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iesicanさんの日記

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2012年
02月23日
12:00 iesicanさん

寺坂信昭前原子力安全・保安院長とは

こんな人

2月15日
国会での事故調査委員会で前経済産業省原子力安全・保安院長である寺坂信昭氏が発言しています。



最初に安全保安委員会の設置目的について語っておられます。

寺坂氏「原子力の安全と産業保安(原子力以外の電気関係・ガスコンビナート・鉱山等々)それぞれ安全確保して事業が進められるようにするための組織です。2001年スタートしました。」

事故調査委員長「法令に人命の保護、住民の保護は入っていますか?」

寺坂氏「え~と、安全の確保という、そういう意味で理解しておりまして、安全を確保するということは、その結果に置きまして住民・そこで事業なさってる方々従業員の安全とか合わせてそういう風に理解しておりまして…そういうことだと思っております」

事故調査委員長「じゃあ、今回の事故が起こった時の周りの住民とかについてはなんかありませんか?」

寺坂氏「あの~事故そのものに関しましては原子力災害対策特別措置法、また別の法律があるわけでございましてそう言ったことと合わせまして、それで全体としまして(極力?)安全の確保というのがありまして、そして被害の最小化こう言ったことについての対応を進めていく物と認識しております。」

事故調査委員長「まあIAEAの保安、安全だと基本原則は放射線の影響から人々を守る。従業員に関わらずですね。安全と住民の安全のことが書いてあるのですが、ここでは使わないのですか?」

寺坂氏「あの~原子力等規制法・・・・


はっきりわかりました。

事故は想定してなかったので住民の安全策など取られてなかったのだと。


自分の役割さえ理解してない人がトップにいて対応できるわけがない。

挙句の果てに自分は文系だとか、いいわけも恥ずかしい。

これまで6人の方が院長が代わっている。

官僚出身者ばかりである。

4月から規制庁なる物が原子力安全委員会と原子力安全・保安院が合体してできるらしい。

さらに強固に推進させるだけで規制になるとは考えにくい。
再稼動への道筋なのだろうか?!


たね蒔きジャーナルで小出裕昭章さんが安全委員会と保安院の関係を語っておられます。


原子力規制庁とは朝日新聞によると
http://www.asahi.com/politics/update/0206/TKY201202050413...

細野豪志原発相は1月末の記者会見で「利用と規制の分離の観点から、一定クラス以上の幹部職員はノーリターン・ルールを適用しなければならない。とくに推進側からの組織の分離は重要だから、徹底したい」と語っていた。

とあるが…
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コメント

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2012年
02月24日
12:39
luminさん

最初のビデオを拝見しました。
日本語ネイティブ(!)の私でも、「今のご発言はどーいう意味・・・???」と理解できないところが何か所もありました。

2012年
02月24日
13:20
iesicanさん

luminさんコメントありがとうございます。

わたしもなんとか理解しようと書き起こそうとしたのですが、はがゆいし、言葉を濁しているし、なんとともはやという感じなんですね。

2012年
03月17日
11:18
iesicanさん

元広瀬研吉保安院長(現内閣府参与)とは

6年前、安全委側に“なぜ、寝た子を起こす”と言いました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120317/k10013788161000....
NHKNEWSweb 3月17日

そして東京新聞の取材に対し、

広瀬氏は「覚えていない。分からない」と答えました。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2012031...
東京新聞TOKYOweb 2012年3月17日

夜、大きな地震がきたら、寝ている子も起こすでしょうに…

大事なことを判断できなかった責任は重大です。

2012年
04月16日
11:51
iesicanさん

経済産業省原子力前安全・保安院長である寺坂信昭氏
2011年5月16日 衆議院 予算委員会での発言 7分45秒くらい

issmania13 さんが 2011/05/16 にアップロード

ここでホールボディカウンターが日本で43台しかないと質問者が言っているので驚いた。原発があったのは54基だったけれど原発のある地域ということか…

それで各原発に備えてあるのか調べてみました。




原子力安全委員会・原子力施設等防災専門部会が出したボディカウンター等の維持管理において踏まえるべき事項について(案)
平成22年8月4日
http://www.nsc.go.jp/box/bosyu100813/wbc_h22.pdf


ここには明示されていませんでした。

これは福島県が行ったボディカウンターによる内部被ばく検査の結果である。

※ここに写真を入れたいと思ったのに一番上に入ってしまいました。
http://wwwcms.pref.fukushima.jp/pcp_portal/PortalServlet?...

