• ようこそゲストさん!

「英文法」の質問

2012年
05月22日
23:44
kyokoさん
kyokoさん

名詞、冠詞について

これらの誤文訂正の問題で解答の根拠が理解できないため、どなたかよろしくお願いいたします。

・I work five days a week ;my holidays are Tuesdays and Wednesday.

・Many kinds of fruit change colors as they become ripe.

・My grand father has always enjoyed a good health.

・The company suffered a defisit in the fiscal 2009.

・They were fighting for the freedom of press.

答えはそれぞれ上から、holidays→days off,colors→color,a→なし,the→なし,press→the press です。

特に、冠詞の使い分け方がよく分からず困っています。
また、不可算名詞にも、形容詞がくっつくとその前に不定冠詞がつくことがあるということについてもよく分かりません。
いずれか一つでも構いませんので。回答いただけるとありがたいです。

コメント

前を表示

6番~25番を表示

2012年
05月27日
06:56
kyoko

>>5 Itaponさん
コメントありがとうございます。
日曜日は含まれないんですね。知りませんでした。
day off→短期、holiday→長期 ということでしょうか。

2012年
05月27日
09:39
ノロイ

祝日なら1日だけでもholidayみたいですし(「ルミナス英和辞典」参考)
holiday :《英》 では仕事の休みを表わす一般的な語で, 祝祭日以外には, 一般に 1 日あるいは週末の休みについては使わない.
vacation :《米》 では 《英》 の holiday に対応.
weekend :週末 《土曜日(または金曜日の夜)から日曜日の夜まで》; 週末休み.

夏休みや有給休暇なんかだとholiday/vacationになるけど、問題文では火曜水曜が日曜日にあたる「仕事に行かなくていい日(非番)⇔workday」なのでdays offになるのかな?と・・・

2012年
05月27日
21:41
kyoko

>>7 Itaponさん
ありがとうございます。
色々細かいことを知って驚きです。
ややこしいですが上手く使い分けできるようになれるよう頑張ります!

2013年
03月20日
06:22

9: コメント返信ボタン

>>3 GoodGriefさん

▼change color
(1)〈動物が〉変色する.
(2)〈人が〉青ざめる;顔を赤らめる. [ Genius]

植物や果物でもいいんでしょう。

color は、「色、色彩」というときには不可算名詞。
「水」というと、一見、数えられるのではないかと思われるでしょうが、日本人とは違って、ネイティブは数えられないという感覚のようです。
「果物」も「りんご、みかん」などを思い浮かべるでしょうけれど、「果物」というと、数えられないと彼らは考えるわけです。
つまり、「水」も「果物」も数えられない、したがって、不可算名詞

具体的に、「赤、白」の色  と色の種類を考えているのなら、可算名詞。
具体的に「具体的な 色」を指しているわけではないので、color は不可算名詞 になります。
したがって、colors とはしない と考えるはずです。
train は、乗り換えの場合、2つの列車を乗り換えるので、逆に、複数形でないとおかしい。

health は「健康」というときには、さきほどの、color と同じで、つかみどころがないですね。
ですから、不可算名詞。

fiscal year については具体的に出典をあげておきます。

And for foreigners' involvement in government, it's been decided to start in the fiscal year 1997 a "conference of foreign residents in Tokyo" as a system that reflects their opinions and wishes.
また、外国人の行政参画については、意見・要望を反映させるシステムとして「外国人都民会議」を1997年度に創設する方針が打ち出された。[連続表示]【例辞郎_V136】[+]
Results released last month show that net profits for the country's five top I.T. companies, such as Infosys and Tata Consultancy, grew 47 per cent in the fiscal year that ended in March.
先月の業績発表から、インフォシスやタタ・コンサルタンシーなどのインドの五大IT企業の純利益が、3月までの会計年度で47%伸びたことが分かります。[連続表示]【例辞郎_V136】[+]
In the fiscal year ending in January 2005, the company's sales revenues amounted to $256 billion.
2005年1月までの事業年度では、同社の総売上高は2560億ドルに達しました。[連続表示]【例辞郎_V136】[+]

これから判断すると、the が必要となりますが。

ただし、year がないときには、無冠詞になるのかも。

Washington's attention to deficits in future years masks the improvement in fiscal 2005.
米政府の関心が将来の年度における財政赤字に向いていることで、2005年度の赤字が削減されていることが目立たない。 (E-DIC)

なお、defisit は deficit のタイポ。

8 【U】 [通例 the ](テレビ・ラジオを含めた) 報道機関, 報道 [出版]界; [the press ; 集合的に] 新聞 [雑誌]記者; [単数・複数扱い] 記者団, 報道陣
The press are [is] interested in the corruption case. 報道関係者はその汚職事件に関心を持っている.
ジーニアス英和大辞典の 第8項目から引用
意味が、「報道の自由」ですから、上記の太字に注目

2013年
03月30日
17:39
GoodGrief

>>9 welkiayorkmartさん
質問者が不在のところで討論しても不毛のような気もするのですが、とりあえずご指名いただきありがとうございます。(笑)

>植物や果物でもいいんでしょう。
すみません。おっしゃる意味をはかりかねています。(^_^;)
動物と植物の違いが本問とどうかかわるのでしょう?

>具体的に、「赤、白」の色  と色の種類を考えているのなら、可算名詞。
具体的に「具体的な 色」を指しているわけではないので、color は不可算名詞 になります。

原則としてなら、承知しております。

>したがって、colors とはしない と考えるはずです。
納得しません。
例えば、次の書物の題名はいかがでしょうか?

2013年
03月30日
21:29
たっつん

全部は読んでいないので、読み飛ばしている部分もあるかと思いますが、参加させてください。

☓…Many kinds of fruit change colors as they become ripe.

