本日、2人いる高3の生徒のうちの1人から、
大学合格連絡を受けた。「関西学院大学の推薦入学が決まった」…という旨の連絡を受けた。誠にメデタイ!
この生徒は「元々推薦入学希望者」であった。第1希望が関西学院大学の社会学部。見事に第1希望を突破した。
この生徒には英語に関してとても特殊な事情があった。
彼女は
・彼女の父親が英語がペラペラ。
・母親も少し喋れる。
・幼少の頃、イギリスに住んでいた。
・小学校の頃から現在に至るまで、英会話学校に通い、現在でも通っている。。。
⇒
この環境で英語ができなかった⇒
だから彼女は私の門を叩いたのある。
彼女は「こういう環境なら英語が出来て当たり前だよなあ~」と世間の多くの人に思われてしまうのだ。
事実は逆である。
この生徒は「こうした環境」にもかかわらず、英語が大の苦手であった。私が受け持った高2の最初の頃、彼女は
三単現のSさえ知らない状態だった。もちろん
英語の成績は平均のはるか下。
つまり「こんな環境なら英語ができて当然だろう、と世間で思われてしまう環境」で、彼女は英語が苦手で困っていた。これがどれほど苦痛であるかあなたに分かるであろうか? 彼女は周囲から「英語ができて当然」という目で見られているので、彼女はとても苦しそうであった。彼女は英語ができないので、当然英語が嫌いである。
受け持つ時、私は彼女に聞いた。
俺:「英会話スクールの先生の言うこと(英語)はわかるか?」
生徒:「全然わかりません」
俺「英語を聞きたいと思うか?」
生徒「全然聞きたくありません」
さもありあん。
私はこういう
「英語が苦手で嫌いな生徒」を得意にさせるのが専門である。(生徒を英語好きにさせた事例がないわけではないが、私は「英語嫌いな生徒を【英語が嫌いなまま】英語を得意にさせる」のだ)
高2の夏休み明けのテストで彼女は平均点を取ってきた。こんなに早く取ってくるとは思わなかった。それ以後は概ね平均以上を取ってきた。 毎回「予想問題」を私は作るのだ。そこそこ当たるので、そこを答えると点数が取れるのである。
今年の夏休みには日本史も教えた(私は英語より日本史の方がはるかに得意である)。元々模試対策用で教えたのだが、偶然そこが予定外に伸びた定期試験の試験範囲になった。彼女はクラスで5番目の成績を取ってきた。
そんな偶然もあってか、彼女は早々と推薦入学を決めた。
彼女は別の事情で英検2級を近いうちに取らなければならないそうだ。今月は休むとして、来月から英検対策用にまた私の授業を受けてくださるという。ありがたい話だ。
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以下いつもの宣伝。
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やっぱり生徒の合格通知が俺にとっての最高のご褒美である。
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