smart.fm で更新してきた、旧チャンネルブログの文法問題をお届けします。
今週は解答編です。
残念ながら参加者いませんでした。では解答と解説に進みます。
問題:次の日本語の意味になる英文で、通常ナチュラルなものはAとBのどちらでしょうか? またニュアンスは違っても通常どちらでもナチュラルならばCとしなさい。
1・「地球は太陽の周りを回る」
A・The earth goes around the sun.
B・The earth will go around the sun,
C・両方OK
解答;A・The earth goes around the sun.
解説:現在形は「不変の真理」を表します。
この瞬間、地球は太陽の周りを回っています。
・100万年前も地球は太陽の周りを回っていたし、今も地球は太陽の周りを回っている。
そして100万年後も地球は太陽の周りを回っているはずです。
こういうものを「不変の真理」と言います。こういう場合は、現在形を使うのです。
ところで
「あるときになって、初めて太陽の周りを回る地球」←というのはありえますか?
ありえないですよね。こういう場合は will を付ける言い方はしません。
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2・「油は水に浮く」
A・Oil floats on water.
B・Oil will float on water.
C・両方OK
解答:C・両方OK
解説:現在形は「不変の真理」を表します。
この瞬間、油は水に浮いています。。
・100万年前も油は水に浮いていたし、今も油は水に浮いている。
そして100万年後も油は水に浮いているはずです。
こういうものを「不変の真理」と言います。こういう場合は、現在形を使うのです。
ところで
「あるときになって、初めて水に浮く油」←というのはありえますか?
この場合はありえますよね。
貴方の家庭にあるサラダ油はきっと、ボトルに入っていて
まだ水に浮いていません。
でも、その油を水の上に垂らした場合、どうでしょう。その油は水に浮くでしょう。
こういう場合は will を使って表現します。これを「習性のwill」と言います。
・不変の真理の現在形
・習性のwill
上手く使い分けられればと思います。
いかがだったでしょうか? それではまた来週!
問題編
http://q-eng.com/diary/23241