今日の問題は、新型の出生前診断により99%の精度でダウン症を含む3種類の
胎児の染色体異常が診断できるという記事についてです。
「ダウン症候群の出生前診断を試行」
単語テスト:
http://puffer.daiwa-hotcom.com/cgi-bin/word/xml.php?id=10049
元記事:Japan to try prenatal detection test for Down syndrome
http://www.japantimes.co.jp/text/nn20120830x2.html
速読用:
http://readfa.st/read/39528/japan-to-try-prenatal-detecti...
抄訳:
来月から国内のいくつかの病院で、99%の精度でダウン症の出生前診断ができる血液検査を実施することになった。
国立成育医療研究センター、昭和大学病院その他いくつかの病院で実施されるのは アメリカで開発されたもので妊婦の血液に含まれる胎児のDNAを調べてダウン症など3種類の染色体異常の有無を診断する。
子どもの染色体異常のリスクが高まる35歳以上の妊婦などが対象となる。
従来の羊水穿刺による出生前診断よりも安全性が高いという。
また、従来の方法では、妊娠15週から18週にならないと検査ができなかったのに対し、血液検査は妊娠10週を過ぎたら受診が可能となる。
検査の費用は21万円だが、公的医療保険は適用されない。
国立成育医療研究センターは複数の専門家を置く、30分以上のカウンセリングを実施する、経過観察をするなどの検査のためのガイドライン策定を検討しているとしている。
同センターの左合治彦 周産期センター長は「慎重に検討してから検査を受けるように十分にカウンセリングをすることが重要だ」と述べ、日本ダウン症協会の玉井邦夫理事長は、安易にテストに飛びつくことは生命倫理の見地から強く反対する。
妊婦に対して十分な情報を提供できるようにしてほしいと呼びかけた。
メモ:
出生前診断をするかしないかなどは難しい問題ですね。
こういうニュース記事の場合、見慣れない単語がいろいろ出てくるので勉強になります。
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