Q-Eng

smart.fm で更新してきた、旧チャンネルブログの文法問題をお届けします。
今週は解答編です。

今週は残念ながら参加者がいませんでした。＞＜
では解答と解説に参ります。

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プラスチック製品の話題の話です。プラスチック製品を７つに分類し、その３つ目の話の部分です。
なおＰＶＣとはポリ塩化ビニルのことでで、イメージはビニール製のパイプです。たぶん掃除機の蛇腹のホースもPVCじゃないかな？

こういう部分がありました。
…PVC, Type 3, is thought to be one of the least recyclable plastics known. It should only be disposed of by professionals and never set fire at home or in the garden.

ここで問題です。

問題：上記の英文の後半（２文目）は意図的に１語抜いてある。その１語を埋めよ。

いかがでしょうか？

解答 fire と at の間に to を入れる。

解説 まず１文目の訳例を作りましょう。

PVC, Type 3, is thought to be one of the least recyclable plastics known.
（タイプ３である PVC（ポリ塩化ビニル）は、最もリサイクルしにくいプラスチックとして知られているものの１つと考えられている。）

　そして、問題文ですが、

It should only be disposed of by professionals and never set fire at home or in the garden.

意味はおそらく
（それはプロよってにみ処理されるべきであり、家庭やその庭で決して燃やしてはいけない）
のはずです。

この英文の後半（and 以下）を考えてみましょう。

　never set fire at home or in the garden.

　　↑この部分主語を考えます。前半と同じだからここでは主語が省略されているのです。主語は it（＝PVC）のはずです。

では 主語を補いましょう。

⇒　It never set fire at home or in the garden.

　　↑この英文、このままだとおかしいことが分かるでしょうか？
　　　①set は sets でなければならない。主語が it で三単現のｓ がついていなければならない。
　　　②仮に sets だとしたら、itさん（PVCさん）が火をつけたことになる。火をつけるのは人間のはず。

つまり it が主語なら「受動態になるはず」なのです。

前半では
　It should only be disposed of by professionals
で、受動態ではないですか！　be が付いている。

つまり、後半は be も補って
⇒ it is never set fire at home or in the garden.
のようになっていないとおかしいわけです。 この場合の set は過去分詞です。（set-set-set）と活用しますから。


さて、受動態と分かったところで、↓この英文をよく考えましょう。
　it is never set fire at home or in the garden.

この英文、主語を We にして能動態にしてみましょう。すると

⇒We never set fire it at home or in the garden.

　になるはずです。でも↑この英文はなんか変です。「set fire it」 って何？
　⇒「it に火をつける」と言いたいなら⇒「set fire to it」と、to をつけるはずです。

正しい能動態は
　We never set fire to it at home or in the garden.
になります。

この英文の受動態を作らなければならないわけだから、to を付けてあげましょう。
つまり
　it is never set fire to at home or in the garden.

と to がついているのが正しい英文になります。


したがって、正解は 「fire と at の間に to を入れる」となります。


いかがだったでしょうか？　難しい問題に感じられたかもしれませんねえ。

それではまた来週！

問題編
http://q-eng.com/diary/23211