約7ヵ月間で22、717人を検査して全員が健康に影響が及ぶ数値ではないとある。

検査対象が少なくないですか?

国会で委員長が5月の時点で約5千人検査して結果を報告しているのに・・・


何故なのか!?

2012年3月6日
双葉長役場埼玉支所でフリーランスの記者取材に対し井戸川町長は

・・・早い段階から、「ホール・ボディー検査をして下さい」と、国の上の方にお願いしてきました。でも、放置されてきました。今もって人数制限です。

と答えています。

政府は被曝実態を把握しようとしない姿勢が見えます。


ソース 福島 フクシマ FUKUSHIMA
http://fukushima20110311.blog.fc2.com/



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2012年5月2日追記

ホール・ボディーカウンター検査は必要ないともみの木院長が語っています。

被曝後日にちが経って調べたのでは、ヨウ素131は体の中にはほとんどありませんので、ホールボディカウンターなどの被曝したかどうかの検査をしても意味がありません。・・・

詳しくはこちらを
    ↓
http://mominoki-iin.com/whats/20120116/index.html
http://mominoki-iin.com/#

2012年
04月23日
11:26
iesicanさん

国会事国会事故調第9回委員会4月18日
参考人として経済産業省原子力安全・保安院長である深野氏が呼ばれました。

(動画はこちらをクリック)

http://www.ustream.tv/recorded/21934637

みなと横浜みなみ区3丁目より転載
http://ojirowashi.no-blog.jp/ykminami/2012/04/post_fb4b.html



黒川:
それではまず私からですが、そもそも原子力安全・保安院の設置目的は何ですか。

深野:

国民の負託を受けて、原子力の安全を確保するために規制を確実に行なっていく。それによって、原子力による災害を防ぐ。そういうことが、原子力安全・保安院の使命でございます


黒川:
そうですね。そうすると、確認しますけれど、経済産業省の設置法には保安院の所掌事務として、エネルギーとしての利用に関する原子力の安全の確保に関することと定められてますが、原子力の安全の確保に関する規制を行なうことの責任は、保安院にあるわけですね。

深野:
さようでございます。


黒川:
そうすると、国民の健康と安全を守る、あるいは国民を原子力の放射線障害から守るということはその目的に含まれているのでしょうか。

深野:
私どもが所掌しているのは原子炉等規制法ですので、明示的には書いてありませんが、私どもの考え方としてはやはり、原子力による災害を防ぐことを通じて国民の健康なり環境を守っていくというのが重要な使命だと思っております。

黒川:
それはみんな共有しているんですね。

深野:
私はそう思っております。


黒川:
はい、わかりました。そうですか。そうすると保安院は3月28日、今日の話ですが、「東京電力福島第一原子力発電所事故の技術的知見について」いまおっしゃいましたけれども大量の放射性物質が環境中に放出されたことについては、原子力安全・保安院は原子力安全規制機関として深く反省しなければならない、と書いてあるわけですよね。

この反省点についてはご自分で分析されて、安全・保安院の対応、組織、人材能力などについて何か問題があったのか、具体的に被害者あるいは国民に対して何か説明したいことはありませんか。

深野:
私ども、2001年にこの原子力安全・保安院を立ち上げたわけでして、私もその時にこれを立ち上げる作業に関わっておりました。その時に、やはり一つは、組織のミッションをはっきり持たなければならないと、そういうこともありまして、これはおそらく経済産業省では初めてのことではないかと思いますが、4つの基本理念というのを、私自身が相当関わって作成したものでございます。

そういうことで、まず何を目指すのかということをはっきりとさせて、さらにそれをやるためにはそれなりの専門知識を蓄えた人間を育成ていかなければならないということで、これはそういう人材育成にも取り組んだつもりでおりました。しかしこういう結果になってしまいまして、大変私は申し訳なく思っております。

それで最後はどれだけ専門知識を持って、あと、普段からいろんなことを考えて、いろんなことにきちんと対応できるような人材を作っておくことが非常に大事でありまして、結果的にそういうことがうまくできなかったということは、大変反省しなければいけない点だと思っております。

そういう中でもやはり専門知識を持たせるために職員のキャリアパスを設計し、いろんな研修コースも作り、こういうポジションにつく時にはこういう経験をして、こういう研修を受けて、こういう力量を持っているべきだということは組み立てて、やってきたつもりではありますけれども、結果的にそこまで至らなかったということは、本当に申し訳ないと感じているところでございます。


