東北を襲った11日の震災から一週間。
老母を含む私たちも避難所で3日間をすごし、現在県外の親戚宅に身を寄せています。
原発と共に生きてきた私たちの町。誰がこんな最悪の状態を想定したろうか。いま逼迫する状況の中で、プラント内で奮闘する技師たちは息子の同級生の父親たちでもあるのです。
物流が滞る被災地に、どうか早く支援がとどきますように。
毛布も灯油も底をつき、おにぎり一個、パン一個も避難先に届かなくなっているところもあります。また、救援の手がいまだ一度も届いていない場所で寒さの中に助けを待つ人たちがいます。
お願いです。不必要な買いだめに走らないでください。
超えられない試練を天は与えないというではないですか。ちょっとの我慢が誰かを助けられるのです。ちょっとの不便が人と人をかえって繋ぐことだってあるのです。今だからこそ日本人の底力の見せ所。
負けない。こんなことで負けるものか。
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