

Read more:
http://www.dailymail.co.uk/news/article-1211950/Premature...

 話の大筋は、「ガイドラインに示される『妊娠から22週間後以内(通常280±15日<=40週±2週間>が平均的な妊娠期間らしいので、この妊娠22週間による出産は通常より約18週間早い出産を意味している。)に生まれた子は、早産によるメディカルトリートメントを受けられない』というマニュアル化された規定からたった2日早産だったために、母親の懇願も無視し、生まれた新生児を見殺しにした」ということで母親は法律を変えようと動き出し、世間からは同情を受けているそうです。

 "Justice For Jayden -The Fight to change uk Legislation-"
 「正義とは何か?」 ハーバード大学のMichael Sandel教授の有名講義にもありました。

 3、4枚目の母親の顔写真と、生後間もない赤ちゃんの画像の下の書き出しのセンテンスを見てください。

"Medics allegedly told her that they would have tried to save the baby if he had been born two days later, at 22 weeks."

和訳は:
「伝えられたところによると、医療関係者は彼女(母親)に対し、もし新生児があと2日遅く生まれていれば、つまり妊娠後22週間を経過していれば、彼ら(=医療関係者)はその新生児を助ける努力をしただろう。」

という感じです…。なんでも、「23週に至っていない早産の子を医療的な介入をして助ける事は、その子にとってベストな選択にならないし、標準的な医療("standard practice")では間に合わないから。(強引訳)」らしく、生命医療倫理学的にcontravertialなところです。

 ーという話ですが、英文法に話を戻します。
×おかしいですよね、これ。明らかにその道場の説明とは相反しています。アドレスや体裁から"mail online"というイギリスのonline新聞だろうということがおわかりいただけると思います。
 間接話法で書かれていて、過去の話による仮定です。それが間接話法と組み合わさった時、仮定法は時制の一致が起きない、つまりthat節の中は現在の仮定と同じ仮定法過去のまま、というのがその道場の解説です。
×

 その一方で、その道場の解説の通りの事例もいくつか見受けられます。

http://www.truth-out.org/iraq-war-vet-we-were-told-just-s...

この記事の内容ではなく、この記事に対する4月8日、1:47のレスポンス "Dear god, what have we"を見つけられれば、見てほしいのですが、

Dear god, what have we become? During the second world war German soldiers were told that if they were going to surrender, (they would be) to surrender to an American. They knew they would be treated fairly.

 強調した部分は、『ドイツ兵たちは、もし降伏するならアメリカ兵に降伏しただろう、といわれていた(?)。』くらいの感じでいいかな? 

 この文は、英文法道場の解説通りです。

2010年
06月26日
07:14
たっつんさん

あ、わかった。let me criticize my opinion.

●1
仮定法はあくまでも仮定の話なので、間接話法で表すときに主節の過去を表す動詞に影響されることはなく、仮定法過去は仮定法過去のままにとどまるべきであって、仮定法過去完了に変わるわけではない

●2
He talked as if he had seen the accident.
  「彼はまるで事故を見たかのように話した」
もともと仮定法過去完了であって、主節の過去を表す動詞のせいではない

ってことを考えると、私の挙げた初めの文は…、●2のほうに該当するのかな。
自己解決。失礼しました。

2010年
06月27日
20:31
ひよさん

tattsun999さん、「仮定法の話法」の実例を色々探してくださって、ありがとうございます!
とても勉強になりました。

普通の文法書にも載ってないような英文の疑問を「わかりたい」と思ったら、実際にネイティブの人が使ってる英文がどうなのかを知るのが一番いいのですね。

ネイティブの時制の感覚は難しいです。
いっぱい実際に使われてる英文を知って、慣れるしかないんでしょうね。

2011年
10月19日
23:31
ひよさん

1年以上前の日記に自己レス。

「仮定法の話法」について載ってる本を見つけました。
江藤正明先生の「英文法がはじめからわかる本」です!!

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