今日の問題は、英エコノミスト誌からの出題です。
スターバックスやAmazon、Googleなど大手多国籍企業が行っている法人税回避戦略について規制の動きがでてきているという話題でした。
「英スターバックスの法人税騒動」
テスト問題:
http://puffer.daiwa-hotcom.com/cgi-bin/word/xml.php?id=10103
元記事: Starbucks’s tax troubles are a sign of things to come for multinationals
http://www.economist.com/news/business/21568432-starbucks...
JPプレス 翻訳記事:
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/36792
メモ:
スターバックスのメニューみたいですが、ダッチ・サンドイッチとダブル・アイリッシュっていうのは法人税逃れの(今のところ合法な)手法なんですね。
例えば米国で生まれた特許などの知的資産をアイルランドの関連法人に移す。
これをオランダの法人を介しアイルランドの別の関連法人にライセンスする。第2のアイルランド法人は製造や電子商取引の事業会社。同社が払う特許使用料は逆の流れで最初のアイルランド法人が受け取る。
(日本経済新聞2012年7月3日17面)
所得がアイルランド法人からアイルランド法人に戻るので、「ダブル・アイリッシュ」、間にオランダ法人が挟まれるので「ダッチ・サンド」と言われるんだそうです。
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