(00:42:32)

蜂須賀:
蜂須賀です。深野委員は大熊町、双葉町を含め、今回の事故により被害を受けた町に来て、その総括をしたのですか。

深野:
就任をしまして、まず知事さんにはお目にかかっておかなければならないと思って、異動しましてすぐに県庁を訪問させていただきました。それからやはり現場を見なければいけないということで、ほぼ同じタイミングでありますが、現場に参りまして、当然事故がありました発電所も中に入りまして、そこで作業に当たっております責任者の方ともお話をさせていただきました。

それから福島県議会にも一度、おじゃまをさせていただいて、これについての全員協議会という形であったと記憶しておりますけれど、そここでいろいろとご説明申し上げ、またご質問も受けさせて頂いた次第であります


蜂須賀:
そうですね。県議会でもいろいろご説明なさったと耳にいたしました。しかし、大熊町は見ました、町の中。

深野:
現場に参ります時に通りましたが、時間の制約もありましてゆっくり見たということではありません。


蜂須賀:
はい、わかりました。それで話は変わりますが、国民の安全、健康を守るという立場から安全基準を策定するにあたって、今回の事故で避難が遅れ、あるいは避難所を転々とせざるを得なかった福島の被災者の理解を無くして、相変わらず技術的知見中心に安易に進めるのはおかしいのではないでしょうか。住民や国民の安全を確保する規制当局として、どうお考えでしょうか。

深野:
その点については本当に反省をすべき点だた思っておりまして、そういうことでむしろ事故を深く考えて、それに対してどういうことができるのかということの検討を、いろんな形で進めてきたというのが、まず一つです。

あと、一方でいまおっしゃられた避難ということの対応も大変重要なことで、やはりこういう施設そのものの安全なりと同時に考えておかなければならないことだということでございます。それにつきましては、住民の方の避難について私どもの防災活動のどこが悪かったのかよく考えて、そういうことが二度と起きないように、対応をきちんと作っていくことが、同時に非常に重要です。

今回、大きな反省点として保安院というのは、こういうことが起きた場合、情報のハブとして働かなければならなかったわけですけれども、情報のハブとしての機能を果たすことができなかったということ、一つにはいろんな通信関係が途絶して情報が取れなかったことなどがあるんですが、そういうことも頭に置いて備えておく必要があったと思います。

例えば、情報を取る仕組みをどうするかとか、それから官邸と私どもと別々な所で活動していたのではなかなか、特にこういう深刻な状況では活動ができませんので、むしろ、こういうことが起こったら、今回の反省に立ちまして、私も含めて主要メンバーは官邸に行く。官邸の中で防災活動をするといったことも必要であるということで、いまそういう方向で対応できるように準備をしているところであります。

それから現地の方では逆に、避難が非常にうまくいかなかったということがありますので、これは原子力安全委員会のほうでも、異常な、深刻な事態になったら直ちに、大変申し訳ないんですが周辺5キロの方には避難をお願いする。

これはPAZ(*)という新しい考え方を、これはIAEAでも持っている新しい考え方に立っておりまして、これは本格的に実施するのは、最終的に安全委員会の指針が改定されてからということになるんですが、これは先取りしてやるべきだということで、いま仮にそういうことがあったら、そういう対応も取る。それからオフサイトセンターもうまく機能できなかったということで、そこについてもいろんな手を打つということで進めているところでございます。・・・続く


(私見)

設置の目的を聞かれた質問に対し前寺坂委員長より歯切れが良かったようです。


しかし住民の避難は後回しにされていると感じます。一刻を争う事態に周辺5キロでは何の役にも立たないでしょう。


2012年
05月11日
12:03
iesicanさん

テレビで流されたメルトダウンの一報が保安院から  
2012年3月12日 



uesitasita さんが 2011/03/12 にアップロード


気になるニュースが原子力安全・保安院から入って来ましたとアナウンサーが伝えているが、水位を測る計器の故障もあり得ると伝えています。

この一報の後どのように伝えられたか分かりません。朝だったことは間違いないと思われます。

保安院が人命の保護、住民の保護という意識があったのなら
この時点であらゆる策を講じるべきだったと思います。

2012年
05月14日
12:14
iesicanさん

安全委員会も保安院も告発を受け取らず

alpham55 さんが 2011/08/17 にアップロード

藤原節夫さんは元原発検査員でした。

データー改ざんがあったことを告発しようと、まず、原子力安全委員会に行きました。

関係ないと断られました。

次に保安院の原子力施設安全情報申告調査委員会に告発すると原子力の安全には関係ありませんと受付られませんでした。

(どういうこと???)

