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さんべんたいぁnさんの日記

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2014年
12月22日
17:49 さんべんたいぁnさん

「日本は英語化している」は本当か?――日本人の1割も英語を必要としていない 寺沢拓敬 / 言語社会学

日本人の9割に英語は必要ない?



爆笑問題の太田光氏が司会をつとめていたテレビ朝日「侃々諤々」という討論番組(2014年3月で終了)をご存知だろうか。その2月27日放送回の議題は、小学校の英語教育だった[*1]。



「小学校の英語教育は意味がない」と主張する大学英語講師・水野稚氏を、「意味がある」派の東進ハイスクール講師・安河内哲也氏と、英語教育学者・卯城祐司氏が迎え撃つという構図である。白熱した議論の一部を書き起こしてみよう。





水野 日本で結局英語を使うようになる人って、大人の1割くらいしかいないわけですよ。日本マイクロソフトの社長(元社長:引用者注)の成毛さんという方が、日本人の9割に英語はいらないと。他にもっと大事なことがあるだろうと。要するに英語ができるからといって仕事ができるってわけはない。

だけど、「グローバル=英語」みたいになってしまって、英語ができればグローバルみたいな感じになっていると思うんです。でも、必要な人が1割しかいないというのは、皆さんにもう一回考えて欲しいんです。これは、マイクロソフトの社長が言っているんですよ、日本の。



……中略……



安河内 その1割が問題なんです。その1割ってのは、相当に高度なレベルの英語が使える1割ですよね。でも、ふつうに英語ができる、たとえば海外旅行(の時)にできるとか仕事で簡単なコミュニケーションができるという(点で)必要な方はもっと多いと思うんですよね。



水野 うーむ。





水野氏が引いたのは、成毛眞氏の著書『日本人の9割に英語はいらない』(祥伝社)である。英語関係者だけでなくビジネス関係者にも広く話題になった本なので、ご存じの方も多いかも知れない。



同書への評価はまた後で述べるとして、ここで注目したいのは、上述の二人の必要性認識が、ある「妥協点」に落ち着いたことである。多くの人に英語のニーズがあるという点に懐疑的な(したがって小学校英語反対派の)水野氏と、その点に肯定的な安河内氏。真っ向から対立している二人が到達した「妥協点」は、「高度なレベルの英語を仕事で使う必要がある人は1割しかいない(しかし、それ以下のレベルも含むのならもっと多い)」であった。
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コメント

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2014年
12月23日
11:22
hasyさん

わあ、この番組、見たかったです。。。

そうなんですよねー。
どちらも支持できるから、じゃぁ、個人の考えでなく、国の方針としてはどうなんだ?
となると、うーん、うーん、うなってしまいました。
だいぶ前に「小学校から英語を」というニュースをきいて以来、
これから学ぶ小学生には負けたくない、、、と
ひそかなライバル心を抱いていたのですが、ついに来たか!と
今は、猛烈にあせり?を感じるとともに、「でも、日本語も怪しいのに、どうなの?」
という疑問も禁じ得ません。

それでも、世界が狭く近くなった今、やはり共通語は早いとこ必要かなー。
同時に世界を意識することで、つい目立ってしまう海外偏重思考ばかりでなく、
日本の「良さ」にも早くに気づけるのかも?
耳や口も鍛えられるのでしょうしね^^。
それが今のところの、自分の結論になっています。

うぅー、がきんちょめ、負けないぞぉっ(メラメラ)!

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