smart.fm で更新してきた、旧チャンネルブログの問題をお届けします。
今週は解答編です。
参加してくださった方ありがとうございました。では先週の問題の解答と解説にまいります。
問題:
これは高2用英語教科書BIG DIPPERII p44の画像です。
赤い●からのYouから始まる2文を吟味して欲しいのです。
ここは子音の例でないといけないのに母音の例になっていると思うのです。
だから、教科書のミスかと思ったのですが、これで正しかったです。
どうしてこれで正しいのでしょうか?
解答:母音が違っても通じそうだが、子音が違うと通じなさそうだから。
解説:
問題の部分の段落の最初の英文と、今回尋ねた2文の英文の訳例を書きましょう。
ELF(国際共通語としての英語)を使うとき、あなたははっきりと単純に言うべきです。子音にも焦点を充てるべきです。例えば、多くのネイティブスピーカーは today を「トゥデイ」と発音する一方で何人かは「トゥダイ」と言います。
「子音の例」と言っておきながら、母音が違う例はおかしいじゃないか!…というのが私の最初の感想でした。ただその続きを読むと一応納得するのです。続きは
我々は両方とも理解できるのでこれは問題ではありません。しかしながら、もし「ドゥデイ」や「トゥテイ」と言ったならば、だれもあなたが言っていることを理解しないでしょう。この例は子音が母音よりも重要であることを私たちに示してくれています。
…つまり、母音が違っても通じるけど、子音が違うと通じない。だから子音に焦点を当てるべきだ、という話にしたかったわけです。(ご指摘を受けて修正しました:2024/6/28)
正直、面食らいました。普通は、「Fo example」ときたら、手前の話の受ける例が来るはずですよね。でも子音ではなく母音の話をしている。私としては「そんなのありかよ」と思ってしまった英文でした。
あと、余計なことをいうと、私は「ドゥデイ」や「トゥテイ」と言われても理解できそうな気がしてます。リスニングが苦手な私としては。正直母音よりも子音のほうが大事とは思えないのです。差異が感じられないのです。でもリスニングが特異な皆様の場合は違うのかな? 皆様はどうお思いになったでしょうか?
それではまた来週
問題編
http://q-eng.com/diary/23395
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