そしてIAEAに告発したが職員に対してなので関係ないと断られました。

2010年3月再雇用を拒否され失職

参考
http://www.nexturayasu.jp/press/infdata/21.pdf
2011年 6月18日号 週刊現代 寄稿記事

保安院とはこういうものだったのです。

2012年
05月15日
14:03
iesicanさん

藤原節夫さん(元原発検査員)が語る福島原発事故の原因

alpham55 さんが 2011/08/17 にアップロード

冒頭で

原子力工学を出て理論とか放射能の怖さを知っている人間は原子力安全をちゃんとしなければ原子力は危険なものだとか・・・絶対守らなければいけないというところがあるけれど、機械工学出身、営業畑の人間が原子力を支配すると、こういう事態になってしまったという想いが3.11以降強くなった。

技術系の人間が上に立ってない。

つまり素人が上に立つと碌な事がない。


と語る。

(確かに、前寺坂原子力保安院院長は経済学部の出身で、理科系ではありませんね)


藤原節夫さんは検査結果を上司にデータ改ざん命令されたと保安院に告発しようとしましたが拒否されました。2009年


詳しくはこちらへ
   ↓
http://www.nexturayasu.jp/press/infdata/21.pdf

2012年
06月27日
09:35
iesicanさん

今朝の新聞、保安院Mox加工場認可

目に余る駆け込み認可にあきれる。

いま、核燃料サイクルは再処理しないでそのまま埋めた方がコストが安くつくとか議論しているさなかなぜ工場を急いで作る必要があるのだろうか!?

すでに、結論が出ているのか!?

保安院は2月にも大間原発のMox燃料100%使用の使用済み核燃料貯蔵施設変更申請に認可している。


この方は大間原発に関した新聞の社説を載せています。
http://blogs.yahoo.co.jp/b_z_fun_seiji_3/19734564.html
2008/5/5

読売新聞の社説は笑ってしまう。

「世界では今、原発が見直されている。・・・地球温暖化をもたらす二酸化炭素をほとんど出さない。…」

では放射性物質はどうなの??Mox 燃料での排出される放射性物質はより危険を増します。

事故が起きたら尚、大きな被害をもたらします。

福島の事故では3号機でMox燃料が使われていました。

世界では今、原発が見直されている。といのは代替エネルギーの間違いじゃないですか!?


Mox燃料の危険性の説明がこちらにありました。
http://nucleus.asablo.jp/blog/2012/06/05/6469725

MOX燃料は、最初から強い放射性を帯びていて、発熱もするなど、ウラン燃料にはない危険性を持っています。製造の過程で純粋に近いプルトニウムを生成するので、安全保障上も大きな問題となります。アメリカが使用済み核燃料の再処理を行っていないのは、そのせいだと言われています。

さて、本来ならばこの地球上に存在しなかった危険な放射性物質である核分裂生成物や超ウラン元素を含む使用済み核燃料。

2012年
07月08日
21:24
iesicanさん

国会の事故調が福島の事故原因は人災であったと結論づけた。

何度も対策がとれる機会があったのに東電はしてこなかった。

保安院は原発を推進する経産省に属していたので強く規制出来ずにいた。(逆転関係が起きていた・事業者の虜になっていた

緊急時の備えができていなかった。

住民側に避難要請が伝わらなかった。


今後の課題は

規制側の独立している委員会の設置が必要。立ち入り調査権をもつとか・・・

(これまで日本は産業界、学会、政治、メディアすべてのなれ合いで発展を遂げてきた。そこにはお互いの規制し合うことが欠如していた)

2012年
09月19日
15:32
iesicanさん

原子力安全・保安院が幕閉じる 

国民の負託を受けて、原子力の安全を確保するために規制を確実に行なっていく。それによって、原子力による災害を防ぐ。




2001年に原子力安全・保安院を立ち上げた時に、これを使命に作業に関わっていたと語っていましたが、その使命を遂行できずにこの安全・保安院の最後の院長として訓示を行いました。

立派な使命を作り、実行もせず、重大な事故を起こし口先だけで反省すれば許されるのだろうか?!

事故当時の寺坂院長だけでなく歴代の院長全てに責任があると思います。

みなさん揃って、同罪で責任を取ってもらいましょう。




http://tanakaryusaku.jp/2012/09/0005098
2012年9月18日

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