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mouthbirdさんの日記

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2008年
02月05日
21:15 mouthbirdさん

直前:私大向けピンポイント問題2

こんにちは。( ゚д゚)ノ★

大学入試期間真っ盛りになっていますね。受験生の皆さんが、自分の実力をいかんなく発揮されることを祈ります。



本日のメニュー

できそうでできない? 文法問題(2問)

ほんとうにあった? 珍問題(1問)

です。



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できそうでできない? 文法問題



いろんな意味で難問を出す上智の過去問からまずは出題しましょう。

(出展:上級者のための正誤問題の解法 加東憲吉著)(ちなみに前回の出展も同じです)



次の4つの中から、正しい英文を1つ選べ。



A. You should reply him at once.

B. You should write to him at once.

C. You should answer to him at once.

D. You should write back him at once.



やってみてください。いかがでしょうか?






【解説・解答】

A. これは間違い。reply「答える/返事を出す」は自動詞。だから reply を reply to と変えなくてはならない。

B. これが正解。write 自動詞で使い、write1語で「手紙を書く」という意味がある。厄介なことに、write には他動詞用法(…に手紙を書く)があり、to を省いて、write him でも正しい用法と判断される。意味は「君はただちに彼に手紙を書くべきだ」となる。

C.これも間違い。answer は「…に答える/返事を出す」の意味では他動詞で使う。したがって、to が余計。なお、自動詞で使う answer には、 answer for ...「…の責任を負う」「…保証する」、answer to the description of ...「…の人相書きと一致する」という使い方がある。

D. これも間違い扱い。 副詞 back が入ってしまうと、アメリカ用法だと「write him back」、イギリス用法だと「write back to him」と使う。もっとも「○ 他動詞+代名詞+副詞」「× 他動詞+副詞+代名詞」「○ 他動詞+副詞+代名詞ではない普通の名詞」という知識があれば不正解であることは分かる。



どうです? 厄介ではなかったでしょうか?

これを踏まえた類似問題を出します。

次の問題をご覧ください。今度は慶応の問題です。



次の4つの英文には中、文法上間違った英文が1つある。どれか?



A. He replied to my sister.

B. She rose to reply for her class.

C. I replied that I knew nothing about it.

D. He didn't reply me.



やってみてください。いかがでしょうか?






【解説・解答】

A. 正しい。「彼は私の姉に答えた」になる。reply「答える/返事を出す」は自動詞。「reply to 人」となっているので正しい。

B. これも正しい。ただ、今回は「reply for ... …の代わりに答える、…を代表して答える」という熟語になっている。意味は「彼女はクラスを代表して答えるために立ち上がった」。

C. 問題はこれ。reply はthat 節を取る他動詞として使えるか否か? replyは「自動詞」で使われるが、他動詞用法もある。後ろにthat 節が取れる。この文の意味は「私はそれについて何も知らないと答えた」になる。

D. これが間違い。reply「答える/返事を出す」は自動詞。「reply to 人」となっていないので間違いである。



こちらは最初の1問目を踏まえればできた問題ですが、でも他の選択肢も微妙なものがあって厄介だったのではないでしょうか?






珍問題



今回の珍問題は、「本当に出たのか?」という真偽のほどはわかりません。都市伝説かもしれません。でも、面白いので紹介します。私が聞いた話によると、立命館大学で出された入試問題のようです。



問題:

世界でもっとも綴りが長い英単語を書きなさい。



分かります?






正解は

pneumonoultramicroscopicsilicovolcanoconiosis

なんだそうです。

カタカナで表記しますと

ニューモノウルトラマイクロスコーピックシリコヴォルケーノコニオシス

という感じですね。

日本語だと「珪性肺塵症(けいせいはいじんしょう)」だそうです。

「火山灰の微細なケイ酸塩の粉塵を吸い込むことによって引き起こされる肺の病気」

らしいです。

もう、なんか、こんなん、英語力を問う問題としてはなはだ疑問なんですがw



iknow! でこの単語があったら、正確にタイプできるかなあ?(笑)



ちなみに、これが入試問題ではなく、なぞなぞだったら、答えは「smiles」になります。なぜだかわかりますか? Ψ(`∀´)Ψ  この答えは次回か、このコメントで書きますね。



ではまた来週。

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コメント

1番~7番を表示

2008年
02月06日
08:12
さん

1:

Ayuka のコメント:
世界で一番つづりの長い単語!!!

私最近気になって、調べよう調べようと思ってて

忘れてたやつです(><)

更新されていたので見にきたら発見♪

謎が解けて感動ですーっ★!笑

それにしても、立命ってこんな問題も出すんですね...



え!なんでsmilesなんだろ...(´・ω・`)

2008年
02月06日
09:19
mouthbirdさん

>Ayukaさん

おや、調べようと思っていたとは! なんという偶然でしょうか!

Σ( ̄□ ̄)!

この単語を丸々コピペして検索すると、けっこうな件数がひっかかります。今ググったら、約89500件と出ました。有名なんですね。

ただ、本当に過去に出たかどうかは非常に怪しいのです。ただ、私が受験当時からこの伝説?はありました。

ちなみに立命館は、選択科目の日本史でそれはそれはヒドイ悪問出す大学として大変有名です。これは本当です。

だから、この英語の変な問題も立命館が出したのではないかという話になってしまったような気がします。

当時、記憶自慢な男がこの綴りを覚えようとして覚えてましたね。

私は「2度と出ないよ」と言いましたが、彼はムキになって覚えてましたねw

もちろん彼が受験の時も出ませんでした!w

 smiles は、もう、とんでもない長さを誇る単語です。大体、約1.6キロぐらい長さが続きます。

これで分かったんじゃないかな? Ψ(`∀´)Ψ

2008年
02月06日
09:35
fliszts541さん

なんか昔トリビアの泉かなにかでやっていましたね。

普通出てくる中で最長はnotwithstandingあたりでしょうか。

この入試の解答がsmailsだったら面白かったんですが(笑)

2008年
02月06日
09:37
fliszts541さん

*smiles

2008年
02月06日
09:52
mouthbirdさん

>fliszts541さん

へぇ~トリビアの泉でやってたんだ~! まさに、へぇ~ w

そうですね、notwithstanding も長いですね。

そういや、長い熟語ってのもありますね。 leave nothing to be desired とか、take it for granted that とか。熟語だとなぜか長いほうが覚えやすいような気がしますw。

? smiles の謎は解けたのかな?

2008年
02月11日
15:17
さん

6:

Shin のコメント:
mouthbird先生、

>大体、約1.6キロぐらい長さが続きます。



s約1.6キロs



ってことですね笑

2008年
02月11日
22:24
mouthbirdさん

>Shinさん

はい! ご名答! よくできました。(^^)♪ 面白かったですか?

いっそ英語のなぞなぞばかりを入試の問題したら、その大学の評価は上がるんじゃないかと今思いましたw

1番~7番を表示