◯…Many kinds of fruit change color as they become ripe.

 ということですが、
まず、welciayorkmartさんのコメントから、補足させていただきたいと思います。


-------ここは、不可算名詞についての補足なので、読み飛ばしてください---------------
『「水」というと、一見、数えられるのではないかと思われるでしょうが、日本人とは違って、ネイティブは数えられないという感覚のようです。
「果物」も「りんご、みかん」などを思い浮かべるでしょうけれど、「果物」というと、数えられないと彼らは考えるわけです。』


●水は流体である、あるいは物質である、という理解から原則、不可算名詞と考えます。
次に fruit ですが、これは「果物」ということで、バナナ、いちご、りんご、などの具体的な名称をグルーピングした、言い換えれば、「抽象化された『概念』としての名詞」として捉えたいです。これも原則として、不可算名詞ということだそうですね。彼等 native の考え方として、物質、概念は数えられない、ということだと思います。

 ただ、これが何か具体的に想起できるものになった場合は可算名詞になる、ということですよね。
 例えば、fruit も「柑橘類」というように、ひとつ抽象のはじごを降りて、具体的になった時、おおよそ個体として映像化できる時は citrus fruits となるそうです。

 どれが概念で、どれが具体性のあるものなのかは、私には明言できませんが、言われれば、なんとなく感覚はわかります。
 大元の意味が転じて具体的な何かをさした時、また、複数のグループを指していて、文脈上、それがどういったものか具体性があると認識できる時[農産物:the fruits of the nature(自然の恵み)]、具体的な対象として描ける時、などは可算名詞のほうが適当な表現になると考えます。

 不可算名詞と言われる名詞について思うことは、一応原則として、出発点となっている基本的な意味はもちろん不可算名詞なのですが、名詞はおおよそ、意味が転用されていて、たとえば fruit も俗に、変人とか、男の同性愛者、という意味があるそうですが、具体的な存在をさした時は可算名詞となります。

 iTune university の慶応大学のチャンネルを見ると、名詞の意味の転用について(俗に「語用論」というそうですが)、そういう話をしています。

 「あいつまた、どんぶり食ってるよ。」

 というのは、どんぶりそのものを食べているわけではないですよね。どんぶり、という意味が転じて「どんぶり系のメニュー」を食べている、という風に、言葉の意味が転用されています。こんな感じの話をしています。

 これが今の話と直接的に関係があるわけではないですが、不可算名詞の意味が転用された時、具体的な何かを指示できる時、などは不可算名詞も可算名詞として使用できる場面が往々にしてあります。

 以上については周知的な補足であり、十分理解されている点で、異論はないと思います。
--------------------------------以上、補足----------------------------------------

●Many kinds of fruit change color、Fall leaves change colors について
 
 color は辞書を見ると、確かに

▼change color
(1)〈動物が〉変色する.
(2)〈人が〉青ざめる;顔を赤らめる. [ Genius]

と、書いてあります。
 ただ、可算名詞として「[C][U] 色, 色彩; 色合い, 色調 」という説明もあります。

 それを考えると、Many kinds of fruit change color の color がなぜ不可算名詞、可算名詞で不正解、正解が判定できるのか、やはり疑問が残ります。many kinds として具体的なニュアンスも出していますし。(種類が豊富、というのは概念的な領域を出ていない、ということか?)


 これがどうしても color でないとダメだと言うのであれば、それは概念的総称としての fruit、つまり不可算名詞として主語が語られている点によると思います。
 あとは change が他動詞である点ではないか、と思います。change は自動詞では、主語を主体に、主語が何色から何色に変わる、という表現をします。[※ S changes (from A) to B. <A、Bは具体的な色名>]

 これが他動詞ということは、ある種、客観的な視点で語られている感じが私にはあります。概念として、あるいは一般論として語られいる。そんな感じです。
 また、colors という言葉がふさわしい文にするのであれば、当然具体的な意図が入ってくるので、

 Many kinds of fruit change the colors

 という表現になると思います。

 でも、Fall leaves change colors という事例を考えると、Many kinds of fruit change color も文脈判断でいいと思いますし、書いた人の主観によるのかと思うのです。自信ないですが。
 したがって、問題にある文は、どっちが間違いということでもないと私は考えるのです。これ、もしかして native もできないのではないでしょうか?


 改めてGoodGrief さんが示した例について考えると、color が可算名詞で使われています。
 可算名詞としての color は辞書だと、先の例と、

2.[C][U] 皮膚の色
3.[C][U] 絵の具, (毛染め)染料, 顔料; 特定の色の服
4.〖~s〗(団体、学校、国などの象徴としての)色
5.⦅主に英⦆〖~s〗(団体、国船などの)旗, 記章, バッジ, 色リボン
6.[C][U] 外観; 本当らしさ, 見せかけ; 口実.

となっていて、あとは成句で、複数で使用されているものが多いです。

 Fall leaves change colors. が colors としている理由は、上記の記述だと、2. の[皮膚の色]が近いのではないでしょうか? それと暖色系の具体的な色を想定している点、という理由から可算名詞になっている、と考えます。

2013年
03月30日
23:39
たっつん

上のは急いで書いたので、少し結論をまとめてみます。

●Many kinds of fruit change color as they become ripe.

文全体として概念的で一般論のような印象。
不可算名詞 fruit が原因で、color も概念的な意図として用いられているのではないか。

この文を、具体性を与えた形で colors としたいのであれば、
●Many kinds of the? fruit change the colors ...

