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iesicanさんの日記

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2012年
07月21日
07:51 iesicanさん

被曝者はこうやって作られていく



今朝の新聞に(朝日新聞)http://www.asahi.com/national/update/0721/TKY201207200768...

「線量計に鉛版、被曝隠し」の見出しが一面にあった。

作業員の命を守る線量計が上がらないように鉛で覆うように指示していたことがばれたのである。

わたしは今、樋口健二さんの著書、50万人を越える原発被曝労働者「原発被曝列島」という本を読んでいる。

1987年に発行されたものが昨年新装改訂された。

初期の原発作業員は線量計さえ持たされず作業したことが、この本に書かれている。

原発で働く人が被曝をしても闇から闇に葬られきたのを、明るみに出された。

原発で働く人たちは放射能の知識もなく劣悪な環境で働かせられ、被曝がもとで働けなくなっても補償もされず首にされてきた。

そして病気になっても放射能と因果関係は無いと言って認められず(病院を丸めこみ認めさせず)、命を落としても原発と関係がないと突っぱねられてきた。

そして電力会社は下請けの問題で関係がないというのである。

管理責任を問われ注意をうけるが守られてこなかったのである。

堅い口を閉ざす被爆者本人や家族から聞き取り、写真と共に紹介されている。


原発は「クリーンで安全である」とは程遠いものと分かる。

先日、政府の「エネルギー環境に関する選択肢」で公開で意見聴取会が開かれた際、電力会社の社員が意見を述べた。

「今回の福島の事故で放射能の直接的な影響で亡くなった方と言うのは一人もいらっしゃいません。今後5年10年経ってもその状況は変わらないというふうに考えております。
・・・」


だから安全であると言っている。

今後5年10年経って、福島を中心に様々な病気が発症しても放射能との因果関係を認めない、関係ないと言明したのと同じなのである。


隠せば安全なのか!?

原発産業に雇用はないと気付くべきです。

忌み嫌われる、命を取られる原発で誰が好き好んで働くと言うのでしょうか!?

内部告発者の勇気に拍手を送ります。

アメリカのハンフォード核施設を閉鎖に追い込んだのは内部告発からでした。

ここに記事を紹介します。


上 大量廃液 地下水を汚染
http://www.chugoku-np.co.jp/abom/nuclear_age/us/020224.html
中国新聞 (02/02/24)

かつてハンフォード核施設で、検査官として働いていたケイシー・ルードさん(46)が、広大な地にぽつねんと建つ灰色の建物を指さしながら言った。 
 
 一九四四年、マンハッタン計画の一環で建設が始まったB原子炉。第二次大戦中にさらに二基が完成。大戦後も、ソ連(現ロシア)との冷戦が続く中で六三年のN原子炉に至るまで増設は止まらなかった。

 「これほど原子炉が集中しているのは、世界中でもここだけ。プルトニウムを取り出す再処理工場も新旧三種類が建造された。放射性廃棄物による汚染状況も、全米で最悪だよ」。ルードさんは、目の前をゆったりと流れるコロンビア川の水面を見つめながら言った。

 カリフォルニア州ロサンゼルス近郊で生まれ育ち、高校卒業後、州内の原発で溶接工や非破壊検査などの検査官として勤務。その経験を買われて八五年、当時エネルギー省との契約でハンフォード核施設の操業を担当していた米有力企業のロックウェル社に入社。再処理工場などの作業工程に欠陥がないかをチェックする検査官として働いた。

 「当時は強力に軍拡を推し進めたレーガン政権下。プルトニウムの増産が求められ、安全性や環境などはおかまいなしだった」

 プルトニウム溶液の入ったドラム缶のふたの開閉は、盗難防止のために必ず二人一組で作業すること。製品化したプルトニウムは、指定の貯蔵所で厳重に保管すること…。

 作業に伴ういくつもの基本マニュアルがあった。だが、ドラム缶の開閉は何度も一人で行われた。通路に放置されたままのプルトニウム容器。溶接ミスによる容器の破損でプルトニウム溶液が床にあふれ、作業員が被曝する事故も起きた。

