ニューヨークにあるロチェスター大学の
聴講生になりました。
音楽学の講義なので
同じ大学内のイーストマン音楽学校で
Dr. John Covach に教わっています。
といっても、これはインターネットでのお話。
Massive open online course (MOOC) です。
話をさかのぼります。
そもそも私が英語の勉強を始めたのは
スキーを習うために通っているニセコに
ここ数年 外国人が増えてきて
英語が話せないと困ることが多くなったからです。
と言っても
ニセコに来る外国人は
英語が母語でない人も多いので
初歩の英会話ができれば充分です。
そこで、無料時代の iKnow で
語彙を増やしながら発音を確認し、
ココネでは「通訳天国マイク版」で
発音のトレーニングもしました。
今はラジオ講座「英会話タイムトライアル」で
とっさに英語で返す練習をしています。
特に「英会話タイムトライアル」の効果はすごいです。
毎日の対話練習では、簡単な相づちを
何度も何度も繰り返し言うので
1年近く経った今、相づちだけは
反射的に返せるようになりました。
Sure.
Really?
That sounds good.
That's right.
Absolutely.
Exactly.
ヒアリングは昔からわりと得意でした。
相手が何を言っているのかわからないなんてことは
今まではほとんどありませんでした。
なのにこの冬は突然、
聞き取れないことが多くなってしまいました。
なぜかというと、相手の話す速さが
(私にとっては)とんでもなく速くなったからです。
Exactly. と返すと相手は早口になります。
宿泊の特典について説明をしてあげたら
何人もが一斉に早口で質問してきます… (>_<)
要するに今までは、
私のつたない英語にふさわしい速度で
相手がゆっくり話してくれていただけだったんです。
初歩の英会話で充分、と思っていたけれど
ここまできたならもう少し、
今度はヒアリングの練習をしてみようと
思い立ちました。
目標
「簡単な内容の英語を
ネイティブが夢中になって話す時の速度で
聞き取ること」
さて、これはどうしたら練習できるだろう?
ニュースやスピーチは早口ではないので除外です。
映画は知らない単語が少ないものを選ぶのが大変。
…などと考えている時に偶然目にしたのが
コーセラの MOOC です。
https://www.coursera.org/
何気なく開設講座のリストを見ていて
ひらめいたのが、これ。
The Music of the Beatles
https://class.coursera.org/beatles-001
ビートルズの曲なら、高校生のときに
英語の勉強のためにたくさん聴いていて
歌詞も覚えています。
伝記も何冊か読みました。
それに…これなら誰か一緒に受講してくれるかも?
でも説明が(当たり前だけど)英文でいっぱい。。。
ホントに私なんかが入って大丈夫なんだろうか…
そうだ、ココネ時代の友達Kちゃんが、
たしか MOOC を受講してたはず…
聞いてみよう!
(続く)
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