となるかと思う。


●Fall leaves change colors
 これは、具体的ないくつかの色を想定しているかと推測する。そのため可算名詞。あるいは、autum colors で「紅葉した風景」という成句によるものかと。
 しかし事例としては、why leaves change color. というように、color とする事例が多いようです。


p.s.
in fiscal 2005について。
これは、2005 という数字を用いて特定しているから the は要らないのだと思います。
in 2005 fiscal. というのも変ですし、順番として前後しているだけかと。

in the fiscal year 1997 は、in the fiscal year, 1997. ということだと思います。「その会計年度における〜。1997年のね。」くらいの感じだと考えます。the を入れた時点で、読者にはそれが1997年だとわかっているはずです。1997という数字は補足的なものだと考えます。

2013年
03月31日
17:39

13: コメント返信ボタン

>>10 GoodGriefさん
My shirt changed color.
シャツの色が変わっちゃったよ。 (英作くん)

■change color
【1】変色する
【2】顔色を変える、〔恐怖などで〕青くなる、〔恥ずかしくて〕顔を赤らめる

■change color in the autumn
〔葉が〕秋に紅葉する
change colour
change color
change colour in the autumn
change color in the autumn

■change font color
文字色を変更する
change font colour
change font color

■change in color
変色
change in colour
change in color

■change one's hair color
髪の色を変える
change one's hair colour
change one's hair color (以上 英辞郎)

他の辞書でも change のこロケーションで、最初と、最後の例ののように他動詞でも、その他の自動詞でも、color を change と一緒に使う場合は複数形にならないとしてあります。
上記英語の参考書については疑問があります。

2013年
03月31日
21:03

14: コメント返信ボタン

A simple explanantion of how green leaves change colors, die, and then grow back again.

これが Fall leaves change colors. の Overview です。

これは「緑の葉がどういう風に色を様々に変え、そして枯れ、その後、再び元の色に戻るかの簡単.な説明」という内容で、言おうとしていることは、樹木の緑葉が、いろんな色に変わることの説明です。つまり、赤くなったり、ブラウンなどにになったりする。そして、枯れてしまい、また、緑の葉として戻ることを、説明しようという内容で、そのタイトルが、「秋の樹木の葉で、同一の樹木が、緑⇒赤⇒枯葉色などと色が変わる」ということでしょう。色の種類を説明しているために、通常の、change color とは違っているといえます。

Many kinds of fruit change colors as they become ripe. は果物が種類に応じて熟するにつれて、単に変色するという意味で、緑、赤、ブラウン、枯葉色、などさまざまな変色をすることを言おうとしているわけではありません

日本語では区別がつきにくいでしょうが、質問は1段階の変色 (赤くなるとか青くなるとか)をいっているのであり、参考書のタイトルのような何段階もの色に変化する変色 とは違うはずです。

平たく言えば、緑から赤へ というのが、問題文の趣旨参考書のタイトルは 緑から赤、その次に赤からブラウン、ブラウンから枯葉色 という各種の色への変化

2013年
03月31日
21:22

15: コメント返信ボタン

Fall leaves change colors

この意味は、「秋の樹木の葉は、樹木の葉に応じて、さまざまな色に変化する(色を変えると直訳してもいい。)」
しかし、人間の顔色と同じで、怒ったら、赤くなる。びっくりしたら、青くなる。
それと同じで、同一の果物は、赤くなるものがある。 青くなるもがある。 と果物の木に応じて、1種類の色に変化するはずですから、colors とするのはおかしい と判断されたんだと思います。
辞書から引用したものはすべて、1種類の変化をしているように、慣用として、color にするのがいいのではないでしょうか。

2013年
04月01日
02:48
GoodGrief

●たっつんさん
興味深く拝読させていただきました。
私も、たっつんさんとほぼ同じような思考の過程をたどりました。
(その半分くらい...いえ、その4分の1くらいの浅い省察ですが...(汗))
また、「読み飛ばせ」の部分にも示唆に富む箇所が多く含まれていると思います。

>Many kinds of fruit change color の color がなぜ不可算名詞、可算名詞で不正解、正解が判定できるのか、やはり疑問が残ります。many kinds として具体的なニュアンスも出していますし。
賛成です。気が合いますねー(^^♪
"as they become ripe"の箇所からも、話者は「複数個のものが熟す」ところを思い浮かべており、colorsを誤りとする積極的な根拠は見当たらないと私も考えます。


●welciayorkmartさん
私は、kyokoさん宛ての回答をなるべく短くしようと努めました。
全5問に回答するにはその方が良いと判断したからです。
私の回答の不足部分を補足してくださったことにまず感謝します。

また、前回の私のコメントを礼を失したものと思われたのであれば、どうぞご容赦ください。
たっつんさんの丁寧な説明を読んで、自分のいたらなさに気付きました。
婉曲的な表現や敬語よりも、明確さを優先して、身も蓋もない表現をする傾向が私にはあります。
長いお付き合いをしていただいている方々からは、「ま、こーゆーヤツだから...」とご理解(あきらめ)を賜っております。その方々にはいつも感謝しております。
(「いつも」はウソ...「たまに」くらい...「ごくたまに」くらいか...(汗))
これからも無礼な表現があるかもしれませんが、悪意はありませんので、「ま、こーゆーヤツだから...」とご辛抱して、末永くお付き合いください。(笑)


さて、本問についてですが...

おっしゃる趣旨は理解できます。
またそれが正解である可能性もあります。
しかしながら、それはwelciayorkmartさんの推測の域を出ません。
(すみません。こーゆースタイルです(笑)。ご容赦ください。)

また、welciayorkmartさんの主張には矛盾があるように思えます。
change colorのcolorが不可算名詞であるのなら、何度変化してもcolorは不可算のままではないでしょうか?
数えることができるのは「変化」の回数だと考える方が筋が通っています。

さらに、前掲の書物のoverviewには次のような続きがあります。
The chlorophyll in the leaves fades away, and their colors change to reds, yellows, and oranges.
「red⇒yellow⇒orangeの順で変化する」と考えるよりは、
「様々な葉の色が、様々な赤色、様々な黄色、様々なオレンジ色に変化する」と解釈する方が自然に思えます。

2013年
04月01日
12:30
たっつん

わかった! これ!
多分、納得してもらえるかと思います。

Fall leaves change colors.

