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iesicanさんの日記

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2012年
11月24日
11:05 iesicanさん

初めて聞いたり、知った言葉

先日、主人が、「げっしょに・・・」ということばを使いました。

わたしは「えっ? 何? どういう意味?」

すると「聞いたことないの!?良く使うよ」

というので辞書を引いてみました。

すると電子辞書には出てきません。

主人は「メールではすぐ出てくるから」というので試してみると出てきました。

「月初」なのです。月初めのことなのです。

この歳になってまだまだ知らない言葉があるのだと思いしらされことが多々あるのですが、今日もまたこんな言葉を知りました。

「為政者(いせいしゃ)」


わたしが知らなかっただけで皆さんはすでにご存じだったかもしれません。(これは、良く娘に言われることです。娘は本の虫です)

こちらのブログ星の金貨プロジェクトにこの言葉がありました。
http://kobajun.chips.jp/?p=6445

ニュヨークタイムスを翻訳されてその後書きに塩野七生さんの『ローマ人の物語』の一節を紹介されていて、「為政者」が出てきました。

ニュヨークタイムス
http://www.nytimes.com/2012/11/21/business/global/a-call-...

(来月、選挙が行われます。為政者を選ぶのは私たちです。

女性に選挙権が認められたのは戦後1945年のことです。戦前に女性にも選挙権が与えられていれば日本は戦争に向かうことはなかったかもしれません。

今女性にはこの権利があります。

政治を変えられる権利を持っています。)
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コメント

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2013年
05月25日
15:34
さん

44:

>>43 iesicanさん

よく考えたら、株価の高騰、株価の下落 この二つから乱高下は出てきているようですね。
「こうとう」「げらく」

みの 式にやれば「からく」

でも、国民って気楽なものですね。
アベ さんが何もしなくても、「景気が良くなった気がしている」
参議院の選挙が済めば、それこそ、アベ さんの人気も急落するかも。

2013年
06月02日
10:20
iesicanさん

今朝の「シューイチ」という番組で映画の試写会の紹介をしていました。

出演者の中谷美紀さんが主演の綾瀬はるかさんにまつわる撮影中のエピソードを披露。

中谷さんがトイレにくっついてきた、綾瀬さんにどうして来たのと聞くと、

「わたしは屁負比丘尼(へおいびくに)です」

と言ったそうで、司会者がどうしてそんなことを言ったのですかという問いに、

綾瀬さんは、「お姫様はおならをしてはいけないので、お付きの人がその罪をかぶった・・・」

とか説明してしていました。

訳分からないのですが、調べてみると確かにそのような役をひきうけた人がいたようです。

科負比丘尼(とがおいびくに)とも言ったそうです。

2013年
06月02日
16:25
iesicanさん

今朝の「シューイチ」という番組からもう一つ。

石突(いしづき)っていうと何を思い浮かべますか?

しいたけの硬い部分を石突というのは知っていましたがこの字だとは知りませんでした。

話題は雨の季節で傘の特集でした。

先っぽの地にあたる部分を石突(いしづき)というのだそうです。

他にもこんな石突がありました。
http://kotobank.jp/word/%E7%9F%B3%E7%AA%81%E3%81%8D

2013年
06月06日
21:45
iesicanさん

今日、昼のクイズ番組でじょうろは、何語から由来しているかという問題だった。

答はポルトガル語だった。

辞書を引いてみると

一説にjorro(ポルトガル)の転訛とする

とあった。

ついでに漢字では如雨露

雨露の如くですね。

他にもたくさんあるのですね。

このサイトhttp://homepage2.nifty.com/~castanha/portuguese_pj02.htm

が詳しい。

ピンからキリのキリが十字架のを表しているというのが分かりました。

ちなみにピンの意味はのこと。

関西では鯖の押しずしのことをバッテラというのですが、これもでした。

意味は平底の小舟。なるほど・・・

2013年
06月08日
02:51
さん

48:

