今回は
第2文型(SVC)です。
第2文型(SVC)は基本パターンが3つあります。
1・be動詞 もしくは become が動詞の英文(ただし例外あり)
2・動詞の直後に形容詞が来る文
3・seem to do~
・prove to do~
第2文型(SVC)はよく→「S=C」…こんな書かれ方をします。Sは「主語」、Cは「補語」という意味です。
主語の有り様を説明する文体です。
下の2種があります。
・主語(S)は 何だ(C) 日本語例文→「彼女(主語)」は 「学生(C)」だ
・主語(S)は どんなだ(C) 日本語例文→「彼女(主語)」は「美しい(C)」
という感じです。
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1・be動詞 もしくは become が動詞の英文
I am a student.(私は学生だ)
S V C
この例文なら「私(主語)」は 「学生(C)」だですね。
第2文型(SVC)の英文のほとんどは be動詞が使われます。
ただしbe動詞が使われていても、例外で第1文型になるパターンが2つあります。
前回の
「2・動詞の直後に前置詞が来る文」で be動詞が使われた場合。
He is at that building.(彼はあのビルにいる)
S V
「3・動詞の次に副詞が来る文 b・「ある・いる・行く・来る・留まるタイプ」]で be動詞が使われた場合。
He is there.(彼はそこにいる)
S V
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2・動詞の直後に形容詞が来る文
She is beautiful.(彼女は美しい)
S V C
beautiful は形容詞です。動詞(is)の後に形容詞が来ているので第2文型(SVC)です。ですがこの例文の場合、be動詞が使われているので、上の「1・be動詞 もしくは become が動詞の英文」という基準でも、第2文型(SVC)と判定できます。
別の例文を挙げましょう
He looks pale.(彼は青白く見える)→(意訳例・彼は顔色が悪い)
S V C
動詞(looks)の後に形容詞pale が来ているので第2文型(SVC)です。
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3・seem to do~
・prove to do~
例文
He seems to be rich.(彼は金持ちのように思われる)
S V C
Her buisiness proved to be a success.(彼女の商売は成功と判明した)
S V C
この3はピンポイントで覚えましょう。この2つの形は第2文型(SVC)なのです。
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以上が第2文型(SVC)の形です。
金曜日の夜11時からはいつものニコ生英文法講義です。次回は来週の月曜日です。
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