 安全性の無視やデザインの欠陥に伴う多くの危険。ルードさんは、何度も上司に改善を訴えたが、まともに耳を傾けてくれなかったという。

 
 そんな職場に失望していた彼に強い決意を促したのは、八六年一月に起きたスペースシャトルの爆発事故だった。

 「事故を起こしたスペースシャトルをつくったのは、同じロックウェル社。シャトルのプログラムに参加していて、ハンフォードに移ってきたエンジニアもいた。その一人が漏らした言葉が、自分には重かった。『問題点を指摘してきたが、何も改善されなかった』とね」

 このままではハンフォードでも大事故が起き、従業員ばかりでなく、外部の住民をも犠牲にしかねない…。そう思ったルードさんは、欠陥記録を手に工場長に直訴し、「改善されるまで工場を閉鎖すべきだ」と迫った。

 問題が公になれば、エネルギー省との契約更新ができなくなる。工場長はルードさんに「三カ月のうちに改善するから待ってくれ」と言った。三カ月後。変わらぬ事態に今度は「四十億ドル(約四千八百億円)の再契約後は、特進待遇を与える」と、甘言で黙認を迫った。

 ルードさんは拒否し、シアトルに出向いて地元の新聞社に内情を暴露した。ハンフォードで最初の「ホイッスル・ブロアー(内部告発者)」となった彼は、八六年十月に下院議会でも証言。その日のうちにすべての工場は閉鎖され、ロックウェル社はエネルギー省との契約を失った。

 ハンフォードで働いていた者は、全員新しい契約企業のウエスティングハウス社に移った。だが、内部告発した者への嫌がらせは想像以上に強く、八八年に解雇された。労働省に「不当解雇」訴えて訴訟を起こし、勝訴した。が、職場には戻らなかった。



内部告発は未来を変えることができるのです。

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コメント

1番~17番を表示

2012年
07月22日
12:08
iesicanさん

削除

2012年
07月22日
12:08
iesicanさん

院長の独り言にある除染レベルを上げた理由
         ↓
http://onodekita.sblo.jp/article/57153832.html

ここにもあったごまかしの方法。

こうやって被爆者が生まれてきた。

そして今も生まれている。

樋口健二さんの言葉を借りれば「被曝列島化」しているのだ。

2012年
07月26日
18:38
iesicanさん

在日フランス系市民ALEXさんの訴え


dandomina さんが 2011/07/21 にアップロード

福島の子供は線量計を首にぶら下げて学校へ行く異常を訴えています。

どんな夏休みを過ごしているのでしょうか!?




2012年
08月17日
13:30
iesicanさん

内部被ばくしているかどうかは、尿検査で

こちらのブログにたくさんコメントが寄せられています。
http://ameblo.jp/sunamerio/entry-11328585349.html

こちらのブログより転載

バンダジェフスキー博士
「尿検査による体重1キロあたりの汚染値は、
尿検査の値×150÷体重でおおよそ分かる。
岩手で尿検査6~7ベクレル出た子供がいるが、
チェルノブイリの研究では健康被害が目に見えて出てくる程度の汚染。」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

東京都のマンションで空調フィルターからウラン3,000ベクレル/kg!
2012年7月28日

http://www.tax-hoken.com/news_ad3Oodkrcc.html


今年6月にECRRのクリス・バズビー博士は東京都内のマンションの空調フィルターに付着したチリをこすり落として採取。γ線スペクトルなどを検査したところ、多数の放射性物質が検出した。

鉛210やセシウム137、ロジウム102など、都内の一般的なマンションに通常存在しない物質ばかり。中でもウラニウムは約3,000ベクレル/kgという高濃度で含まれていた。


ソース
http://ameblo.jp/sunamerio/entry-11315137039.html

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(私見)

息をしても被曝、食べても被曝、どうすりゃいいのさ思案橋・・・

だからと言ってどうすることもできないもどかしさ。

せめて、これから生きて行く世代の方に内部被ばくの恐ろしさを伝えていきたい。

国民全員が一斉に内部被ばく検査を受けたらどうだろう。(国に要求)

がれきの焼却でも放射能は拡散していると言われるのだから、もう被災地福島や東北・北関東、東京だけの問題ではないと思う。


2012年
08月22日
09:35
iesicanさん

モニタリングポストを設置してまで、ガレキを処理

院長の独り言をごらんください
http://onodekita.sblo.jp/article/57714742.html
2012年8月21日

どうしてこんな遠い北九州までがれきを運んで燃やす必要があるのでしょうか!?