日本人が誤読しやすい漢字

判官贔屓

本来の意味とは違う解釈をしている言葉。

弱冠年増

漢字を誤って読み違えたために、間違った読み方が一般的になっている言葉

病膏盲に入る


正しいとされる読み方、使い方。

ほうがんびいき【《判官びいき】《国》

〈名〉はんがんびいき。
はんがんびいき【判官びいき】(判官〈贔屓〉)《国》
〈名〉大衆(タイシユウ)が(人気のある)弱い者に同情(ドウジヨウ)すること。ほうがんびいき。[九郎判官(クロウホウガン)源義経(ミナモトノヨシツネ)の不幸な運命に対する同情から]

弱冠(じゃっかん)、年増(としま)  
〔文語・文章語〕 ①男子の二〇歳の称。

としま【年増】 娘盛りを過ぎて少し年を取った婦人。近世には 20 歳前後をさしたが現代では 30~40 歳くらいをいう。

━膏肓(こうこう)に入(い)る
〔「左氏伝」の故事から。誤って「病膏盲(こうもう)に入る」とも〕
(1)治療のほどこしようのないほど病気が重くなる。
(2)どうすることもできないほど物事に熱中するたとえ。

━ の部分は 病 です。

2013年
06月08日
09:58
iesicanさん

傀儡政権(かいらいせいけん、英語:puppet government)


マスコミに載らない海外記事で傀儡国家とあります。
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2013/06/post-2055....

形式的にだけ独立した他国の政権でかつての満州国のようなと辞書にあります。

傀儡(かいらい)の意味はあやつり人形のこと。くぐつとも読む。

2013年
06月08日
15:44
iesicanさん

>>48 welciayorkmartさん

九郎判官(クロウホウガン)義経と読むのに判官贔屓を
はんがんびいきと読んじゃいますね。でも間違いではなさそうですね。


弱冠(じゃっかん)二〇歳とは言わないのですね。
頭に付けたくなります。

としま【年増】ってそんなに若いのですね。
わたしは大年増(おおとしま)と思ったら、これまた意味が違うようです。

年増の中でも年かさの女とありますから・・・

老婆??およよ

━膏肓(こうこう)に入(い)る
は初めて聞く言葉です。

2013年
06月23日
15:20
iesicanさん

雪冤(せつえん)の野武士

サスペンスドラマで主役の弁護士が最後に「わたしは雪冤(せつえん)の野武士」ですと言った言葉。

雪冤(せつえん)とは辞書によると無実の罪をすすぎ、潔白をあきらかにすること。

なるほどと納得。

今日のドラマの筋はそうだったな。

14年前に起きた事件にまつわって、再び起きた新しい事件。

弁護士を辞めた吉田栄作が再び事件の解明に・・・
http://www.tbs.co.jp/getsugol/20130610/


夫は大のサスペンスドラマ好き。

休みの日は録りためたビデオを観ている。

そのほとんどを横になって居眠りしながら・・・

切ると「見てるのに・・・」

と言われるのが分かっているのでそのままに。

わたしはきっとこの人が犯人なんだわと思いながらちょろちょろ観ている。

わたしは観たことあるドラマはすぐ思い出すけれど、夫は初めて見るようにして再放送もそんな感じで観ている。

たぶんこのドラマもその一つになるだろう。

起きて観ていれば、今何と言ったの?どういう意味?と聞くことができるが完全に眠っていた。

2013年
06月29日
06:06
さん

52:

入水

太宰治、玉川上水で「入水自殺 じゅすいじさつ」

飛び込み競技で選手が水しぶきをほとんどあげずに「入水 にゅうすい」した。

2013年
06月30日
12:06
iesicanさん

>>52 welciayorkmartさん

今の玉川上水は水流も少なく、川底も浅く鯉が背びれを見せるくらいです。
川にかかる橋の近くには、人々が投げる餌をもらおうと、大きな口をパクパク開けて集まっています。

太宰治が入水したころは急流で「人喰い川」と呼ばれ恐れられていたそうです。

入水した場所は不明ですが、遺体が見つかったのは6日後で下流の新橋の近くで6月19日だったそうです。奇しくもその日が太宰治の誕生日で桜桃忌として、三鷹の禅林寺にあるお墓には太宰ファンも参拝されるそうです。

