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≪前の日記
ミャンマーのこと(Ported from cocone)
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1: KOBAさん
Andiさんはお酒で体を壊したとかで、晩飯を食べにレストランに行っても、ビールを飲もうとしなかった。その代わり途中で買ったミャンマーのウィスキーを、私のビールジョッキに注いでくれる。何カクテルだよ!と思いながら飲んでいると、ウェイターが来るとウィスキーのビンを隠す。レストランでウィスキーを頼むと高いからだそうだ。そのうちウェイターに、ビールを注がれると、じゃあ少しだけと言ってAndiさんも飲み始める。「おまえはfriendだから、今日は特別だ」とか何とか言っていた。結局最後は二人とも酔っ払い状態になって終了。Andiさん、体大丈夫なのかなー。しかし、初日からこれじゃ、この先が思いやられる。
2: KOBAさん
ヤンゴンは3度目なので、特に観光する気も無く、翌日は早々に初めてのマンダレーへ・・・。と思ったのだけれど、マンダレー航空のカウンターで「フライトは11:00から15:15に変更になりました。」と、あっさりと言われる。4時間以上のディレイを、当たり前のように、爽やかな笑顔で言われてもね。仕方が無いので、空港に比較的近い、宝石博物館へいって(鉱物、化石好き)時間をつぶそうと思い、タクシーで市内へ。タクシーが場所を少し間違えたらしく、降りた場所で少しウロウロしていたら、道に座っていたおじさんが「博物館ならあっちだよ」と教えてくれた。言われた方向に行ってみるが、入り口らしき所が閉まっている。ガイドブックみたら、しっかりと月曜休日と書いてあった。何なんだよ!結局フライトはさらに遅れて、16:00になって飛行機は出発した。今時、プロペラ機なんだけど。
3: KOBAさん
マンダレーはミャンマーで2番目に大きい都市。それでもロンジー(巻きスカート、男性も着る)とタナカ(化粧and日焼け止め)率がヤンゴンより高まっている。とりあえず2泊することにして、MTT(観光案内所)でバガンまでのフェリーチケットを手配してもらうことにした。MTTの人が言うには出発が5時!で到着が19:30!!になるとのこと。何でもオフシーズンなので、外国人向けの高速フェリー(9時間)は無いらしい。14時間半の船旅・・・。少しきつそうだ。でも、今回はフェリーでエーヤワディー川を下るのが旅の目的のひとつなので、かなり迷ったがチケットを買うことにした。 出発5時ってことは4時くらいには起きなきゃ。起きれるかな?
4: KOBAさん
なんとか起きて、4時半にホテルをチェックアウト。外に出てみるが、当然バイクタクシーの姿も無く、とにかく暗い。暗闇のなかを明るい方向を目指して、歩いていく。するとそこは市場で大勢のおばちゃん達が、蛍光灯の明かりを立てて、野菜を売っていた。お客の数も多い。ミャンマーの人どんだけ早起きなんだよ。市場でサムロー(サイドカー付自転車)を捕まえて、フェリーターミナルまで行って欲しいと言うと、まだ10代であろう少年は「分かった!」といって、走り出した。でも方向全く違うんだが・・・。どこかのお店に入る少年。道を聞いているらしい。走りだす少年。仲間らしき人に話しかける少年。あれ、この景色はさっきも見たような?結局この少年は全く場所を知らないことが分かったので、別のバイクタクシーに乗り換えた。4時50分、まずいかもしれない。
5: KOBAさん
少し頼りになりそうな青年は、やっぱり人に聞きながらだけど、なんとか川沿いまでたどり着いた。でも船がみあたらない。川沿いにお店を出している人に聞く青年。あっちだと指差すおじさん。しばらく走って、集まって話をしている人に聞く青年。あっちだと逆の方向を指差され、また元に戻る。こんな事を3回くらい繰り返して、船に乗るのはあきらめかけていた。 1箇所だけ明るくて、人が比較的多い場所があったので、強引に止めさせてバイクを降りた。青年が近くの人に聞くと、あっちだと別の方向を指差される。それは無視して奥へ進むと、制服らしきものを着た人が!チケットを見せるとこの船だという。やったー間に合った。5時過ぎてるけど。何往復もしたのだから、もっとお金をくれという青年に妥当と思われる金額を渡してあわてて船内に滑り込んだ。
6: KOBAさん
船の中はミャンマーの人で埋め尽くされている。2階の一角にプラスチックの椅子が並べられていて、そこが外国人用ということらしい。払うお金が違うんだろうな。ミャンマーの人のように床にゴザひいて寝た方が快適な気がする。最後の外国人なので、通路の一角で、人が通る度に足を曲げなきゃいけないし。エーヤワディー川の景色は、やはり素晴らしい!対岸に時々見える黄金のパゴダ(仏塔)。外国人達(自分もか)も写真を撮りまくっている。しかし、どんなに綺麗な景色も2時間も見れば飽きてしまう。自分の前にミャンマーの小さな子供がいて、ロンジーで叩いてきたり、手を組み合わせようと挑んでくる。なかなか攻撃的な子だ。ちっちゃな手・・・。両手をを握って「にゃにゃにゃー(自分でも意味不明)」と言いながら、ブラブラさせると、ケラケラ笑う。男の子みたいだけど、着てるものからして女の子かな?これで、30分くらい時間が潰せた。
7: KOBAさん
ガイドブックを見て、バガンでの宿泊先を選んでいると「日本の方ですよね?韓国人かと思いました。」と声をかけられる。ミャンマーではちょっと・・・。というくらい露出が多めの黒いタンクトップを着た、若い女性だった。「サーフィンが好きで、会社は辞めて、ハワイに2週間いたんですよー。」と言う。ハワイからミャンマーへ?へー大胆なチョイスだな。いかん目が胸元に・・・。「これから、中国抜けてチベットまで行って、ネパール通ってインドまで行こうかなって思ってます。定番コースですよね。」いや、結構キツめのルートだと思うのだが。一応、ネパールとチベットは行ったことがあるので、軽めにアドバイスをしておく。中国人の同行者がいるとのことだけど、大丈夫かな?ちょっと心配。
8: KOBAさん
退屈な船旅の中で、ちょっとしたイベントとなるのが、小さな村に止まる時だ。大勢のミャンマーの人々が沢山の荷物を持って乗り降りする。そして頭の上に大きなカゴを乗せた、食べ物売りのおばちゃん達の群れも乗船してくる。外国人に集中して売り込みをかけてくるので、逃げる様にして上陸してみた。久しぶりの地面は心地よい。やたら暑いけど。粗末な小屋が数軒あるだけの、小さな村だ。赤ちゃんを抱っこした、おばあちゃんがこっちを見てニコニコしている。近づいて赤ちゃんの手にアメを握らせてみる。こっちを見てるけど無表情。もう片方の手にもアメを握らせてみる。やっぱり無表情。まあ、泣かれなかっただけでも、良しとしよう。
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