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mouthbirdさんの日記

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2025年
04月02日
05:41 mouthbirdさん

私は比較が苦手なんですが…(解答編)

smart.fm で更新してきた、旧チャンネルブログの問題をお届けします。
今週は解答編です。

参加して下さった方、ありがとうございました。それでは先週の問題の解答と解説に参りましょう。

問題:次の日本語に続く英文は、その日本語の意味として適切な英文であろうか? 判定してください。

ロンドンの気候は東京より穏やかである。
The climate of London is milder than Tokyo.

解答:試験問題だったら不適切。日常会話だったら適切。

解説;変な解答でごめんなさい。私のこの水曜問題シリーズは大体、ありきたりの文法問題ではないので、許してください><

まず、正式には間違いです。なぜかというと、
→「ロンドンの【気候】」と「東京の【気候】」を比較しなければならないからです。

正式にはこうします。↓
 The climate of London is milder than that of Tokyo.

that は the climate を代名詞に置き換えたものです。
置き換えなければ(普通置き換えませんが)↓
The climate of London is milder than the climate of Tokyo.
となります。


今回の問題が英作文などの問題だったら、
× The climate of London is milder than Tokyo.
〇 The climate of London is milder than that of Tokyo.
としなければならないのです。

 ちなみに私が↑この知識を得たのはずいぶん後になってからの事でした。
 私の文法知識の99.99%は浪人時代に得たものですが、この知識は浪人時以後20年後ぐらいのときでした。
 英作文の学習をしていたときに、「この手の比較は that of ~」を使って表現しなければならない、という問題を見つけて唖然としたものです。ただでさえ比較は苦手なものでしたから、当時のショックは大きかったです。

===

で・す・が
⇒「会話なら The climate of London is milder than Tokyo. でネイティブは何の問題もないという反応をする」という情報を最近得たのです。

それが出典元のこちら↓


ネイティブは全員「無問題」という回答をしたそうです。
私はかなりビックリしました。この動画にコメントも残しました。


●ということで結論としては
 →試験問題だったら不適切。日常会話だったら適切。
となりました。

いずれは試験問題でも無問題、となるとは思います。ですが今現在はまだ試験レベルでは「せいぜい△:通常は×」という扱いになる表現だと思います。

いかがだったでしょうか? それではまた来週。

問題編
http://q-eng.com/diary/23535
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コメント

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2025年
04月20日
10:08
コピットさん

こんにちは。横からすみません。

ふと思ったのですが

日本では試験英語か口語英語か、とよく話題になりますよね。

私の考えでは口語英語と書く英語に分かれるんじゃないかと思います。

ネイティブも書くときはわりときちんとした文法で書いてると思います。

間違いではなくても、知的でない、みたいな。

日本語もそうですよね。使い分けてる。
友人同士ならざっくばらんでしょうけど。


あと、メールのやりとりでも出身や人種がにじみ出ていてなんとなくわかるようです。

2025年
04月22日
17:18
mouthbirdさん

>>1 コピットさん
そうですね。ここを我々英語学習者は別個に認識する必要があるように思います。
今回のようなケースでは、フィーマルはthat of が必要で、インフォーマルならばthat of はなくてもよい。…と両方を区別して両方を覚えるべきだと思うのです。
ただこれ、たぶん傾向が出ます。私みたいな英会話嫌いはインフォ―マルな表現を覚えにくいのではないかと思います。逆に英会話好きはインフォーマルな表現の方がお好みで覚えやすいのではないでしょうか?
 最近私は会話表現にだいぶ力を入れています。しかし覚えにくいことこの上ないです。とほほ…
 コメントありがとうございました。m(_ _)m

2025年
04月25日
23:05
コピットさん

こんにちはー
私はアメリカやイギリスのスラングやイディオムが好きで覚えていますが、

オランダ人やカナダ人、フィリピン人の英語の先生には通じないことがよくあって「どういう意味?」と聞かれたりします。たとえば
友人が体調が悪くてレッスンを欠席したのでShe is under the weatherと言うと通じませんでした。she is not well today と言うと先生は理解しました。
英語はペラペラでもアメリカやイギリスに住み続けてないとそういう言い回しは知らないのが普通なんだなと思います。
帰国子女の人で日本に戻って10年経った先生もイディオムやスラングは苦手だと言ってました。
生徒の中に元高校の英語の先生70代の男性の方がいるんですが、きれいな文法で落ち着いたトーンで英語を話していて、聞いていてうっとりします。知的でいいなと思います。

2025年
04月29日
22:46
mouthbirdさん

>>3 コピットさん
be under the weatherで体調不良なんですねー。慣用表現は地域差もあるんですねえ。私はもちろん知りませんでした。ふもも帰国子女でずっと英語圏から離れていると、流行りの表現は分からなくなるようですね。私はこういう表現が疎いので勉強になります。
ふも。70代でキレイな文法で落ち着いて話す魅力的な男性がいるんですね。(わしゃ文法は自信はある。問題は落ち着いたトーンのほうじゃな、わしゃ発音は全く自信がない、もっとも最近、わし発音ばかり研究中です。わしが70代になるころにはトーンの方もしっかりしているといいなあ…)

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