当時をしのばれる大正時代の写真がこちらの記事にありました。

全く違います。

今は川の両側に柵が設けられ、川幅も狭く市民の散策道になっています。

ここに船が行き来したこともあるというのですから驚きです。

参考
http://www.asahi.com/area/tokyo/articles/MTW2013022813085...
朝日デジタル 2013年2月28日

http://www.city.mitaka.tokyo.jp/dazai/dazaitomitaka/outou...
三鷹市ホームページ

http://www.city.kodaira.tokyo.jp/kids/017/017990.html
小平市のホームページ

近くを流れる玉川上水は1653~1654年、(江戸時代に)江戸の人々の水不足解消のために上水道として多摩川の羽村から四谷大木戸までの全長43キロメートル、高低差約92メートルを玉川兄弟が突貫工事(約7カ月)で完成させたと言います。
この玉川上水を世界遺産に申請しようという市民グループがある(あった?)そうです。http://ngo-npo.net/tamagawaj/pc/index.html
この話題はあまり知られてないことですが・・・(ホームページは2004年から更新されていない)

太宰治と世界遺産続きで調べてみました。

2013年
07月07日
10:24
iesicanさん

本日の天声人語からカルピスの水玉模様は天の川

http://www.asahi.com/paper/column.html
朝日デジタル 2013年 7月 7 日

記事によるとカルピスの発売が1919年の7月 7 日で”七夕の日”だったからだという。

カルピスのパッケージの変遷
http://www.calpis.co.jp/tanabata/index.html?icid=tpc_tca

カルピス水玉ヒストリー
http://www.calpis.co.jp/museum/history.html

2013年
07月21日
14:40
iesicanさん

柚庵(ゆうあん)焼き

きょうテレビショッピングの紹介されたもの。

祐庵焼きとも表すそうで、江戸時代の茶人、北村幽庵(祐庵とも)が考案した魚のつけ焼き。特に柚子を加えたものを柚庵(ゆうあん)焼きというようです。

フライパンで作る鮭の祐庵焼き
http://nanapi.jp/46219/

サワラの幽庵焼き
http://cookingforest.net/sawaranoyuuannyaki.html


(ぶりのつけ焼きはたまにしますが、祐庵焼きという名前は知りませんでした)

2013年
07月26日
09:26
iesicanさん

『誤謬』(ごびゅう)

本を読んでいて読めませんでした。

『誤謬』(ごびゅう)の意味はあやまり、まちがい。

ウィキぺディアではこのように説明
      ↓     
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%AA%A4%E8%AC%AC

漢和辞典で『謬』を引くと右の字は(音ビュウ、リュウ)で、高く飛んだ鳥の羽が、ちらちらともつれてみえるさまをあらわす、『謬』(びゅう)はそれを音符ととし、言を加えた字で、ことばがもつれて食い違うこととありました。

こんなサイトがありました。
行動経済学&社会心理学の研究
http://行動経済学・社会心理学.jp/eco/p5.html

コンコルドの誤謬・サンクコスト効果とは何か?

(これを読んで、プルトニウムのことが頭に浮かびました。電力会社は使用済み燃料を資産だとしてどんどん貯め込み、プルトニウムを取り出そうとしました。)



2013年
08月23日
20:23
iesicanさん

このみちや いくたりゆきし われはけふゆく  種田山頭火

映画「あなたへ」をテレビで観ました。

これは映画の最後に出てきた句です。

俳句も種田山頭火という俳人も知りませんでした。

この句は「行乞記(ぎょうこつき)」昭和5年の日記にありました。

青空文庫http://www.aozora.gr.jp/cards/000146/files/44913_30581.html

種田山頭火「行乞記」の朗読




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2013年8月23日追記

種田山頭火と並んで自由律俳句で有名な俳人が尾崎放哉(おざきほうさい)であると娘が教えてくれました。
娘に、また
「え~っ、知らないの!?有名だよ。学校で習ったでしょう」
「え~~~!?習わなかったよ~~」

