Q-Eng

さて、中国で驚いたことの日記、
ほったらかしにしすぎて書くことを忘れてしまいました。ぇ

しかし、このエピソードだけは伝えたい！

厳選してショートバージョンでお送りいたします。

それは、夜景のきれいな観光地へ向かって裏地を歩いていたときのこと・・

ネオンが光り、たくさんの車が走る大通りとは対照的に、
裏通りは暗く、ほとんどの店がシャッターを降ろしている状態だった。

小さな個人商店を通り過ぎたとき、
少しボロボロになった１匹の野良猫が、隅っこでぶるぶると震えていた。

「こんな人の少ない裏通りで、かわいそうに・・」
僕はその震える野良猫を、しゃがみこんで見つめていた。

そこへ、個人商店から出てきたおばさんがやってきた。

そして不敵な笑みを浮かべ、
「スーシィ！（４０元で、売ってやるよ！）」

僕は一瞬、何が起こったのかわからなかったが、
とっさに「ブゥヤオ！（い、いらないですっ！）」と答えていた・・

その商店を去りながら、
僕の頭の中ではたくさんの考えが駆け巡っていた。
４０元という生々しい値段設定・・
そもそも自分のものでもないのに売り飛ばそうとする根性・・

中国って、こわいとこなんだな・・改めて思った道中でした。

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