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pufferさんの日記

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2013年
01月25日
12:11 pufferさん

1/25(オオカミからイヌへの進化のカギは)

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今日の問題は、でんぷん消化能力がイヌが家畜化したことのカギだとする研究結果が発表されたというニュースからの出題です。

「犬の進化のカギはでんぷん消化能力」

テスト問題: http://puffer.daiwa-hotcom.com/cgi-bin/word/xml.php?id=10121

元記事: Grains turned wolves into man’s best friend
http://www.japantimes.co.jp/news/2013/01/24/world/grains-...

速読用: http://readfa.st/read/50729/grains-turned-wolves-into-man...

抄訳:
スウェーデンの研究チームが、イエイヌ14品種60匹と、世界各地から集めたオオカミ12匹の遺伝子コードを比較したところ、
でんぷん消化能力に大きな違いがあったという。イエイヌが肉食のオオカミから人間のよき友になるためには、小麦、米、大麦、コーン、ポテトなどが好物になる必要があった。
23日に英科学誌ネイチャー(Nature)に発表されたこの発見は、オオカミがヒトの定住地の周辺の残飯を新たな食料とするようになり、徐々にヒトに慣れていったという説を裏付けるものとなる。
スウェーデン・ウプサラ大学(Uppsala University)のエリック・アクセルソン(Erik Axelsson)氏は、これはヒトとイヌの共進化の顕著な例で、農耕の発達にしたがい、穀物食への適応進化が人間と並行に起きていることを示しているという。
しかしイヌの進化についてはさまざまな学説があり、この発見によって完全に決着するものではない。
わかっていないことの一つはいつごろからオオカミのイヌ化が始まったのかである。
家畜化されていないまでも、人間になれたイヌ科の動物は、3万3千年前には存在した可能性がある。
また、遺跡から、1万1千年前にヒトとイヌが同じ墓に埋葬されているものが見つかっており、農耕のはじまりの頃にはヒトとイヌは少なくとも知り合いだったと思われる。

メモ:
最後の文章で、人間はアミラーゼを唾液腺からも分泌できるため、よく噛む事で食事を味わうことができるけど、イヌはガツガツ食べる(Dogs may be able to eat human food, but they still wolf it down.)というのが面白かったです
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コメント

1番~2番を表示

2013年
01月26日
08:44
auge (17)さん

そもそも狼と犬のみわけがつかないんですがww
Natureの元記事は購入しないと読めないけど、abstractにはでんぷん消化の他にも脳機能に関する遺伝子でも違いがみつかってて、そのうちの8つは神経系の発達経路に関わるみたいですね。でんぷんよりもこっちの方が家畜化には重要じゃないのかなあ?

今回はpalatability とcontentious でひっかかりました。
palatability... ability ってついてるから何かできるのかとおもったら、おいしさの意味だったとは。
good tasteでいいのに~

2013年
01月28日
12:02
pufferさん

>>1 augeさん
コメントありがとうございます。
シベリアンハスキーとかはかなり見た目オオカミっぽいですよね。
わたしはこのpalatable(口に合う 味のよい)とparable(たとえ話 寓話)をよく間違えます。

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