ここに設置されているモニタリングポストは役人のいいなりに線量が低く出るようになっていると疑いのあるものと院長は指摘しています。

こうやって「原発被曝列島」に日本がなっていき、被爆者をうむのです。

2012年
08月30日
22:13
iesicanさん

ドイツZDFニュース「福島原発労働者の実態」


obenquaken さんが 2011/10/14 にアップロード


LunaticEclipsNukePro さんが 2011/08/25 にアップロード

改善されていることを祈ります。

2012年
09月12日
11:55
iesicanさん

原発作業員を「嘘の履歴書」で現場に。下請け構造不正の実態①

http://8bitnews.asia/wp/?p=3711
2012年9月11日

東京電力の8次下請けで働いている人の告発です。

2012年
09月15日
20:08
iesicanさん

放射線被曝から子供を守る会主催の「被曝をどう避けるか 」


講演は仙台赤十字病院呼吸器内科 東北大学臨床教授の岡山 博さん

http://www.ustream.tv/recorded/20032935
IWJ_MIYAGI 2011年12月17日

放射線とは何か?

それが身体の中に入るとどうなるか?分子が壊れる。たくさん壊れると問題が起きる。DNAが変異を起こすと問題が生じる。・・・

岡山 博教授はがれきを燃やさず全て集めて山積みし、津波記念公園として整備を求める署名運動を行っておられます。

詳しくは岡山 博教授のブログで
http://hirookay.blog.fc2.com/

2012年
10月06日
21:25
iesicanさん

「原発作業員が語る福島第一原発のその後」


tacc77 さんが 2012/10/05 に公開

新番組「報道するラジオ」より

30分で1ミリシーベルト被曝する作業が続けている人がいるという話。

日当がどんどん下げらているのに線量は下がっていないという。

自分たちは使い捨てだと語る作業員の声。

2012年10月7日追記
厚労省、東電とグループ企業を指導 違法天引き問題で

http://www.asahi.com/national/update/0920/TKY201209200479...
2012年9月20日 朝日新聞

下請け会社が健康診断費を給料から違法に天引きしていた問題が起きていた。

これは違法で厚生労働省は東京エネシスを含め元請け約30社に、再発防止を文書で指導したというもの。

(非正規雇用の人が多い原発作業員の方の命はどうやって守られるのだろうか…福一では3000人が働いている)

参考
原発下請け作業員の実態
http://www.dailymotion.com/video/xkgfmw_20110809-yyyyyyyy...
09-08-2011 投稿者 PMG5 





2012年
10月26日
09:00
iesicanさん


ふくしま集団疎開裁判で意見書を書いた松崎道幸医師(医学博士 北海道深川市立病院内科医師)の講演
hfc02677さん 2012/10/03 に公開

新知見データの解析で放射能被害の実態を報告しています。

《索引》===
0:00 松崎道幸 医学博士 北海道深川市立病院内科医師 ファイル請求先 matsuzak@maple.ocn.ne.jp
3:15 甲状腺のしこり
6;08 チェルノブイリのデータ 山下俊一のデータ と出鱈目 鈴木眞一の検査報告
11:50 甲状腺のしこり
13:18 被曝は肺の老化を進める 肺活量の減少
14:43 造血機能の低下 血液検査が必要
15:53 乳ガンの増加
17:29 先天異常、死産率、ダウン症、出生性比、子供の体調不調率
22:27 IPPNWの報告
23:10 日本の原発労働者のデータ 10ミリシーベルト/年で、死亡率3%アップ 文科省の検査報告
30:37 労働者と一般国民との比較の落とし穴
32:40 肝臓ガン 文科省の悪辣な捏造
39:15 肺ガン 喫煙との関係
41:05 今後放射線被曝の健康被害はデータ収集と共に増加するであろう
42:25 医療被曝の被害のデータの解析結果 明確
45:10 10mSv/年 で死亡率 3% 増加
46:15 福島の原発労働者 福島の住民に当てはめると....
49:23 まとめ
50:09



2012年
10月26日
09:47
iesicanさん

NHK 追跡!真相ファイル”低線量被ばく 揺らぐ国際基準”

2011年12月28日放送されました。

こちらの浦安っ子を放射能から守る情報ブログで動画が見られます。
http://shinurayasu.wordpress.com/2011/12/29/nhk-%E8%BF%BD...

