Q-Eng

＞自国内には原子力発電所を持たない国オーストラリア。被ばく国であるにもかかわらず、狭い国土に世界第3位の原発数を誇る原発大国･日本。


　ここの比較は、正直納得いかないですね。諸々の諸条件が揃っていないので、比較にならない。
　日本は資源がない国なので、原子力で発電する方が高効率で最善の選択肢である、というのが原子力支持派の一般論です。原油を使用した火力発電だと、どうしても輸入コストが電気代に乗っかってきます。それに比べると原子力の方が安く収まる、という結論なんだと思います。個人的には計算した事はありませんが。
　エネルギー原産国でない、というのはそれだけで不利なことなんですね。
　

　日本の経済環境としては、人口が１億２千万人います。少子化が叫ばれていますが、これは意外と大きい数字です。アメリカが3.6億人くらいで、UKは6,000万人。UKの領土が日本の３分の２程度だということらしいので、日本は意外と人口密度が高く、UKと比べると領土の割に養わなくてはいけない人口が多い、ということになります。
　そういう国のエネルギーを毎日、安定供給するには原子力が一番安定していて、効率がいい、という考えに落ち着くのだと思います。


　一方オーストラリアは、原油も生産しています。世界では40位台で、11十億USドルの生産高、つまり日本円で１兆1,000億円の輸出益です。データを見るとアメリカの１０分の１の生産高らしいです。人口は2,200万人。鉄鉱石などの資源が裕福な国として知られるオーストラリアが、あの領土でこの人口です。
　原油を使用した火力発電に自然再生エネルギーを加えれば、2,200万人の人口なら、原子力は要らないのかもしれません。何より鉄鉱石等の資源を売って得ている利益が大きいと思います。

　資源国のメリット、というのは例えて言えば、イケメンの男やカワイイ女の子のようなもので、生まれ持った魅力があるのと同じだと思います。何もしなくても人気がある、買い手がいる、そんな感じです。
　資源のない国は勉強ができるとか、音楽ができるとか（オーストリア・ウィーンとか？）、それぞれ後天的な魅力を努力して身につけないと、周囲は注目してくれない。


　ともかく、オーストラリアは原油を国内で消費すれば１兆円のエネルギー輸入コストを削減できる訳です。１兆円浮かせる事ができれば、今の日本の財政では１％近い歳出が削減できます。１兆円を他の歳出に充てる事ができます。



　日本がこの先、どういうエネルギー政策を行うのか注目していきたいですが、円安になれば輸入コストは上がります。そうなると企業の利益や家計を圧迫します。そうなるとやはり原子力の役割は見過ごせなくなります。
　原子力反対と言いながら、原子力発電を止め火力発電を3.11以降、増やしたことで最終的に電気代のコストが上がっていることに不満を言う人間は、そもそも何も分かっていないのでしょう。

「美味しんぼ」騒動

「鼻血は事実」〜福島の母親達が会見

ourplanetーＴＶ 　

２０１４年５月２２日

関連
「鼻血、医学的根拠ある」　専門家ら反論会見
http://www.asahi.com/articles/ASG5R517DG5RUGTB00R.html?ir...
朝日新聞　２０１４年５月２４日

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井戸川前双葉町長がモスクワのテレビに出演


Jonny Raydenさんが２０１４年４月２４日に公開

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鼻血について　カルディコット博士の見解


２０１３年２月２４日

いま福島を描くこと　 ～漫画家たちの模索～

２０１４年６月２日放送のＮＨＫ　ETV　クローズアップ現代の動画がこちら見られます。

http://www.dailymotion.com/video/x1y3wts_%E3%81%84%E3%81%...

双葉町から避難した住民の声


２０１４年５月１９日　VOICE OF FUKUSHIMA

広河隆一氏ら実施したチェルノブイリ事故後のアンケートから美味しんぼ騒動を見る


2014年5月17日

関連
http://hibi-zakkan.net/archives/38098019.html

アンケートの結果
http://daysjapanblog.seesaa.net/article/396967390.html
DAYSから視る日々