習ったのであれば、句をみれば、思いだすかもと試みました。

青空文庫  尾崎放哉選句集
http://www.aozora.gr.jp/cards/000195/files/974_318.html

せきをしてもひとり
(咳をしても一人)


という句は覚えがあった。

やっぱり習っていたのかな・・・(自信喪失)

2013年
09月14日
11:21
iesicanさん

居 住まいを正す

この言葉を今朝の新聞で目にしました。

スポーツ欄で「賜杯の話になると、親方衆はみな居 住まいを正す。・・・・」と使われていた。

辞書によると、「きちんとした姿勢に座りなおす。座り方を改める」という意味。

そばに夫がいたが聞かなかった。そんなことも知らないのかと言われそうで・・・

もし、夫がわたしに聞くようなことがあったら、「居 住まいを正してよう、聞きや。わかった?」と言うのだけれど・・・

2013年
10月09日
10:35
iesicanさん

過(あやま)たない

昨日の新聞「声」に読者の投稿にあった言葉です。

「過ち」という名詞で使うことはあるけれど、動詞で使うことがなかったわたしはこの意味や使い方を調べてみました。

新聞では、最近話題になっている小泉元首相の脱原発宣言に対しての意見で、この方は、国の将来を憂うる提言(小泉氏発言)とし、反対論も賛成論も国民の意見を広く聞くくことが、「民意を問う」ことになって、
「結果的に日本の進路を過たないことにつながるのではないだろうか。」

とありました。

辞書に「過つ」の意味がたくさん載っていました。

思いがけずよくない事をしでかす、しそこなう、思い違いをする、あやめる、破滅させる、・・・

さてどれがふさわしいでしょうか?読者は否定で使っているから・・・

「直感は過たない。過つのは判断である。」と言う言葉が昔からあるらしい。

簡単に言うと直感の方が正しいということでしょうか。

こちらにその意味が詳しく載っていました。

http://www.hiroshitasaka.jp/kotoba/library_file/01_TM0246...

[論語]過ちては則(すなわ)ち改むるに憚(はばか)ること勿れ
この意味は過ちを犯したときは、躊躇することなく速やかに改めよ。

わたしは「過(あやま)たない」の意味はしくじらないがいいかなと思いました。失敗しない、間違わないでもいいかなと思いました。(勝手に解釈)

2013年
10月10日
07:15
さん

60:

日本語の「すなわち」を漢字に直しても、「即ち」ぐらいのものですが、以下に、昔は使っていたと思われる「すなわち」を辞書からコピーして貼り付けておきます。

参考になればいいのですが。


すなわち【即ち】〔歴史的かな遣い〕すなはち

《接続詞》
①上に述べたことを、さらに別の語で説明する時に使う。いいかえれば。つまり。─用例(亀井勝一郎)
②上に述べたことと次のことがぴったり一致する意味を表す。ほかのものではなく。まさしく。「それが即ち愛情だ」─用例(国木田独歩)
③上を受けて下に続け、ある条件があれば当然ある帰結に至ることを示す。そうすれば(かならず)。そのときは(いつも)。「戦えば即ち勝つ」─用例(森鴎外)
《参考》「則ち」とも書く。
④上を受けて、さらにことばを続ける。そこで。そして。─用例(徳富蘆花)
《参考》「乃ち」とも書く。

