【2】Part Two: Via~Part Three: Summer ▼Wonder▼
2/12 【1】Part One: August[~P.80]
http://q-eng.com/communityTopic/5717?comment_count=0
2/19 【2】Part Two: Via~Part Three: Summer[P.81~132]
2/26 【3】Part Four: Jack[P.133~185]
http://q-eng.com/communityTopic/5719
3/4 【4】Part Five: Justin~Part Six: August[P.186~234]
http://q-eng.com/communityTopic/5720
3/11 【5】Part Seven: Miranda~Part Eight: August[P.235~最後]
http://q-eng.com/communityTopic/5721
打ち上げ: 読み終わった頃を見計らって決めます。
★日付は書き込み開始日です。
★書き込み開始日は目安です。それぞれ読み進むペースによって、開始日より早く書き込んでも、遅れて書き込んでも結構です。
★まだ読んでいない部分のトピックの書き込みを予習の意味でチェックしてもいいし、ネタバレが嫌なら自分が読むまで開かないでおくのもいいでしょう。
♡ ページ数で見るとずいぶん多いようですが、Partごとに語り手が替わるようなので、そこで区切ったほうが感想等書き込みやすいのではないかと思い、こんな感じにしてみました。
日付はあまり気にせず、読んだ分から書き込んでいってください。
その区分全部を読み終わってからではなくても、途中経過で少しずつ書いていってもOKです。
それでは、皆さん、楽しんで読んでいきましょう。
書き込み
1番~8番を表示
02月20日
15:03
1: mikapyonさん
Via の所を読んで真っ先に思ったのは、以前にこの会で読んだ ”My Sister's Keeper"のことでした。
あの話は、白血病のお姉さんが入退院を繰り返していて、その姉を救うためのドナーになれるように遺伝子をデザインされて(だったっけ?)生まれた妹が主人公だったんだよね。
ドナー云々の所は別として、あの話でも、病気の子どもがいると、ほかのきょうだいがとても複雑な気持ちを抱きながら大きくなるということが出てたと思うのです。
Viaも同じように、Augustが生まれて以来、ずっと親に迷惑をかけないいい子だったんですね。
宿題でもなんでも自分でやって、頭が痛くても、いじわるされても親には言わなかった、学校の様子を聞かれればいつも”good ”って答えてた・・・ ってところ いじらしいわぁ。
でも、本当はVia自身だって大変だったんだよね。
”August Trough Th e Peephole" の最後のところの
「私たちは Augustが 自分はnormalなんだと思うように努めてきた。でも、問題は、ほんとはnormal じゃないことだ」 ところ、なるほど~って思いました。
両親は絶対そういう風には思えないんだよね。きょうだいは 両親よりも少し冷めた目で別の角度から見ることができるからこそ normal ではない、ということを受け入れられるのかもしれないと思いました。
02月20日
17:30
2: neginohanaさん
>>1 mikapyonさん
>Via の所を読んで真っ先に思ったのは、以前にこの会で読んだ ”My Sister's Keeper"のことでした。
私も!
ハロウィーンの時、お母さんはAugust の衣装のことを2週間もあれこれ苦労していたのに、Viaの衣装のことは全く考えていなかった・・・ってちょっと寂しい気持ちを書いていましたよね。でも、決してそんなことは口に出さない健気なお姉さん。
おばあちゃんがViaのことを誰よりも好きだと言ったのもそういう彼女の気持ちをよくわかっていたからだと思います。そういうおばあちゃんがいてよかった。
そのおかげで、ViaはひねくれずにAuggie にも優しくできるんでしょうね。
それはそうと、
Auggie が学校に行かなくなった時、Viaは「誰にだって辛いことはある。それは普通なんだから」みたいなことを言って励ますんだけど、
Auggie が
"Do people go out of their way to avoid touching you, Via?
"So don't compare your bad days at school to mine, okay?