が、いい比較材料となってくれました。

Many kinds of fruit change color.

は、それぞれの言葉がお互いに関係して影響しているのだと思います。
これはいい例文。
詳しくは、今晩にでも。

2013年
04月01日
17:47
GoodGrief

すみません、たっつんさん、お先に失礼~(笑)。
nativeの英語教師に質問しちゃいました。
次のとおりです。

1) フルーツ文で"colors"にしたら間違いか?
No. just not as usual.

When the object of "change" is a category (like color) that takes on different values (red, green, ...), it is usually expressed in the singular, even though the plural is often completely understandable as well. In more careful writing the singular is used.

The shiny object changed its shape as it flew slowly across the sky.
Everyone aboard was unpleasantly surprised when the plane suddenly changed altitude.
This instrument changes the brightness of the display in proportion to the strength of the input signal.



2) 作者が本のタイトルに"colors"を用いた理由をどう思うか?
Personal preference, and not being very concerned and careful about a very small technicality in the English language.


本来なら、「colorとcolorsの違いで想起されるイメージがどう違うのか」を尋ねることができればもっとよかったのですが、おそらく細かくて煩わしいんでしょう。説明してくれませんでした。(笑)空気を読んでそれ以上聞くのも遠慮しました。(笑)

理由が明確でないので、あまり役に立たなかったかもしれませんが、
welciayorkmartさんがおっしゃるとおり、
academic writingでは、colorの方が好ましい
のは間違いなさそうです。

2013年
04月02日
00:27
たっつん

私の見解は、こんな感じです。
大きな結論から順番に記述して行きたいです。
長くなってしまったので、少し辛抱していただければ幸いです。



1. 大元の問題文とその最少単位の文、the minimum sentence

大元の初めの問題文にあった
◯:Many kinds of fruit change color as they become ripe.

は、これで正しかったです。私の見解は間違っていました。
 この第3文型の最少限の文は、

 fruit changes color. …◯

 です。
 私がこの目的語が color でないとダメだと思う理由は、先日私が書いた

「これがどうしても color でないとダメだと言うのであれば、それは概念的総称としての fruit、つまり不可算名詞として主語が語られている点によると思います。」という点によるものです。

 さらに加えれば、color は fruit の属性要素です。
 一般的に、something changes color という時の color は、その主語の属性であると考えていいかと思います。属性であるということは関係性が強いということです。

 したがって主語 fruit が不可算名詞であるならば、その目的語である color も当然不可算名詞でなくてはならない、…というルールがあったかどうか定かではありませんが、少なくとも、そのほうが望ましい、または通例的である、と考えます。
 量的(または概念的)な不可算名詞である fruit に、数量的な可算名詞を対応させるのは不自然だと思うからです。(ちなみに、概念的な言葉でも可算名詞になるものはありました。e.g. vehicle「車等の乗り物」) …☆

 逆に、目的語の名詞が指す内容や属性要素が、主語の名称の指すグループ、概念などとは関係がないものの場合は、これに限らないと考えます。

e.g.)
Having lots of fruit changes your health conditions for better. …◯

 これはこれで、正しいと考えます。
 なぜなら、人の健康状態は果物の属性要素ではなく、主語の名詞と目的語の名詞に関係性はないからです。だから不可算名詞の主語[ fruit ]に対して、目的語の数量[ (your) health conditions ]を合わせる必要はない、つまり可算名詞でも問題ない、と考えます。



2. Many kinds of fruit が与える文全体への影響

 次に主語の Many kinds of fruit が与える文全体への影響を考えたいです。

-1. 名詞 fruit について

 まずこの主部の中核と言えるだろう fruit という名詞。これは一般的には不可算名詞であると述べました。辞書上でそうなっているのだから、一応それが正式な認識なのでしょうけど、native がそれに忠実か、というとそうでもないと考えました。
 ここで少し考えてほしいことがあります。
 「『たくさんのフルーツ』という日本語を英訳してください。」という問題があった時、解答としては2つ出てくると思います。

・(   ) fruits
・(   ) fruit

 おわかりかと思いますが、名詞fruit に不可算、可算名詞の両方あるということは、名詞 fruit は、数と量の両方の概念を持っている、ということです(この段階においては、どっちが不自然で、どっちが自然な言い方かを問わないことにします)。辞書だと可算・不可算で意味が違うように書いてありました。がしかし、native の使い方はそこまで厳密じゃない。

http://bit.ly/14zSEHt
26-Apr-2007, 18:26の投稿です。

''fruits is the plural form <fruits というのは複数形。>
How many fruits do you eat?
How much fruit do you eat?
Both are okay, to my mind.'' <両方、どっちでも問題ない。私個人としてはね。>

 
 「果物」という意味合いで2通りの使用をしています。native の認識はこの程度です。それで自分やその周囲が、お互い不自然だと思わないなら、 go だ(=果物の意味として共有する)というのが彼らの認識です。これがデフォルトになっていくと考えます(もうすでにそうなのだと思いますが)。辞書、文法は現場後追い理論ですよね。

 ということは「たくさんのフルーツ」というとき、many fruits、 much fruit で一応おかしくない。ということになりました。個人的には後者に、なぜか多少の違和感を感じますが…。


-2. 不可算名詞/可算名詞の fruit と 名詞 color の関係について

 それでは、今度は上記の内容に動詞 change と目的語 color を足して文を作っていただきたい。アカデミックイングリッシュのみならず、カジュアルな場面も含んで考えます。

・Many fruits change (    ).
・Much fruit changes (    ).

