おはようございます、ぴゅーぴるです。
昨日は一日遊んだあげく、帰ってきてからすぐに寝てしまったので日記を書けませんでした
というわけで、今日は朝から。
予備校の、ある先生のことについて回想したいと思います。
ある、英語の先生でした。
その先生は、多数いる予備校の先生の中でもかなりの異彩を放っている先生でした。
言うこと生徒にアドバイスすることが、他の先生と180度違う。
極端な例を言いますと、
授業中は完全集中しろ、
授業中にペンは回すな、
女子はヒールのある靴を履いてくるな。
そのあまりのストイックさに、予備校生の中ではその先生をリスペクトする人と嫌悪する人の真っ二つに分かれ、
嫌悪している人達は、その先生をリスペクトする人達のこと「○○先生の信者」とまで言っていました。
私は、いわゆる「信者」の方でした。
それは、先生が言っていることが受験勉強だけに必要なことだけではなく、これからの人生においても役立つことだからと思ったからです。
忘れもしない、去年の四月。初めて受けたその先生の授業。
その日、先生は一枚のプリントを配りました
(といっても、そもそも黒板を使わず、プリントと口頭で授業を進める先生だったのですが・・・)。
ぱっと流し読みしただけでも、
現役生が読んだら、きっと拳銃を後ろからつきつけられるような気持ちになるんだろうなぁという感じの内容のプリントでした(^^;
(浪人生にとっては、もうすぐ死刑台に送られるような気持ちになるプリント・・・・)
その中に書いてあった言葉が、今思うと
私の中で雷級の衝撃でした。
『本番に弱い人間が本番に弱いのは、
日頃の一発勝負 ーーー 挨拶、生活習慣ーーーーなどによって自分のことを律していないからだ
日々の一発勝負に勝てないやつが、本番に勝てるはずがない。』
どうして自分が浪人してしまったのか、その理由を真正面からつきつけられたような思いでした。
そして、この言葉をためらいもせずにつきつけてくるその先生に、かなり感動しました。
そして、私がその先生をリスペクトしたもう一つの理由。
それは、その先生自身が生徒にアドバイスしていることを、
自身が一番厳しく守っていることでした。
毎日運動する。
寝る時間、起きる時間は崩さない。
食事はきちんととる。
掃除は日にちを決めてやる。
当たり前のことを当たり前にやる。
それが、先生が生徒に向かって毎回のように言っていた言葉でした。
この先生に出会えただけでも、
浪人した価値はあった、と私が思うほどに
とても立派な先生でした。
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