と訴えるところ、胸がつまりました。
02月21日
15:42
3: neginohanaさん
Summer の部分読みました。
じわっと来ました。
Summer はほんとにいい子なんだなあ。
そして強い。
「あの化け物とつるむのやめて、私達人気者グループに入りなよ」ってそそのかされた時、Summer は どうするんだろう?とドキドキしました。
この本のスタイルがわかってきました。
語り手を次々に変えて、時間は少しずつ重ねながら進めていくんだね。
重なっている部分は、別の立場から見るとこうなる・・・ってわかっておもしろいし、その後がどうなったか・・・までつながっていくので、冗長にもならない。
おもしろくなってきました。
02月22日
22:27
4: mikapyonさん
>>3 neginohanaさん
ね~ Summer は 私は登場の時から好きだったよ。
前のパートになるけど、ランチのテーブルに ほかの子が来ないのを 「このテーブルに座れるのは 夏に関係ある名前の子だけ」みたいなことを言ってAugustに 気まずい思いをさせないようにする頭の良さがいいなぁって思ってた。
もちろん、思いやりがあって ものの本質をちゃんと見ようとする子だよね。
5年生で男の子と付き合い始める女子たちのグループに誘われても、
そうようことより、ハロウィンのパレードでユニコーンの仮装してる方がずっと楽しい って思うような 天真爛漫のとこもいいよね。
Via のところで Augustの の顔の描写が具体的に出てきたね。
耳はほとんどないとか、目はずいぶん下の方にある とか
そして 自分も同じ遺伝子を持っているということも 彼女は重く受け止めているね。
医学用語は適当に読み飛ばしたけれど、Viaの立場として、医学的にきちんと知っておきたいというのも納得できる。
それまで具体的に描かれなかったAugustの状態を Viaの視点から客観的に描いたところ、この作者 うまいなぁって思いました。
視点を変えることで同じ出来事の別の面を描いて物語の厚みをましてるよね。面白いね。
02月23日
13:37
5: neginohanaさん
>>4 mikapyonさん
>Via のところで Augustの の顔の描写が具体的に出てきたね。
そこのところ、正直ギョッとしました。
最初のページでAugust自身は「どんなふうに想像したとしても、多分それよりひどい」って書いていたけど、私もそこまでとは思わなかった。
ただの口唇口蓋裂ではなくて、トリーチャー・コリンズ症候群(トリーチャー・コリンズしょうこうぐん、Treacher-Collins syndrome:TCS)なんじゃないかしら。
しかも、遺伝するだなんて・・・。
02月28日
19:34
6: chenoloveさん
スケジュールからは遅れ気味ですが、ViaとSummer読みました
だんだん読みやすくなってきて、Summerはほんの30分くらいで読めました。
Viaって変わった名前だなと思ったら本当はOliviaだったのね
この本ははやりものとかがたくさん出てきますね。私はStar Warsを観たことがないのでたまーにキャラクターを調べたり、面白いです。
>>3 neginohanaさん
>>4 mikapyonさん
わたしもSummer大好きです~。いい意味でのマイペースでとってもかわいい
Summerの最初のところにChristina AguileraのBeautifulからの引用がありました。
先ほどちょっと調べてみたら、ビデオが衝撃的でしたので載せておきます。
>>5 neginohanaさん
ViaのGenetics 101(P. 103)にAugustの遺伝的背景について書かれていましたね。
ちょっと調べてみたら、ねぎさんの言うとおり、TCOF1 gene mutationはトリーチャー・コリンズ症候群と関係があるそうです。
https://en.wikipedia.org/wiki/Treacle_protein
生前診断では口唇口蓋裂だったけど、生まれてみてみたらもっとひどかったってAugustも言ってましたね。
02月28日
21:26
7: neginohanaさん
ちぇのちゃん、さすが専門的なことがわかるんですね。
私は画像検索しているうちにトリーチャー・コリンズ症候群に行き着いたんだけど、これまでそういうの聞いたこともありませんでした。(口唇口蓋裂は知ってたし、見たことあったけど)
Viaが自分も遺伝子を持ってるって冷静に(?)書いていましたね。
ネット上で読んだんだけど、結婚したトリーチャー・コリンズ症候群の男性が子どもを持つかどうか悩んだ・・・というのがありました。
Viaは自分の遺伝子を調べたんだろうか。弟がそうだったからって、Viaもその遺伝子を持っているとは限らないよね?
多分調べたんでしょうね。
03月01日
11:37
8: mikapyonさん
>>6 chenoloveさん
ちぇのちゃんありがとう!
各章の最初の引用、古典からポップスまで幅広いですね~
元の歌を知っていたらもっと楽しめるんだろうなぁと思っていました。
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