 まず下の、Much fruit で始まる空欄から考えます。
 これは先ほど述べた通り(1. ☆ にて)、適当なのは color であると考えます。これに異論はないかと思います。

 で、上の空欄。
 これは一般的な考え方でいくなら colors となると考えます。Many fruits という時は当然、数がイメージされています。ということは、その属性要素である color も複数になると考えるのが、カジュアルな英語だと考えます。この点は日本人の日本語的な発想からしても納得できると思います。

◯ or △:Many fruits change colors.
◎:Many fruits change color.

 この例文は今までの議論の中でいうなら、Fall leaves change colors. と同じ考えです。「たくさんの葉が、その色を変える。」ということです。日本語にしてしまうと(英語上の)自動詞のニュアンスが強いですが、英語の上ではあくまで他動詞です。

 ちなみに、この目的語の color は、変色・紅葉した後の色ではなく、変色する前の「(それぞれの)色」でしょう。change は他動詞ですから、color という目的語に作用を与える、もしくは過去形なら「与えた」わけです。ということは、変色する前の色ですね。

 上の空欄には、colors の他に、the color(s)でも間違いではないのかな、と考えます。加えて color は最も望ましい形なんだと。この議論の経緯と、nativeの先生の見解を受けて総合的に考えると、そうなります。

 ◎:color(公式) ≧ colors(非公式) > the color(s):☓

という感じではないでしょうか。定冠詞がつく点については、特段の意図がある状況でしか記述されないのかな、と思います。
 この複数形 colors が正式ではない、という native の先生の見解についてですが、これはいわゆる

common casual but not formal : I love dogs. …◯ or △
[一般的表現ではあるけど正式ではない]

が、市民権を勝ち得ている表現ではあるけど、正式な文法ではない、というのと全く同じだと考えます。正式には、

best : I love dog. …
↑これ、違う。すみません。文意としておかしい。

であるべきです。''Many fruits change colors.'' ''Fall leaves change colors.'' もこれと同質の問題であると捉えます。正式には、

''Many fruits change color.'' …◎
''Fall leaves change color.'' …◎

という表現になるのでしょうか。今までの経緯からすると。


-3. そして、問題の本丸。

まず例のように、以下の文でカッコにある選択肢から正しい方を選択してください。

Many kinds of fruit (change/changes) (color/colors).

という問題があったとします。

 まず動詞から回答します。
 Many kinds と言う以上、動詞はその主語の影響を受け、change とするのが正しいでしょう。文法則上、Many kinds (of fruit) というくくり方で、fruit は前面には出てこない。

 しかしながら、はじめに述べたとおり、この文意の主要な構成要素、つまり必要不可欠な最低限の言葉は、''fruit changes color.'' です。文法則上は Many kinds のほうが動詞に作用する力が大きいのですが、文意の観点では、Many kinds だけでは主部にはなりきれないわけです。

☓:Many kinds change color(s).

 意味わかりませんね。文法は間違っていないのですが、文意が成立していません。よって、ここまでの考察の結果、

◯:Many kinds of fruit change 〜.

までは正しいと考えていいかと思います。


 続けて color の二択を考えたいと思います。
 先ほどの主張の繰り返しになりますが、この文の意味上の主要な構成としての言葉は、

 Fruit changes color. …◯

です。Many kinds of fruit は、文法則上 Many kinds (of fruit) というくくり方になります。しかしながら、文意としては Many kinds は、fruit という総称の中に含まれる様々な果物のことであり、これも fruit の属性要素(=仲間;イチゴ科、オレンジ科、メロン科、ベリー科とか、あるかどうか知りませんが、そんな感じ)のひとつと考えます。

 ここで of について理解を確認するため、ひとつ別例を示します。

 a picture of his grandfather.

 という時、解釈としては2つあります。ひとつは「おじいさんを描いた絵」、もうひとつは「おじいさんの所有する絵」です。前者は about として代用が可能な「記述の of」です。後者は「所有の of」または「属性の of」といわれるものです。
 おじいさんの所有する絵のひとつ、あるいはおじいさんの所有物に属する絵、ということです。

 Many kinds of fruit も、fruit という総称概念によって包括される many kinds な果物、あるいは fruit というグループに属する many kinds な果物であると言えると考えます。つまり、many kinds of fruit における、文意上の主役はあくまで fruit だということです。

 で、その fruit が不可算名詞として存在しているわけです。ということは、先の私の見解から述べると、その属性である color はその 不可算名詞を説明する際のマナー、ルールとして、可算名詞で記述をするわけには行かないのです。つまり、color も不可算名詞で記述されるのが「筋」というものだと考えるわけです。
 ただ動詞の change だけは文法則上、many kinds に引きづられてしまい change となる。不可算名詞 fruit の作用は受けない、というのが私の見解です。

 こういう複雑性があると思ったので、「言葉のそれぞれが関係し、影響している」と述べたのです。この問題の意図は、ここにあるとしか考えられないです。ただ闇雲に作ったわけじゃない。この問題は素晴らしい。

 以上の見解により、

Many kinds of fruit change color (as they become ripe.)  …◯

は正しい、と考えます。
◯:Fall leaves change colors. については、途中で述べた通りです。

2013年
04月03日
03:48
GoodGrief

●たっつんさん
ご説明ありがとうございます。
many kinds of fruitにa picture of my grandfatherを対比させるところなど興味深いところが多々ありました。
ひょっとしたらnative speakerの頭の中では、たっつんさんがおっしゃるような思考の経緯を経ているのかもしれませんね。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