【乃】─
[人名漢字]
丿部 1画 総画数 2画
第1水準 区点=3921 16進=4735 シフトJIS=9454 Unicode=4E43
《音読み》
ダイ邯, ナイ, ノ邨(上)賄(海)
《ピンイン》(n'i─)
《訓読み》
すなわち, なんじ, の
《名付》
いまし, おさむ, の
《意味》
ぽ{接続詞}すなわち(すなはち)。ずばりと割り切らず、間をおいてつなげる気持ちをあらわすことば。そこでやっと。やむなく。《同義語》⇒迺。「乃許之=乃ちこれを許せり」〔春秋左氏伝・昭三〕
ま{接続詞}すなわち(すなはち)。まずそれぐらい。まあそれが。「乃所謂善也=乃ち所謂善也」〔孟子・告上〕
み{代名詞}なんじ(なんぢ)。第二人称の代名詞。▽女(ナンジ)・汝(ナンジ)と同じ。「乃祖乃父=乃の祖乃の父」〔書経・盤庚中〕
《日本語での特別な意味》の。助詞の「の」に当てた用法。「日乃丸(ヒノマル)」
《解字》─
指事。耳たぶのようにぐにゃりと曲がったさまを示す。朶(ダ)(だらりとたれる)・仍(ジョウ)(やわらかくてなずむ)の音符となる。また、さっぱりと割り切れない気持ちをあらわす接続詞に転用され、迺とも書く。
《類義》
⇒則
《参考》
草書体をひらがな「の」として使うこともある。▽草書体からひらがなの「の」ができた。また、初画からカタカナの「ノ」ができた。

【便】─
[常用漢字] [学習漢字 四年]
人部 7画 総画数 9画
第1水準 区点=4256 16進=4A58 シフトJIS=95D6 Unicode=4FBF
《常用音訓》
ベン, ビン, たより
《音読み》
ベン邨, ビン邵, ヘン邯(去)霰(線), (平)先(仙)
《ピンイン》(bi!n─, pi"n─)
《訓読み》
たより, すなわち, たやすく
《名付》
やす
《意味》
ぽ(ベンナリ){形容詞}平らで支障がないさま。「便利」「行快而便於物=行快にして物に便なり」〔淮南子・本経〕
ま(ベンナリ){形容詞}物事をするのに都合のよいさま。また、するすると物事が運ぶさま。「便宜」「便於出入=出入に便なり」
み{名詞}都合のよい機会。「胡兵伺便=胡兵便を伺ふ」〔李華・弔古戦場文〕
む{形容詞}平易でかどが張らないさま。「便衣(ベンイ)(ふだん着)」「便殿(ベンデン)」
め{名詞}すらりと通る、通じ。「大便」
も{接続詞}すなわち(すなはち)。物事がAからBへとすらりと運ぶことを示すことば。《類義語》⇒即。「林尽水源、便得一山=林は水源に尽き、便ち一山を得たり」〔陶潜・桃花源詩・古事記〕
ゃ{副詞}たやすく。簡単に。「咸陽一火便成原=咸陽も一火に便く原と成る」〔呉融・廃宅〕
や{名詞}たより。手紙。また、ことづて。「幸便」
《日本語での特別な意味》交通のてだて。また、船や車の出る回数・順序を数えることば。「第一便」
《解字》
会意。丙は、尻を開いて両股(モモ)をぴんと両側に張ったさまを描いた象形文字。更(コウ)は「丙+攴(動詞の記号)」の会意文字で、ぴんと張るの意を含む。便は「人+更」で、かたく張った状態を人が平易にならすことをあらわす。かど張らないこと、平らに通ってさわりがないの意を含む。⇒更
《単語家族》
扁(ヘン)(平ら)・篇(ヘン)(平らな竹札)・片(平らな板)と同系。また、平(ヘイ)(たいら)とも縁が近い。