2012年
11月26日
10:32
iesicanさん

55年前の事故から学ぶ

1957年、当時のウラル地方のチェリャビンスク州で爆発事故がありましたが、20年間隠ぺいされました。

旧ソ連マヤーク核施設の放射性廃棄物の貯蔵タンクが爆発の事故を明らかにしたのが、「ウラルの核惨事」の著者、生物学者ジョレス・メドベージェフ博士です。

1976年のことでした。

この事故を追ってフランスのTVが2009年「終わらない悪夢」と題して番組を制作しました。

ジョレス・メドベージェフ博士は「放射性廃棄物は確実に安全に処理する方法は見つかっていない。」

と語っています。


tensaii2011 さん  2011/05/21 にアップロード





この内容書き出しが最初の動画6分54秒位からあります。
             ↓
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-2572.html#more

参考

21世紀 核時代 負の遺産  中国新聞 旧ソ連編
http://www.chugoku-np.co.jp/abom/nuclear_age/former_sovie...
  

2013年
04月04日
09:38
iesicanさん

福島第一原子力発電所では労働安全衛生法に多く違反していた

新潮45の2013年3月号で震災日まで厚生労働省の労働安全衛生総合研究所(安衛研)に勤めておられた木村真三氏です。

記事はこちら
   ↓

http://www.gruri.jp/topics/13/03081400/

2013年
05月01日
11:47
iesicanさん

焼却炉のフィルターをくぐり抜ける放射能
拡大する管理なき被曝労働(1)

DIAMOND online
http://diamond.jp/articles/-/26833
井部正之 [ジャーナリスト]  2012年10月25日

こっそり押しつけられる放射能
拡大する管理なき被曝労働(2)

DIAMOND online
http://diamond.jp/articles/-/27576
井部正之 [ジャーナリスト] 2012年11月8日

2013年
07月27日
21:04
iesicanさん

国が定めた目の検診を東電社員でさえ4割受信せず-福島第一原発

http://www.asahi.com/national/update/0727/TKY201307260512...
朝日新聞 2013年7月27日

下請け作業員の作業員の検診状況について東電は把握していないという。

国は健康被害を見つけるために年一回の目の検診を受けるようになっているという。

(被曝量が50ミリシーベルトを超えると特殊な器具による目の検診、100ミリを越えたらがんの検診をそれぞれ年一回受けるようになっていると言うが・・・)

東電の社員でさえ対象者の4割が受診をしていないのに、下請け作業員の未受診者は・・・

国は2年4カ月前に制度を作ったが機能させていない。

2013年
09月11日
12:03
iesicanさん

牛乳が飲みたい_原発・勇気ある撤退 .

この映像 '88年原発ドキュメント は1986年のチャルノブイリ原発事故の後、原発37基の時代に製作されたものです。





ソース
http://housyanou28.seesaa.net/archives/201309-1.html

2013年
10月02日
11:34
iesicanさん

ドキュメンタリー映画「プルトーンの火 世界の核汚染と日本の原子力政策 」



動画の説明に

1993年オーストリア、ザルツブルグで行われた世界ウラニウムフォーラムに出席した被害者たちと日本の原子力政策に関するドキュメンタリーに関するドキュメンタリー

とあります。

14分過ぎに、故アリス・スチュアート博士が日本の原子力政策は破滅への道だと提言しています。彼女は1997年に結成された欧州放射線リスク委員会(ECRR)の初代議長で、1956年から低線量被ばくの危険性を発見し警鐘をならし続けました。

1番~17番を表示