質問(2)の回答にchange trainsを挙げたのは不用意だったと思います。
welciayorkmartさんはこれを見て「よくわかってねーなコイツ」と思い助言をくださったのかもしれません。
私は私で「どーしてわかりきったこと説明してくるんだ?」とちょっとイラッと来たのも事実でして(笑)...
自分が質問したくて立てたスレでもないのに指名されてたし(笑)...
回答の説明が不十分でどうもすみませんでした。

とゆーわけで、この論争大好き3人wにはすでに「わかりきったこと」をちょっと補足説明させてください。
我々の他にこのスレを読んでいるモノ好きがいるとは思えませんが...(笑)


●質問(2)の回答の補足
一般的にchange colorというとき、colorが不可算である理由を私は次のように推測します。
たとえば、「increase the number」というとき、増加前と増加後の数字を2つとは数えない
同様に変化前後の色を2つとは数えない。

一方、change trainsは「電車自体」が変化したのではない
たとえば、プラットフォームに立っているとする。
今、1番線と2番線、すぐ目の前に複数の電車があるのだ。

とはいうものの、これは私の推測にしかすぎない。
また、これでただちに「様々な色の果物がそれぞれ様々な色に変化する(colorsの)可能性」を完全に否定できるわけではない。
現にFall Leaves Change Colorsという名の書物も存在する。


全5問中1問の回答として、以上のように答えるのは不適切だと思いました。
結局「わからない」が結論なんだし。(笑)
change trainsを挙げたのにはそれなりの理由があるのですが、述べるのはやめにします。誰も知りたい人はいないでしょうし...(笑)

2013年
04月04日
00:24
たっつん

私は、議論しているつもりでいるのですが…。

●不可算名詞 color の扱い
私の中では、シンプルにまとまっています。GoodGriefさんのnativeの先生のアドバイスが決定的でした。

 正しくは、colorは不可算名詞。ただ、デファクトスタンダード(デフォルトでもいいですが)、つまり事実上のスタンダードとして、change colors でも、もうオッケーだよ、っていう話だと思います。もちろん忠告通り、academic English 等の正しい文法が求められる場合は別です。

 主語の名詞が複数だった場合など、状況に合わせて They/somethings change colors としてしまう。ということだと考えます。でも、正しくは They/somethings change color だけどね、っていう話だと。

 その時に、その生物学的な品種や動物の種がいくつだとかは関係ない、と考えます。1種類でも複数想定していれば、主語は複数だからです。
 そもそもなんで、名詞の単数か複数かを判断するのに、植物学や動物生態学などの、ありとあらゆる分野の大卒、院卒、博士号レベルのアカデミックな学識が必要なんだ? という話。
 そんなことを言い出したら、どこの国の言語の小学生も大人も、まともに母国語ができないってことになる。言語はそんな風にはできてない。一般的な共通理解の上に成立する秩序に基づいて認識されているはず。一人ひとりの主観で細かく主語の単・複数が変わったら言語が成立しない。小学生低学年でも理解できるような、おおよその枠組みで単・複数を決めないと。

 welciayorkmartさんのjournal も拝読しましたが…、そもそも論の話(また、ですが)、ライチョウがこの地球上で1種類、っていうのも強引な説明です。ライチョウって絶滅危惧種か何かそういう類なのか、と思いました。が、そうでもないようです。
 普通に考えて、今までの学校教育から普通に類推すれば、絶滅危惧種以外のある動物学上の種が1種類なわけがない、という話です。一応、念のため wikipediaで調べてみましたが、wikipediaのデータの信憑性についての問題を考慮しても、ライチョウは多種存在し、少なくとも2種以上存在します。
 以上を考慮すると、今回の welciayorkmart さんの解説は、正直、主観が強すぎるし、受け入れられているとは思えない。

●trains と dogs、color の違い
 一方で、change trains のくだりは理解できます。
 私も誤った認識があったので訂正しておきましたが、train, dog, color の重要な違いは、color は原則不可算名詞なのに対し、train と dog は可算名詞だということです。これを並列で比べてはいけなかった!

 この change trains の change は、「替える」つまり exchange のニュアンスですよね。change train だと、電車そのものを他の何かに「変える」というニュアンスになります。
 また、train は単数だと2両以上の車両を指すようで、日本語的には「路線」ということになるかと思います。1の路線の車両から2の路線の車両に乗り換える、つまり、山手「線」から、日比谷「線」に乗り換える、という感じ。これを change trains で表す。


 可算名詞が目的語の color と動詞 change はそんなに難しくないと思います。
 難しいのは今回のように目的語(や主語の名詞)が不可算名詞で、それでいてかつ日常的な使用の影響で、場合によって可算名詞のように扱われているのが実際の英語だからです。動詞の change も他動詞なのに、自動詞のようなニュアンスを持っていることが不思議でした。これは「変わる」のではなく、あくまで「変える」というスタンスなんだな、ということですね。
 そういった事情で混乱をしてしまう、そういうことだと思います。これはなかなか作り込んだ、いい例文でした。そういう意図があったのか、わかりませんが。

 また、主語の名詞が不可算名詞の時のその名詞 fruit と、動詞 change によって作用を受ける不可算名詞の目的語 color との関係性も記述しましたが…、そんなに言うほど関係ないのかな、とも思います。原則、不可算名詞で記述するのが color、ということですから。

●所感
 これは英語学習をしてきた中級者以上の人にありがちなのですが、教えていると感謝され、評価されます。するとそのうちに「自分が間違えるわけがない」という過信が生まれます。
 それで何か質問が来て、実際は自分の理解を超えているところなのに、強引に説明しきってしまいます。特にこういう名詞形。そういう時はすでに「知らない」「わからない」とは言いにくくなっています。being snob な状態です。
 