【則】─
[常用漢字] [学習漢字 五年]
咳部 7画 総画数 9画
第1水準 区点=3407 16進=4227 シフトJIS=91A5 Unicode=5247
《常用音訓》
ソク
《音読み》
ソク邨邯(入)職(徳)
《ピンイン》(z*─)
《訓読み》
のり, のっとる, すなわち
《名付》
つね, とき, のり, みつ
《意味》
ぽ{名詞}のり。いつもそのそばによりそって離れてはならない道理・手本・基準。「法則」「不識不知、順帝之則=識らず知らず、帝の則に順ふ」〔詩経・大雅・皇矣〕
ま(ソクス){動詞}のっとる。手本として守り従う。▽訓の「のっとる」は、「のり(則)+とる(取る)」の音便。「則天=天に則る」「唯尭則之=唯だ尭これに則る」〔論語・泰伯〕
み{接続詞}すなわち(すなはち)。ならば。そうしたら。▽AならBというように、前段のあとにすぐ後段が続くことを示す接続詞。「行有余力則以学文=行ひて余力有らば則ち以て文を学べ」〔論語・学而〕
む{副詞}すなわち(すなはち)。すぐさま。《同義語》⇒即。「項王則夜起飲帳中=項王則ち夜起ちて帳中に飲す」〔史記・項羽〕
め{副詞}すなわち(すなはち)。とりもなおさず。つまり。▽A(主語)=B(述語)という説明を強調することば。「乱之所生也、則言語以為階=乱の生ずる所には、則ち言語以て階を為す」〔易経・繋辞上〕
《解字》─
会意。「刀+鼎(カナエ)の略形」。鼎にスープや肉を入れ、すぐそばにナイフをそえたさま。そばにくっついて離れない意を含む。即(そばにくっつく)と同じ。転じて、常によりそう法則の意となり、さらにAのあとすぐBがくっついておこる意をあらわす助詞となった。
《類義》
乃(スナワチ)は、Aのあと曲折をへてBがおこるさいに用い、やっと、そこで、ついになどの意を含む。而(ジ)は乃ほどではないが、やはり曲折した、しかも、しこうしてなどの意をあらわす。斯(ココニ)・即は、則と同じように、前後をさらりと直結して、…ならすぐの意をあらわす。⇒律

「すなわち」 と言っても、中国語は、ずいぶんたくさんあるものですね。

「行有余力則以学文=行ひて余力有らば則ち以て文を学べ」
これが、問題の「すなわち」です。
「れば そく」で、「有り」は、あ行変格活用なので、「らば」になっています。

2013年
10月10日
07:24
さん

61:

>>59 iesicanさん
[論語]過ちては則(すなわ)ち改むるに憚(はばか)ること勿れ

この「則」は、漢文読みで、「レバ則(ればそく)」というものです。
「何かをすればただちに」という意味です。

ですから、訳文とはちょっと違いますが、「間違ったことを言ったりしたりしたときには、すぐに改めなさい。改めることを躊躇してはいけませんよ」という孔子の教えです。

「レバ」は、気持ちとしては、「~したならば」ということです。
「憚る」は、たとえば若者が公の場で言ってはいけないような発言をしたなら「[発言を憚る]ことなく~」という使い方をします。
この場合は「遠慮する(口調が弱いけど)」ような意味にもつかわれるものです。

「結果的に日本の進路を過たないことにつながるのではないだろうか。」
という内容は、日本が「間違った方向に行かない」ということにつながるのではないだろうか」という主張ですね。

2013年
10月10日
09:03
iesicanさん

>>61 welciayorkmartさん

分かりやす解説くしてくださってありがとうございます。

今日は漢文も勉強できました。^^

2013年
10月17日
09:27
iesicanさん

刮目(かつもく)する

今朝の新聞の「ひととき」というコーナーに寄せられた読者の投稿の一文に、

・・・刮目してご期待ください。

とありました。この文章は75年前書かれたものです。当時はこの言葉が普通に使われていたのでしょう。

調べてみると意味は目をこすって注意してみることとありました。

この文章をもう少し紹介すると、結婚が決まりお兄さんに宛てて弟さんがその心境をしたためた手紙で
「未熟な者ですが、人生50年の荒波を相助けて乗り越えるよう努力する覚悟です。刮目してご期待ください」

他にどんな使われ方をするのか調べてみました。

北村透谷が1893年(明治26年)「評論 一號~四號」に

明治文学は斯の如き大革命に伴ひて起れり、其変化は著るし、其希望や大なり、精神の自由を欲求するは人性の大法にして、最後に到着すべきところは、各個人の自由にあるのみ、政治上の組織に於ては、今日未だ此目的の半を得たるのみ、然れども思想界には制抑なし、之より日本人民の往(ゆ)かんと欲する希望いづれにかある、愚なるかな、今日に於て旧組織の遺物なる忠君愛国などの岐路に迷ふ学者、請ふ刮目(くわつもく)して百年の後を見ん

と著している。

http://www.aozora.gr.jp/cards/000157/files/43445_17675.html
青空文庫

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