電子工学科の大学を卒業して、ずっとハードウェアの開発をしている理系人間です。でも高校生くらいまでは大江健三郎や安部公房に憧憬して小説家になれないのであれば、死ぬしかないと思い込んでた文系人間でもありました。
文系経験を踏まえたうえでの、理系からみえる英語について語ってみたいと思います。
理系にとって言葉はツールです。自分の思い(データ)が相手に伝われば良い。理系が重要視するのはデータがどれ程正確に伝わるかどうかです。A is B. A is OK.等のぶっきらぼうな返答が理系からきても怒らないでください。理系は英作文をプログラミングと同じ感覚で平気でします。コンパイル(翻訳)してエラーが出なければ、理系的にはOKなのです。
何かを頼む時のCould youや文末のThan you等を理系に求めてはいけません。彼らは心のなかでは敬意をもってあなたに接してますし、感謝の気持ちもありますが、それを伝えるスキルが圧倒的に不足している哀れなAIなのです。
理系は不確定要素を嫌います。どうかmay beなんて理系に言わないで下さい。willも好ましくありません。正確な期日を伝えましょう。理系はあなたが何かを伝えている時には、その次の工程を考えていたりします。理系にとっては有用な情報以外はノイズです。理系は理系的な方法でこの手の無用なノイズをきれいに除去します。この辺が理系が女性にモテない原因かもしれません。
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