 でも、一番危惧しなくてはいけないことは、その解説を読む初級レベルの人達が困惑する、ということです。これは一番やってはいけないことです。
 さらに悪いことには、自分で作り上げた、自分に都合のいい例示に、自分の都合のいい解釈を重ねていくことで、どんどんドツボにはまっていきます。つまり、どんどん間違った方向に理解を重ねてしまうのです。そして、英語の力は思っているようには伸びなくなる。

 私達がここで行なっていることは、自分の論拠の正しさを立証することではありません。みんなで一番正しい理解を探し出す、これが目的です。
 そのプロセスにおいては、自分の意見が間違っていたりすることも多々ありますし、論拠の立場を変える必要があるときがあります。それは短期的には信用を失うことかもしれませんが、英語力を正しく伸ばしていく上では必要不可避です。

 ご自身の正しさを立証したい気持は良くわかりますが、今一度、訂正すべきは訂正を行い、ご自身の論拠を整理していただきたい、ということを具申したいと思います。

2013年
04月04日
03:41

22: コメント返信ボタン

▼change color
(1)〈動物が〉変色する.
(2)〈人が〉青ざめる;顔を赤らめる. [ Genius]

植物や果物でもいいんでしょう

この部分で、(動物が)変色する  という意味だと、書いてあるから、(動物だけでなく、「植物や果物でもいいんでしょう。」と書いたんです。

train や dog は「普通名詞」ですよ。という指摘。

bus, car はどうでしょうか。
両者とも、「普通名詞」、 これについて、辞書から例文

Don't fight over seats on the bus.
バスの中で席を争ってはだめだ。

I took in the sights in Tokyo on a sightseeing bus.
観光バスで東京見物をした。

I got [felt] carsick on the bus.
バスに酔い、吐き気を催した。

This morning some high-school students pushed aside a mother with a baby in her arms to get on the bus. / Well, I guess young people these days just don't have any sense of letting somebody else go first.
「今朝、高校生たちが赤ん坊抱いたお母さんを押しのけてバスに乗ってたよ」「まあ、今の若い子に譲り合う気持ちなんてないんだろうね」

こうした例文から、
bus は、「バスに乗る = get on the bus 」

on を使うときは、on the bus が多い。
ただし、形容詞が入ると、

on a sightseeing bus

のように 「不定冠詞」をつける場合もある。

You can get to the station either by bus or by subway. It's all one in terms of time and money.
駅にはバスでも地下鉄でも行ける。時間的にも金銭的にも,どっちも同じだよ。

If four people are going to the station, it's cheaper to go by taxi than by bus.
4人で駅へ行くなら、バスよりタクシーのほうが安くすむ。

「バスでく」というときには、

by bus が圧倒的に多い。(by the bus という例文はヒットせず)

car の場合。(同じ乗り物でも plane, train などは、こちらの言い分と違うので、検索はしていません。)

I came within an ace of being hit by a car.
もう少しで車にひかれるところだった。

「車で行く」ではない例

"Our cat was run over by a car." "Oh, that's too bad."
「うちの猫が車にひかれてしまったの」「まあ,それは気の毒に」

「車にひかれる」場合には、上記例、複数の車にひかれる場合もあるので、おそらく、buses を使うでしょう。

My mother's home is within easy reach by car.
母の家は車で簡単に行けるところにある。

「車で行く」の例、お馴染みの、無冠詞

I prefer walking to going by car.
車に乗るより歩くほうが好きだ。

I took the heavy things [luggage] by car.
重い荷物を車で運んだ。

take は「持って行く」で、「車で行く」の例と同等の意味、 この場合は「無冠詞」

You went back to your hometown by car? It must have been an ordeal. / Not at all. I didn't go until after New Year's, so I just sailed smoothly along.
車で帰省したんだって? 大変だっただろう」「いや。年が明けてから帰ったから、すいすい走れたよ」

これは、go by car の例。

「車でどこかに移動する、車で行く」 場合は、by bus, by car です。
複数の車については検索していませんが、これらの名詞が複数形になるものと思われます。

> さらに悪いことには、自分で作り上げた、自分に都合のいい例示に、自分の都合のいい解釈を重ねていくことで、どんどんドツボにはまっていきます。つまり、どんどん間違った方向に理解を重ねてしまうのです。

by car は一種の 「慣用句、熟語」です。
go by the car、 go by a bus としたら、不自然と感じるだけです。

change color は「慣用句」だと思われます。
「人が青くなったり、赤くなる」 という意味なんでしょう。
(木の葉が)が単に、「変色する」という意味なら、これに準じて、 change color としないとおかしくなりはしませんか。

「自分に都合のいい」 というのでしたら、change colors の例文を 検索してみてください。
おそらくほとんどの辞書には書いてないはずです。

調べた辞書:

「リーダースプラス」「ジーニアス」「英和活用大辞典」「ランダムハウス英語辞典」「weblio 簡単な内容は 研究社の 新英和辞典 」「goo, yahoo などに使われている プログレッシブ辞典」
その他、「英和連語活用辞典」「英辞郎 v 136 (137が最新)」「E-DIC, E-DICII 」「斎藤和英辞典 weblio でも使われている」ほか、書物としての各種参考書。


出題文

・Many kinds of fruit change colors as they become ripe.

は、「多くの種類の果物は、熟するにつれて変色する」という意味ですね。

トマトは、「グリーン」から「赤」に変色します。(果物屋さんでその例はお分かりですね)

バナナは大抵、グリーンから黄色に変色します。

トマト、バナナ などを を英文では、Many kinds of fruit と表現しているのです。

トマト、バナナは普通名詞で、これを具体的に英文にすると

Tomatoes and bananas change color as they become ripe.

Many kinds は、「多くの種類」という意味で、「変色しない」果物もあるから、こういう表現をしているのです。

2013年
04月04日
08:57
たっつん

>change colors の例文を 検索してみてください。
おそらくほとんどの辞書には書いてないはずです。

 それはそうですよ。カジュアルな表現ですから、辞書に載っていることはないでしょう。載せているのはカジュアルな表現を解説している辞書くらいじゃないですか。この点は議論の経緯から、認識を共有できた、と考えております。そう考えていました。議論の経緯を理解していれば当然の内容なので、そのことについて記述もしませんでした。

>植物や果物でもいいんでしょう。
私も同じ意見で、同様の記述をしたつもりです。

>train や dog は「普通名詞」ですよ。という指摘。
可算名詞の中の「普通名詞」ということですよね。その点、不可算名詞の color とは決定的に違う、ということで確認をしたところです。そのように記述しました。これらとcolorを並列で並べたのは、解説として間違いだったと。


>by car は一種の 「慣用句、熟語」です。
>go by the car、 go by a bus としたら、不自然と感じるだけです。

 上記については今回の議題から逸れていってしまうポイントですが、交通手段として by と合わせて乗り物を使うときは冠詞をつけない、というのは mouthbird先生 の文法問題でも何度も取り上げていますし、基本英文法として、周知のことだと認識しております。

 以上のことは少なくとも、この議題に参加している時点で参加者は理解しているだろうことは検討がつきます。ひとつめの件についてもそうですが、ここもわざわざ記述する内容ではないです。
 ま、それで気持ちが満足するなら、それでいいですけど。間違った理解でもないですし。でも私は、誰が正しいか、間違っているか、ということには興味がないです。正しい理解がしたいだけです。
 なぜ、調べた辞書数を掲載するのでしょうか? それ、必要ですか? 信ぴょう性を確保しようとして掲載してないですよね。 じゃあ、なんのために記述したのか?


>change color:[顔色などが]変わる
>Fall leaves change colors.
>この意味は、「秋の樹木の葉は、樹木の葉に応じて、さまざまな色に変化する(色を変えると直訳してもいい。)」
>しかし、人間の顔色と同じで、怒ったら赤くなる。びっくりしたら青くなる。

 「同様に、人間の顔色も同じで怒ったら赤くなる。びっくりしたら青くなる。」と述べたいのでしょうけど、これ、メタファーとして記述しよう、というスタンスで書いてないですよね。顔色が紅葉と同じレベルで色相が変わる、という風に読み取れます。
 
 でも、これがレトリックのひとつであることは、経験則で十分理解しているはずです。なのに現実と違う説明を始めています。
 …なぜだかわかりますか?


 加えて「ドツボにはまっている」というのは、上記に示したような、何かの具体的な操作ということではなく、総体的な点についてです。この症状を自覚するのは難しいです。厳密には「時間をかけてはまって行く」というべきですか。進行が遅いので気付けないです。

2013年
04月04日
10:52

24: コメント返信ボタン

これは変色しますか。
Will this change colors?  weblio 辞書サイトで、「変色する」で検索。

この例文で、this は何を指しているかはわかりませんが、colors と複数形にした場合、「カメレオン」のような色を変えるモノを指しているのでしょう。
質問者は、変色することは知っていて、色が一つか、2つ以上変わるのか、ひょっとしたら変色しないのではないかと思いながらの質問だと思われます。
この場合、無冠詞で訊こうと、定冠詞・不定冠詞で訊こうと、複数形で訊こうと日本語には変わりはないといえます。
一般的には、change color は一種の慣用句と思っていいと考えますが、特別な使い方をするときには、change colors でもいいと思われます。

果物屋に行って「こんな質問をするバカはいない」と思いますが、

Do you have any fruits ? と fruit を複数形にするのには違和感はありません。

ここでの質問は、「果物」という抽象概念ではなく、具体的に、「果物類」を指すからです。

どういう概念を持って、「具体的な 色に 変える」 change colors と、「抽象的な 色 を変える」 change color を区別していらっしゃるのでしょうか。


>それはそうですよ。カジュアルな表現ですから、辞書に載っていることはないでしょう。載せているのはカジュアルな表現を解説している辞書くらいじゃないですか。この点は議論の経緯から、認識を共有できた、と考えております。そう考えていました。議論の経緯を理解していれば当然の内容なので、そのことについて記述もしませんでした。

こういう問題(辞書にも載らない)を出題するのですか。
ネイティブに笑われても、日本でのテスト・問題集 は、カジュアル(過ぎる)な事柄をテストに出すことはないでしょうけどね。
それにしては大胆な質問(出題)と言えます。
また、文章の一部を変えると、正解になるような解答は正解にならないことは、toeic を受検されているようですから、問題文を改変するつもりではないでしょうね。、

> 加えて「ドツボにはまっている」というのは、上記に示したような、何かの具体的な操作ということではなく、総体的な点についてです。この症状を自覚するのは難しいです。厳密には「時間をかけてはまって行く」というべきですか。進行が遅いので気付けないです

素晴らしい言い方ですね?

次のこと書き忘れていたので、追加しておきます。

>「これがどうしても color でないとダメだと言うのであれば、それは概念的総称としての fruit、つまり不可算名詞として主語が語られている点によると思います。」

問題文の主語は、fruit ではなく、Many kinds of fruit で、複数形です。
それを受けて、as they become .... と they で受けているのです。
change の目的語、color は不可算名詞(集合名詞の一種)ですが、主語が単数であろうと複数であろうとそれが目的語に影響を及ぼすことはありません。

2013年
04月07日
13:00
GoodGrief

●kyokoさん
質問掲示板をメチャクチャにしちゃって、ごめんなさい。
本意ではありませんでした。
謝罪します。

反省しています。
今後、一切質問掲示板には書き込みをいたしませんので、
これからは安心して掲示板をご利用ください。


●Mouthbird先生
質問掲示板を汚しちゃってすみませんでした。

前を表示

6番~25番を表示